元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2022/08/11

昼、 URAN で溜まり醤油つけめん
旨い旨い。

相生座ロキシー
深川栄洋監督「光復」(2022)観る
主演、宮澤美保さん。宮澤さんはおれの超フェイヴァリットな映画「櫻の園」(1990)の城丸を演じていた役者さん。おれは知らなかったのだが宮澤さんはなんと長野市出身なのだった（うれしい）
深川栄洋監督と宮澤さんはご夫婦。深川監督は商業映画の中堅監督。ヒット作も出してるしネトフリでも作品を任されるような手練れの監督さんだ。そんな監督が「自主映画」を撮るってのは余程の覚悟なんだろうなあ....
と、そんな感じでおれは興味を引かれて、公開を待っていた。
ロキシーで先行公開が始まってみると、
監督ご夫妻が連日舞台挨拶に登壇して
作品を盛り上げようとしている熱意が日々SNSで伝わってくる。
なかなかこんな風にはできないものだ。すごい。
おれは公開直後の舞台挨拶回に行こうかと思ったが
早々にソールドアウトで断念した。(ﾟωﾟ)

めっちゃ長野な作品。
役者の多くが長野の人で、撮影も長野。
ツルヤテンホウ市民病院など馴染みのあるところ出てきて、
地元のおれ的には不思議な感覚。
演技経験ない方も多いらしいがみなさんなかなか立派。

作品の空気感がドキュメンタリー的にリアル。でも映画の展開や演出がかなり強引なところがあったりして、ちょっと笑えるほどだ（ヒロインを次々に襲う不幸の波状攻撃）。B級テイスト・レディコミ感...。
リアルな空気感とB級テイストの混在が独特。そこに社会問題も絡んでくる。
それで最終的に色即是空な方向に行ったかと思うと、気合の入った渾身の一撃をぶっ込んできたりして、なかなか油断ならない...
自主だけど手練れの監督さんが撮ってるので作りはすごく「ちゃんとしてる」が、自主らしい手作り感もある。

それにしても宮澤美保さんの素晴らしいこと。
体当たりな熱演。めっちゃ美しい。魅力的。
この作品で宮澤さんを再認識・再発見する人も多かろうと思う。
「 42-50 火光（かぎろい）」も興味あり。
実家。レッスン

今日もコロナ多い