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かとう あきら

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2022/11/03
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カテゴリ: 日記


昨年に引き続き東海市
ホテルからホールが近いのは
ホントにありがたい。

楽屋入りしてリハーサル。
広いホールの響きを楽しむ。




お子様たちは動画鑑賞。
ラプンツェル観てたらしい。
(*´ω`*)


昼めし、近くのスーパー「​ マルス ​」で買った弁当二種類を家内と分け合って食う。

​​
しらす丼



追加で買った生しらす。
これが激旨だった✨



そして鯖弁当。

14時から本番
スコリク:メロディ
ドヴォルジャーク:弦楽セレナード
ベートーヴェン:交響曲第2番

前半
一曲目のスコリクはおれは知らない曲だった。
今こーゆー状況なので
けっこういろんなところで取り上げられているようだ。
サウンドはフランス映画の音楽に近いかな。
ジョルジュ・ドルリューとかの感じ
(「​ 隣の女 ​」とか「​ 軽蔑 ​」みたいな)。
こーゆーのはいくらでも感傷的にでき流だろうが、
できるだけ距離とって冷静でいられるようにする。
戦争の状況を考えると感情が激しそうになるけれど....
こーゆー時だからこそ、尚更冷静でありたい。


Dvorakのセレナード。
これは学生時代に叩き込まれたので、よく知ってる音楽。
ステージで指揮するのは超久しぶり。
とゆーか、
実を言うとおれはこの曲をずっと意識的に避け続けてきた。
後半のベト2も同様にずっと避けてきた。
今回は、おれ的にずっと避けてきた2曲に思い切ってチャレンジすることになって、個人的には思い切りが必要なプログラムだった。
昔やったDvorakの弦セレはオケはすごくよく弾いてくれて、録音を聴くとホントにいい感じなのだ。
ただ、おれは自分自身に納得いってなかった。
それでいつの間にかこの曲をやることが「恐怖」になってしまって、ここまできてしまった....。
で、今回やってみると、意外とそれほど恐怖でもなかった。
昔のおれは若さと経験不足でバカみたいに空回りしてただけ。
ただひたすら若かったとゆーこと....

エネルジコはよく弾いてくれた。時々驚くほどいい音してた。
去年のちゃい子・グリーグの経験が大きい。
今年のエネは弦楽合奏の良さが昨年より更に伝わってきた(弦合奏はオケでもなくカルテットでもない独自のジャンル)。
今年、彼らと一緒にこの曲ができて本当によかったと思う。
ここでやらなかったらおれは変な苦手意識を抱えたままだっただろう。
リーダー・りかちゃん、よく引っ張ってくれた。頼れるリーダー。柔らかく自然にまとめてくれる。
おれは彼女の強い「Dvorak愛」に大いに助けられた。
彼女がいるから思い切ってチャレンジしようと思えた。

それにしてもなんという素晴らしい音楽。「奇跡的な瞬間」で出来上がっている作品。


休憩中も側に来てフレンドリーに話しかけてくれる子。優しい・かわいい。

後半のベト2も、
ずおれは苦手意識が抜けないままここまできてしまった。
これは学生時代に何度も弾いていて、なかなかうまく弾けなくて「苦手意識」がバッチリ刷り込まれてしまったのだ。



そんなわけでベト2は
今回初めて指揮する「ネタおろし」の曲だった。
Beethovenもおかげさまでいろいろ振ったが、
2番ってやっぱりあまり回ってこない。
6月にソノーレ長野で1番やって、そのまま引き続き2番ができたのはおれ的にはとても勉強になった。思いがけずちょっとしたベートーヴェンイヤーになった。おれのベートーヴェンイヤーはコロナですべて吹っ飛んだと思っていたので、ちょっとびっくりだ。
今回のベト2はシリアスで厳しいBeethovenにしたくなかった。もう耳の病気がひどくて、遺書まで書いた時代の音楽。そーゆー中でこーゆー生きる喜びや楽しさに満ちた音楽を書いたから彼は偉大だと思うのだ。第九を先取りしたような感じももちろんあるけれど、そっちに寄せたくなかった。第九よりもRossiniを先取りしたようなところ・未来派なところを重視したいと思った(長野のベト1からずっとおなじ方針)。オケはおれの言うことをよく理解してしっかりついてきてくれた。指揮してて楽しめったし、やりやすかった。ありがとう。
それでお客様にも楽しんで頂けたなら幸い。

アンコールはDvorakのスラブ舞曲Op72-2と72-4。つまりドゥムカを2曲やったとゆーこと。オープニングがウクライナなので、もちろんそれを受けたチョイスだ。72-4はあまり有名ではないが、身震いが出そうな凄まじい音楽。今回やってみてスラブ舞曲の第2集Op72のあまりの素晴らしさに圧倒された。圧巻の曲集。やばいすごい。

今回はエネルジコとしては久々のオーケストラの公演。できて本当によかったね。去年は弦楽だけだったから、管打が入るのはホントに久々。

コロナ禍で管打入ると会場の制約もあったりして、かなり難しかったようだ。いやあ大変だ。施設によっては、緩んだとはいえ今も一応コロナ禍だから制約残ってるところもあるだろう。
はやくぜんぶ元に戻るといいな。

エネルジコはコロナ禍がきっかけで新しい出会いもあったりして、弦楽の経験もできて、音も雰囲気も少し変わった。こうやって時々新しい風が入るのはなかなかいいことだと思う。


終演後はそのままみんなでホールであいさつして解散。そうそう、にゃんこのカップをお子様からもらってうれしかったな(もちろん毎日愛用してますよ!)
数人でサイゼでちょっと飲む。
やっぱり打ち上げいいね。

もっと賑やかにみんなで大騒ぎして飲めるようになるといいな。

みなさんお疲れちゃん
ありがとう
またね!







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Last updated  2022/11/03 10:39:18 PM


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