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かとう あきら

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2022/07/24
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カテゴリ: 日記


ブラックボックスの「​ ユダヤ人の私 ​」(2021)観る。ホロコースト証言シリーズ”第2弾


公開を待ちかねていた作品。
前作はナチス側だったが、今回はユダヤ人。収容所を生き延びたイタリア系ユダヤ人のおじいちゃん・マルコ・ファインゴルトさん。ユダヤ系イタリア人といえば、アルベルト・モラヴィアだよなー...。(モラヴィアと同じような年代)
なかなかの男前でお洒落。イタリア系でオーストリア在住ってのは納得。「ゲッベルスと私」のポムセルさんとは全然違うタイプ。二人とも誠実に率直に語っているのは同じだが、タイプが全然違うのがおもしろい。彼は多くのユダヤ人難民を国外に脱出させるために尽力した有名人で、人間的魅力と俠気に溢れる人物。ザルツブルクのユダヤ人コミュニティの中心的存在でもある。ポムセルさんよりも大きな「社会的存在」としてずっと生きてきたってところが違うのだろうな。このインタビュー時は105歳!年齢を感じさせないしっかりした語り口。まさにその体験者が語っているとゆー重さ。そして彼は今でも心ない誹謗中傷に晒されたりもしている。ヨーロッパの人種問題は根深い。闇が深い。
徐々に反ユダヤに社会が傾斜してゆく感じがマジ怖い(そーゆー芽は今の時代にも根強く存在する...)。オーストリアもまた熱狂的にナチスを受け入れた国。その熱狂は瞬間的にはドイツをも上回っていただろう。
今作もまた非常に貴重なインタビュー。前作もそうだが、歴史的資料として本当に貴重だ。彼はインタビューの後106歳で亡くなっているのでこれはまさに最後の証言になった...
おれはこの連作がオーストリアの作品だってことがとても興味深い(ブラックボックスはオーストリアのチームだ)。第3弾、早く観たい。

上映後
配給のサニーフィルム有田さんのトーク。相変わらず面白いトークで、めっちゃ有意義。とても勉強になる。おれはいつも有田さんのイベントをとても楽しみにしている。こないだのドキュ穴もとても良かった(ドキュ穴には有田さん時々呼んで欲しい)。おれは有田さんのお話が本当に好きなのだ
間引き人参のサラダ感動の旨さ。



メンチカツ、ハムカツ






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Last updated  2024/01/30 10:11:40 AM


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