PR
Calendar
Freepage List
Keyword Search
ダニエル・シュミット監督「 天使の影
」(1976)観る
最高だった。ダニエル・シュミットとゆー以上にファスビンダーだった。
ファスビンダーの原作戯曲をシュミットとファスビンダーが脚本にして、レナート・ベルタ撮影、イングリット・カーフェン主演、ファスビンダー出演とゆーものすごい布陣の作品。ドイツの歴史を踏まえた寓話。
イングリット・カーフェンが結びつけるシュミットとファスビンダー✨
レナートベルタとシュミットの作品だから、とにかく息を呑むほど美しいショット満載。決まりまくる構図。殺風景な部屋ですらやたら美しい。ファッショナブルにならないけど、でもやっばり美しいんだよなあ…この二人のコラボならではとゆーことか。イングリット・カーフェンがちょい違う感じなのが新鮮。やっぱりファスビンダーが関与してるからなんだろうなあ。
ファスビンダーの酷いヒモ男の演技がやばい最高。この空気感尋常じゃない。
白から黒になってゆく物語。
娼婦たちが出てくるシーンが👍。序盤イルム・ヘルマンが出てきたときには、おおー!ってなった。
イングリットは「人気のない娼婦」とゆー設定だけど、やっばり異様な魅力を強烈に発散してる。これに対抗できるのはやっばりイルム・ヘルマンだけ。
この作品はドイツでは、大論争になったそうな。
いま観るとなぜそこまでヒステリックな騒動になったのかよくわからない。当時のドイツは過敏すぎるほど過敏だったとゆーことか。
金持ちのユダヤ人が強引なやり方で商売をひろげてゆく。ドイツ人はナチ時代の負い目があって金持ちユダヤ人をしっかり批判できない。そのユダヤ人に囲われるドイツ人娼婦。しかもその娼婦の父親はナチの将校だったりする、とゆーような設定に眉をひそめる人はいるだろうけれども…ドイツを描くときに、やや強烈かもしれないけどこの設定がすごく絶妙だってことはいえるだろう。ドイツを考えるときナチスのこともユダヤのことも避けては通れない。
まあ、実際そーゆー悪いユダヤ人もいただろう。
おれはこの作品は生きてるうちにスクリーンで観ることは叶わないのではないかと半ばあきらめていたのだ。それを長野で観ちゃってるしあわせ!昔のおれが知ったら驚くだろうなあ。近年は少しずつダニエル・シュミットが見られるようになってきていてありがたいこと。この感じなら「今宵かぎりは」も「ラ・パロマ」も観られるようになるだろうか。なってほしい。
原作戯曲読んでみたいなー。
天使の影【Blu-ray】 [ イングリット・カーフェン ]
昼
山とも庵
茸せいろ
大満足
家内は
くるみせいろ
気温高く暑い。
どうかしてる
夕メシ
ポトフ