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かとう あきら

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2021/06/07
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カテゴリ: 日記


「のっぺ」があった。
新潟だねえ。
もちろん喰う。

午前、 ピア万代 へ。
魚を購入して自宅へ送るミッション。
ヒラマサ、あら、鮭の焼漬、ヒラメ刺を購入。


漁船があるこーゆー風景が好きだ。

9時台だと人は少なく、
ソーシャルディスタンスはバッチリ。
昼は 小嶋屋 で。
たれカツ丼のセット






へぎそば久しぶり。うまーい。
そばを大盛りにすればよかった。

基本的にホテルの部屋に閉じこもって勉強。
Beethovenの予習。
秋の本番の一曲と、
直近に指導する二曲。
遅れてBeethovenイヤーがやってきた感あり。




午後、再び シネ・ウィンド
小森はるか&瀬尾夏美監督
二重のまち 交代地のうたを編む 」(2021)
舞台挨拶回を鑑賞。
おれはこの作品は2回め。
初回よりも楽しめた。
初回は「空に聞く」の翌日に観て、あまりの作風の違いと、ちょっと前衛性に戸惑ってしまってしまい、作品に入っていくのに時間がかかった。
今回は楽に入ることができた。
おもしろかった。
よく考えたらそんなに前衛じゃないじゃん。「伝承」って特に前衛じゃないもんな。でも作品の構造はやっぱりけっこう前衛(・・;)


嵩上げされた地面の下のまちが
静かに蠢いているような感覚。
そうした蠢きの気配を丁寧に感じ 続ける こと。
土地の人々の声に耳を傾け 続ける こと。
そして語り継ぐこと。

続けること...続けること...続けること...

新潟の映画館の自分の足下にも
そうした蠢きが感じられるような気がして、
その感覚にぞくぞくした。
それはもちろんホラー的な感覚ではなく、親密でどこか懐かしく、
ちょっと切ないような…独特な,,,

伝承の構造。
民話の発生。

この刺激的でスリリングなワークショップの仕組みが
本当に凄いと思う。

そしてそれが、
独特な「映画作品」として成立していることに改めて驚愕する。
凄い。



これは震災からある程度時間が経過して
嵩上げという段階に至ったからこそできること。
震災当時のどうしようもない生々しさの中では
話が伝わって自然に醸成されてゆくのは難しい。
語る方はあまりにつらすぎるし....聞く方もつらい。
そもそもそれどころじゃなかった。
時間が経過したからそれでも語れるようになった。



上映後は小森監督と瀬尾監督と
出演の 古田春花さん の舞台挨拶。
有意義だった。
オンラインではなくリアルで。
贅沢。

小森監督の実際のサイズ感がわかってよかった。
思ったりずっと小柄な方だった。
オンラインの挨拶だと
スクリーンに大きく映し出されちゃうし、
ネットに出てる写真とかで
小柄だってことは大体わかるけど、
リアルだとちゃんとわかるよね。
(おれはこーゆーことはけっこう大事だと思ってる)

古田さんは新潟のシンガーソングライター。
そうか、新潟の人だったのかー。
最後に一曲歌ってくれて、
これがとても素敵でした。
思いがけないミニライブに癒された。

シネ・ウィンド はこの土日の二日間、
小森監督の特集と今田監督の特集上映が同時に行われていて、かわりばんこに監督の舞台挨拶が行われるとゆー、
とんでもなく刺激的な状況だったのだ。
凄すぎだ....


ホテル戻ってちょい休憩。
早めの夕メシ

熊笹 に備える。
久々の みかづき のイタリアンに元気もらって
いざシネ・ウィンド二日間の〆の「熊笹」へ


夜に続く。





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Last updated  2022/07/26 06:25:46 PM


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