人間の大地




思いがけず、鳥肌が立つような文章に出会うことがある。

少し前の本だが、犬養道子の「人間の大地」も、その1つだ。

世界の隅々で、想像もつかないことが起きている(いた)現実を
30を過ぎた自分があまりにも知らなかったことに対して呆然とした。
時代を経ても、冷然と事実を伝えることのできる言葉の重みに
衝撃を受けた。

Ignorance and incuriosity are two very soft pillows.
無知と無関心は至福の安眠をもたらす。

自分がものを知らないことが他人を不幸にする原因になりうる
なんて、考えてもみなかった。


“表現の自由を抑圧された国に生きている私たちにとって、
彼ら(外国のジャーナリズム)は恵みのような存在です。”
                  ----アウンサウンスーチー


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