元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2023/12/27

長久手へ。文化の家。
いやあ、おれが長久手でステージに立つなんて！生きてるとおもしろいことがあるなあ。うっかり死んでる場合じゃない。
昼からリハーサル。
コーラスは新たな感染なし。
ホントによかった。
ステージ意外と狭く、ピアノの配置が難しく、手間取る。
今回はピアノが超大事なので（オケではなく絶対にピアノでなければいけない）できる限りピアノを真ん中に寄せたい…
（馬蹄形に山台組んでコーラスがピアノを取り囲むようにしてもよかったかもなあ…でもコーラスの台組むところからだから、今回のような特殊なケースでは準備が難しかろう…。）
リハーサルはサクサク終える。声は有限。
コーラスもソロも良好。
今回は字幕入るのでお客様も理解しやすかろう。だからなおのことTextをしっかり伝える必要あり(ΦωΦ)

開演。大規模な追悼コンサート
大下先生愛に満ちた空間。
第一部は大下門下のソロのステージ。第二部はゲストの先生のステージ（県芸の学長先生とか）おれは楽屋のモニターで拝聴。みなさん素晴らしい👏

楽屋でお弁当をいただく。

第三部がおれ担当。
J.S.Bach Musikkapelle
のステージ。

バッハ:モテットBWV118
バッハ:カンタータBWV140

このコーラスは大下先生のご指導で、大学内で活動してきた。コーラス（特にバッハ）は学内だけで編成することは困難。男声はほとんど一般の愛好家の皆さんで、女声には大下門下の方々が混ざるとゆー感じのプロアマ混成チーム。アマと言っても大下先生の指導を受けられた方もいらっしゃるし、通常のアマチュアコーラスに比べると歌える方が多いと思う。後輩ちゃんたちが発声はもちろん事前指導もおれの意図を汲んで丁寧にやってくれてたので、おれはホントに楽させてもらった。

本番、よかった。ソリストの先生方めっちゃ素晴らしかったし、ソロを歌った後輩ちゃんたちも超素敵だった。コーラスも生き生きと歌えていてとてもよかった。しっかりTextも伝えられていたと思う。
それにしても素晴らしかったのがピアノのさきちゃん。今回おれはピアノをオケの代用とは全く考えなかった。ピアノの良さピアノらしさを前面に出そうとした。ピアノとコーラスとソリストのセッションを目指した。
とはいえピアノ用に書かれていないのでもちろん弾きにくい。ピアノ的ではない楽譜をピアニスティックに弾くとゆー二律背反。さきちゃんよくやってくれたなあ。

カンタータもモテットも感動的な作品だった。バッハ凄すぎ。今回コーラスと一緒に勉強させてもらえて幸せだった。Textの大切さを改めて思い知った。ものすごく長い時間をかけて磨かれてきた聖書やコラールのことばの素晴らしいこと！

コーラスとはこれでお別れなのが寂しい(´；ω；｀)

こーゆー公演は押すのがふつうだが、今回はけっこう時間通りに進行した。進行素晴らし。

終演後、楽屋でかわいい後輩ちゃんたち✨と1枚。
今回は彼女たちがホントによくやってくれて、おれは好き勝手なこと言ってただけ。楽しくやらせてもらいました。
後輩っていいな、ありがとう。
そして母校っていいものだなと心から思った。おれもまた母校の伝統の中に生きているんだってことを確認させられた。