元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2022/05/09

陸軍 2022/04/12
暖かい一日
ちむどんどん
島豆腐、ゆし豆腐、いいなー。
ウルトラお人好しな仲間由紀恵さん👍

島津保次郎監督「私の鶯」(1944)観る。
満映の作品。
台詞のほとんどがロシア語。日本語はほんの少しとゆー異色の作品。
これもまた一種の国策映画と言っていいのだろうと思うが、あからさまな「撃ちてし止まん」な感じではなく、ハルピンの豊かな芸術文化を誇示する作品。
同じ1944年の木下恵介監督の「陸軍」などとは愕然とするほどムードが違う。
この時期にこーゆーのが作られてたのが凄い。
満州だからできたんだろうなあ。
そして甘粕がいたから。
満映の作品は多くが失われてしまったらしいが、
これは幸い発見されたもの。
資料的価値めっちゃ高い。
こーゆー貴重なものがYoutubeで普通に観られる。素晴らし。
これは観てよかった。

ハルピンのオケとオペラ総出演で当時の様子がよくわかる。
ちゃい子「スペードの女王」グリンカ「皇帝に捧げた命」「ファウスト」（ロシア語歌唱）劇場や野外音楽堂の雰囲気も素敵だ。
ハルピンはオケも歌手も観客もロシア人が多かったので、レパートリーも自然にお国ものが中心。
劇場でオペラ上演中に赤系ロシア人の野次で上演が大混乱になる場面がある。グリンカやちゃい子のオペラはどうしても王侯貴族の物語が中心なので、階級闘争まっしぐらな赤系ロシア人には気に入らない。オペラの歌手は白系の人が多かったし....
実際に劇場ではこーゆーこともあったらしい...

そしてハルピンの美しい街並み！

李香蘭、素敵だ。
ハルピンオペラのバリトンのサヤーピンが出演して素晴らしい演技と歌を披露する。
この作品では主演の李香蘭の歌も聴ける。
彼女は白系ロシア人の歌手にレッスンを受けていたので、バリバリにクラシカルな訓練を受けているのだ。特にピアノ伴奏の「ペルシャの鳥」(Brozorouski.)が超素晴らしいと思う。
主題歌「私の鶯」（服部良一）では若き辻久子さんがオブリガートのソロヴァイオリンを弾いてる。超初々しい辻先生。

オートミールとキャベツのチャーハン
アジアンな味付けのでベランダのパクチーは必須。

読書。レクチャー原稿だいたい10月まで書けた。
夏はステージに立つこともあってスコア中心になって
集中して書いてられない感じになりそうなのだ。
その上、来年分の資料集めとそのインプットもある。
来年はおれ的に未知の部分が多い分野。今年の12月の回もそうなのだが、いつもより余計に準備が必要。
だから書けるものは早めに書いておく

夜、麻婆豆腐