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2007年01月19日
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カテゴリ: 起業・ビジネス
zuien

昨夜、ある会社の新年会にお呼ばれした。
教えてもらった店は、その会社から遠いというか、実距離よりもアクセスのほうが悪い場所にある中華料理店。皆さんそんな時間に来られるのかな?と心配だったが、やはり予約された個室に行ってみたら私が一番乗りだった。
「随園別館」
http://www.zuienbekkan.co.jp/top.html

キレイな建物でもないし、テーブルに置いてあるメニューを見ても単品のほとんどが千円以上でしてけして安くはない。横浜中華街のような価格設定だ。トイレに行けばイマドキ和式トイレ。しかし、店内はグループ客で満席。どうしてこの店になったんだろう?と思っていたが、あとで聞くとその部署のトップの方の行きつけの店で、その部署の新年会はもう何年もここで開かれているそうだ。なるほど、なじみの店でしたか。

全員が今年の抱負を述べて、出てきたお料理を平らげた頃、部署の管理職の方が言われた。
「皆さん、料理おいしいと思いましたか?」。
皆、きょとんとしている。


つまりは、料理がおいしいということは二の次で、「まずかった」でも「○○さんが酔っぱらった」でも、何かを一緒に体験することが職場の同僚として重要な財産になるということらしいのだ。

最近は社員旅行など企画しても「参加は義務ですか?休日出勤扱いになるんですか?」などと言って参加したがらない若手社員が多いという。終業後や休日まで会社の人と一緒なんて・・・皆一緒に団体行動なんて格好悪いということだろう。

自分のことを思い返してみる。新卒で就職してから、忘年会、新年会をはじめとして、暑気払い、社員旅行、納会、ナントカ狩り、バーベキュー、屋形船、クリスマスダンスパーティー、創立○周年記念パーティ、プロジェクト打ち上げなど数々の福利厚生行事に参加してきたが、「店がイマイチだ」とか「誰それさんと同じテーブルはイヤだ」、「休みがつぶれてしまった」など、不満ばかり口にしてきたような気がする。私もほかの人も。
その行事の意義など考えてみたこともなかった。

しかし、確かに社会人になって初めて上司が女性社員だけを連れていってくれた「しゃぶしゃぶ」は鮮明に覚えているし、同じ会社の人だけで行ったハワイは珍道中でおかしなことがたくさん起こった。創立記念式典の全社大会では支社から若手二人がアイドル歌手に扮して踊った。万博の打ち上げはステキなフレンチだったまでは良かったが、料理が出るのが遅くて全員が苛立った。さまざまな思い出がよみがえってきた。当時の同僚が集まれば、その話題でかなり盛り上がれそうだ。

会社側は費用を負担してたくさんの思い出をつくってきてくださったのだと思うと、これまでの上司や経営陣一人ひとりにお礼を言いたくなってきた。今度は自分が関係者にこういう思い出をつくってあげる立場になったのだと思う。
やっぱり来年もイー・プレゼン大忘年会だけはやらなくては・・・。





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最終更新日  2007年01月19日 19時06分58秒 コメントを書く
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