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おひさです。前回の日記から4年2カ月。この沈黙の間にまたワシントンDCに戻りました。ブログよく削除されなかったもんだ。DC生活再スタート後のこの1年で、・昔のお友達と再会したり、・新しいお友達ができたり、・ガソリンの値段が1.5倍になってたり、・運転免許取るのが相変わらず大変だったり、・アイスホッケーにはまってみたり、・BBQにはまってみたり、・勉強会作ってみたり、・美味しいお店開拓したり、・馴染みのお店が潰れてて悲しかったり、・DCの桜に相変わらず感動したり、・DCの渋滞に相変わらずげんなりしたり、とまあいろいろなことは起きてるんですが、ブログどうしよっかな。再開しよっかな。ということで、まずはご挨拶がてらの一本!
2011年06月26日
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2016年夏のオリンピック、石原都知事が先日再選されて「さ~東京誘致に向け追い込みかけるぞ~!」ってなもんなんでしょうが、このたびアメリカが候補地をとうとう絞り込みましたね。 何とあけてびっくり、シカゴだそうな。 そっかそっか。私の「故郷」どうしがオリンピック開催地を巡って火花を散らすわけね(笑)。 私としてはどっちも応援したいですけど、シカゴでの初のオリンピックってのもすごく見てみたい気がする。まあ前回の東京オリンピックも見たわけではないですけどね。 仮にシカゴでオリンピックやったらどんな感じになるのかな~。想像してみました。1.コンセプトカラーは青。(96年アトランタ五輪がコカコーラの赤で彩られたのの向こうを張って、シカゴの番長・ユナイテッド航空のイメージカラー使用か?)2.競技は深夜時間帯に多くなる。(シカゴの夏は暑い。冬は寒いが夏もハンパでないので、気温対策。また、中西部シカゴの深夜は欧州では朝、アジアで昼、米西海岸では宵の口。TV放映上おいしい)3.クライマックス競技・マラソンはミシガン湖畔は走りまくり。(夏のミシガン湖は美しいですからのう。摩天楼をバックに湖畔を走る選手をぜったいに水上から撮る)4.選手村には巨大マクドナルドブース設営。(何せ記念すべきマック第1号店はこの地ですから)5.聖火台点灯はマイケル・ジョーダン。(シカゴでこの巨大スポーツイベントやる時に、この方ははずせないでしょう)6.その頃の大統領は、今話題のシカゴの星・オバマ上院議員かも?? 。。う~、こうして挙げてみるとますます見てみたい気が。 開催地決定は再来年だそうですが、さあこれからの両都市のデッドヒートに期待ざんす~。ちなみにも一つ名乗りを上げている南米リオデジャネイロも侮れんぞ(笑)!
2007年04月15日
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4月になりましたね~。東京はこの1週間ぐんぐん暖かくなって、桜もピークに向けてまっしぐらであります。 この最良の季節に再認識。やっぱし私が生まれ育ったこの日本つう国は美しいやね~。 ワシントンDCも、クルマで走っててふと見ると道の脇に見事な桜が!みたいの案外あるんですが、やっぱ東京はケタが違うわい。 そんな桜見まくりウィークエンドのお気に入りをいくつか。まずはマニアックなとこで文京区小石川の播磨坂。 知る人ぞ知る名所。っつうかもう結構有名なのかな。この時期は大賑わい。 ここに程近い神田川の桜もい~い感じで花開いております。 江戸川橋から早稲田方面にぐ~んと伸びる桜アーチざんす。途中には椿山荘・フォーシーズンズホテルもそびえ立ちます。客室からも綺麗なんだろな。 最後は定番・新宿御苑。ここも見事ですわ~。 ちなみに定番中の定番・千鳥が淵や靖国界隈は、本日は凄まじい渋滞でございました。クルマも人も。そりゃそうだわな~(笑)。
2007年04月01日
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桜ネタ第3弾。この季節はやっぱし私の脳内はこの花でかなり占められてしまいます。。 東京では1週間ほど前に開花宣言が出され、着々と色づいてきておりますわよ~。今日なんて日中の気温が20度を超え、ポカポカ陽気の下で一気にぶわっと来てる感じ。 ちなみに前々回の日記で書きました近所の川沿いの並木、今朝はこんな感じになってます。 いや~素晴らしいですね~。それでもほとんどの桜はまだ4~5分咲きではないかな。 でも中にはこ~んなに賑やかになってる木も。は~うっとり。 この並木、満開時には川が見えないくらいの咲きっぷり、川面も散った花びらでピンク一色となります。この週末はきっと大にぎわいでしょう。道沿いには提灯がぎっしり並んだりして、年1回の見せ場の準備が着々と進んでいるようであります。 夜はぶらっと千鳥が淵に寄ってみました。4年ぶりに見る桜名所はやはり美しいぞ! この時期はお約束のライトアップ。いいですねえ。近くで見るとほれこの通り。 東京の桜シーズン、盛り上がってまいりました。今週から来週にかけてが勝負って感じ。あまたある花見スポットのうちどれだけ制覇できるかな。。 おまけ。千鳥の片隅にぽつんとあったカラースポット。でもこの色のライトアップはいかがなものかと思うなあ。。
2007年03月28日
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ここんとこ寒いな~、桜の開花が進まないな~と思ってたら、衝撃的なニュースが飛び込んでまいりました。サクラ開花予想、誤ったデータで計算・気象庁 気象庁が7日に発表した桜(ソメイヨシノ)の開花予想で、全国でも最も早い13日に開花するとした静岡を含む複数の地点について、誤った気温データを用いて開花予想日を算出していたことが14日わかった。東京、高松、松山でも間違った発表だったことが判明。同庁は同日午後の2回目の開花予想発表にあわせ、誤りを修正する。 同庁で詳しい原因を調べている。 同庁による7日の発表では、静岡の“開花予想日”は全国で最も早い13日。「平年より15日早く、観測史上最も早い記録を更新する」などとしていた。東京の“予想日”は平年より10日早い18日、高松と松山は17日だった。 静岡地方気象台内の標準木は14日午前も堅いつぼみのまま。同庁は「少なくとも数日以上、予想日を後ろにずらすことになる」としている。 (日経サイトより) 。。とほほ。まじすか?こりゃ東京の各種お花見グループも予定変更ですな~。 ちなみに、新たに出された気象庁発表によれば、東京の正しい開花予想日は3月23日だそうな。5日ほど後ろにずれ込んでしまいました。まあ楽しみがのびて嬉しいっすけどね。
2007年03月14日
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とうとう雪が一度も降らなかった暖冬の東京。3月も半ばとなれば、私の中でがぜん盛り上がってくるアイテムがございます。そう、それは桜。日本人の心。 去年の今ごろも、DCやメリーランド州の桜の開花を今か今かと待ち続け、春の気配が来たとか満開になったとか、日記につらつらと書いてたものでした。懐かしい。 そして今年はまたひと味違った気合であります。何たって4年ぶりの日本の桜ですから! 我が家のすぐそばに、知る人ぞ知る桜の名所があります。川沿いの並木なのですが、満開時にはそれはそれはきれい。今はこんな感じ。 さすがにまだ咲いてませんな。でも近くで見ると、幹もピンクがかってるし、もう今にも咲きそうなつぼみがたくさん。 先日天気予報を見てたら、今年の開花予想、東京は何と3月18日だそうな。もう今週末には咲き始めってことですわい。早いな~。。 とか思ってたら、いやいやもう咲き始めてますがな。私の職場のそばにある早咲きの桜。この週末で一気に開いた感じ。 近くで見ても、もうかなりしっかり花をつけてますね~。満開は今月中だな。 てなことに思いを巡らしながら、毎日毎日桜をチェックしまくる季節の到来は嬉しいもんです。東京は桜の名所がたっくさんあるし。いや~心躍ります。楽しみ楽しみ。 最後に桜トリビアを一つ。東京における「開花」は、靖国神社境内にある桜のうち「ある一本」が花開くことにより認定されます。その「一本」がどれであるかは公表されておりませ~ん。
2007年03月12日
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ちょっと興味深い調査を発見しました。米メリーランド大学と英BBCの共同調査で、「国際的に最も好影響を与えている国はどこか?」について世界27カ国、2万8千人に調査したところ、我が日本はカナダと並んでトップだったそうな。報道もされてますな。 日本、カナダに続いての3位は僅差でEU。続いてフランス。なるほどねえ。「好影響(positive influence)」とはすなわちどんなファクターなのかがはっきり分かるラインアップですな。この調査報告にもばっちり書いてあるのですが、キーワードはずばり「ソフトパワー」。 要は、軍事力があるとか金持ちだとかいう意味での影響力ではなく、その国にあこがれる、その国の産物が好きである、といった魅力・吸引力がこれらの国のハイスコアに繋がっているのですな。いや~これって嬉しいではありませんか。 過去の日記でも何度となく書いてますが、損得勘定を超えたところで自国を好きになってくれる人が多いってのは、すんごい強みだと思うのですよ。和食しかり、アニメしかり、受け手に「Japan cool!」と思わせるアイテムが世界中に流通するってのは、何にもまさる国益だと思うなあ。 調査対象27カ国で日本は概ね好意的に捉えられてまして、インドネシアやフィリピンといった東南アジアでは実に8割前後の人が日本は「好影響」と回答。ケニアやナイジェリアといったアフリカ諸国でも6~7割と高率なのはちと驚き。他方で中国、韓国では6割前後の人が日本は「悪影響」と回答。この辺に日本と近隣諸国との難しさが垣間見えますね~。 さて、この調査を見て私がふと思い出したのは、少し前にGlobal Development Centerというシンクタンクが出した開発コミットメント指標というデータ。これは、各先進国が途上国の発展のためにどれだけ尽力・コミットしているかをランキングづけしてます。ちなみに日本は調査開始以来4年間ずっとビリ。 「あれだけODA出してるのに何で??」とびっくりしますよね~普通。実はこの「指標」、援助のみならず貿易や安全保障、移民政策といったファクターも取り込んで順位をつけているのです。そうすると移民障壁や貿易障壁がある(と思われている)日本は順位が低くなるというわけ。 特に、「安全保障」のファクターでは、日本はPKOその他の国際的軍事貢献の面で手ぬるく、低評価につながっているそうです。へええ。 片やトップ、片やビリ。「軍事より経済・ソフトパワーで生きる」という日本の姿勢も、捉えられ方によって正反対の評価をされるってことでしょうか。ともあれ、なかなか興味深いデータ2つであります。 お時間ある方はぜひ原典に当たってみて下さいな。面白いですよ~。
2007年03月07日
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某知り合いのブログを見てたら、またも私の占い好きマインドを刺激するアイテム発見。題して「あなたがつぶやく最期の言葉」だそうです。 ふむふむ。某知り合いくんは「あなたに会えてよかった」とつぶやいて大往生か。いいねえ。おいらはどうだろう。さて結果は?「お前らみんな死んじまえ!」。。。飲み会の席でそう叫んでそのまま急性アル中で息絶えるんだって。あなたに会えて云々とずいぶん違いやしませんかい?? そして、何やら個別分析がなされておりますわよ。どれどれ。○あなたの中には、従順、反抗的、現実的、夢想家といった相反する価値観が同居。(ほっとけ)○あまり社会性がある方ではありませんね。集中力をつけなさい。(社会性ないかなあ。集中力は。。ほっとけ)○お金に執着心が薄く、金銭感覚なさすぎ。ギャンブルに深入りしちゃダメ。(ギャンブルしないっつうの。別の意味のギャンブルか?)○好きになった相手には一途・献身的。でも突然冷めてどうでもよくなる場合あり。(くどいようだが、ほっとけ) ラッキーワードは、「ごめん、言い過ぎた」。。。ここぞという時につぶやけってさ。 なるほどねえ。個別分析はともかく、最期の言葉とそのシチュエーションはかなり気に入りました。男子の本懐と言えなくもないか。。いや、言えないな。 ということで皆さんぜひやってみて!んで結果教えて下さい!!
2007年02月17日
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昨日、2月5日は私の姉貴の誕生日。1年ほど前に私にダイエットを決意させた超直言居士のS嬢の誕生日でもあるようです。 さて、では本日、2月6日は何の日?渋谷で働く社長が教えてくれました。答えは何と、「ブログの日」 だそうです。2(ぶ)6(ろぐ)か~。北関東・東北系のイントネーションでしょうか。 これって別に藤田社長がダジャレで勝手に決めたわけではなく、日本記念日協会に申請したらあっさり承認されたと書いてあります。お墨付きの記念日なんだね~。。。ってそもそも日本記念日協会って何?? ということで、ブログやっててブログの日に書かないってのはあんまりだろう、ってことで、これだけを言いたくて書いてしまいました(笑)。 おまけ。スーパーボウル終了。我がシカゴベアーズ善戦したよ。。うるうる。インディアナポリスでは、勝者コルツの凱旋パレードが氷点下のなか行われたそうです。ちなみに負けたシカゴの本日の天気予報は雪。最高気温マイナス13度、最低気温マイナス18度。体感温度(windchill)は更に10度くらい低い。想像できます??
2007年02月06日
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周防正行監督の最新作、「それでもボクはやってない」。痴漢冤罪をテーマにした法廷モノとでもいいましょうか。先日見てまいりました。 感想。いや~、ほとんどホラーだわこれ。 ストーリーは、満員電車で痴漢の疑いをかけられた青年が、警察、検察の取り調べを経て裁判で争うまでの苦難の道。そして判決は!って感じ。 この映画の(男にとっての)何よりの恐怖感は、「ああ、日常で誰にでも降りかかる可能性があるのだなあ」と心の底から思わせるリアルさ。監督はすっごく取材したのでしょう。裁判の傍聴もたくさんしたに違いない。 そして、痴漢犯罪に関しては無罪推定はなく、やってないことを証明するいわゆる「悪魔の証明」が必要になるのだなあ、という強烈なメッセージも投げかけております。 また、裁判に出てくるいろんな証人の、思い込みによる証言内容のバイアスがまた怖い。ウソは言ってないけど取りようによって白と黒ほど違うニュアンスになる。こういうことってあり得るよなあ。。 出てくる公権力もまた怖い。警察、検察の脅しすかしも怖いし、裁判官の淡々とした、そして荒っぽい「処理」も怖い。裁判の迅速化とか裁判員制度の導入ってリスクないの??とか痛烈に思わされますね。 この映画では冤罪をかけられる独身フリーター君は、弁護士や熱い支援者のサポートを受け戦っていきます。そこがまだ救いと言えば救い。これが妻子持ちのサラリーマンで、職も失って孤独の戦い、みたいな構図だったら、もう悲惨極まりない。でもそういう実話あるよねえ。。 あと、こういう法廷モノを見ると、裁判ってホント検察(原告)と弁護人(被告)のパフォーマンス合戦なんだなあ、と思わされます。以前の日記でRunaway Juryのことを書きましたが、これは陪審員へのパフォーマンス合戦。映画Chicagoでもリチャードギア扮する弁護士が「裁判はサーカスなんだ」と言い放ってたな。 いやホントぜひ見て下さい。「13日の金曜日」を見るとトイレに行けなくなるように、これを見ると人混みに行けなくなりますよ。わたしゃこれ見た後の混み合ったエレベーターからしてすげ~怖かったもの。。
2007年02月01日
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金曜日の夜にとあるホームパーティにお邪魔し、おいとましたのは午前2時(Yさん、いつもながら有難うございました!)。そのまま2時間睡眠で羽田からひとっ飛び、週末は函館に行ってまいりました。 北海道はもともと好き。函館はこぢんまりした中に凝縮されたエキゾチズムがいいですね。今回のコンセプトはずばり「食」と「風呂」、そして「路面電車」。 そう、函館にした決め手は、鉄道大好き息子が路面電車にグッとくるに違いない、と踏んだからであります。狙いはドンピシャ、下は路面電車に釘付けの息子。寒さなんてどこ吹く風。 そして「食」。海の幸から五島軒のカレーから晩酌まで堪能しまくりましたとも。でも北の大地在住T君のように写真をアップしまくってケンカを売る勇気はないので(笑)、「素晴らしかった。まだお腹が苦しい。これからしばらくは断食覚悟。」とだけ申しておきましょう。 んで「風呂」。湯ノ川温泉のとある宿で一晩中何度も入ってました。これも写真アップするもんぢゃないやね~。 さて、今回の函館旅行、カメラマン@5歳の目では何がハイライトだったのでしょう。 これは函館駅ホーム。微妙な斜め具合とピンぼけが旅情を誘います。 五稜郭タワー内。タワーは新しく高くなってました。カメラマン、外の実物よりも模型にご執心。 これは会心の一枚だそうです。タイトルは「よる」。まんまやんけ。 以上、親バカへっぽこ日記でございました~。
2007年01月29日
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去年の今ごろの日記に、アメリカにおけるスーパーボウル(アメフトチャンピオン決定戦)の特別っぷりについて書きました。あれから1年、またあの熱狂のイベントがやってくるのか、懐かしい、、 とか単純に遠い目してればいいって感じではなくなってきました、今年のスーパーボウルは。少なくとも私にとっては大変なことに! 何故か?それは、対戦チームの一方は、我が愛するシカゴ・ベアーズだからであります! 昔の映画に「がんばれベアーズ」ってのがありましたが、私がシカゴに住んでた90年代半ばのベアーズは、あの映画の野球チームばりとまでは言わないまでも、スーパーボウル出場なんて夢のまた夢っつうくらい弱いチーム。かなり低迷しておりました。 それでもね~、ファンというのは凄いもんです。ダウンタウン南側のSoldier Fieldっつうスタジアムはいっつも超満員。アメフトのチケットは超プラチナなのです。 アメフトはバスケやアイスホッケーと並んでウィンタースポーツの代表格。唯一最大の違いは、「外でやる」ってこと。真冬のシカゴですよ。ミシガン湖沿いの吹きっさらしの、ドームですらないスタジアムで試合するんですよ。雨天どころか雪降っても中止にならないから、時にはグラウンド真っ白。 そんな境遇にもめげず、辛抱強く応援し続けてきたシカゴアンの思いが通じたのでしょう。21年ぶりのスーパーボウル出場と相成ったのであります!地元紙Chicago Tribuneも大喜び。"THEY'RE BACK!"だそうな。 しかも。しかもでっせ。対戦相手はインディアナポリス・コルツ。インディアナ州って言えばシカゴのあるイリノイ州の隣で、両都市はクルマで5時間前後っつう至近距離。中西部決戦ですよ。あの地域は今頃お祭り騒ぎでしょう。でも試合自体はマイアミでやるんだよなあ(笑)。 さてそのSuper Bowl Sundayは2月4日。日本では5日(月)早朝生中継。いや~しばらくは心穏やかではいられませぬ。。
2007年01月22日
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読書感想文その2であります。今度は日本人論。 これ、最近のはやりですね。内外情勢のもろもろが契機となって、「日本人は自虐史観から脱け出し、自分の国に誇りを持ってその潜在力を引き出すべし」という論調が、いろんな著作や論壇で盛んに登場してます。 例えば藤原正彦氏は「国家の品格」、御手洗冨士夫氏は「強いニッポン」、そして我が国総理は「美しい国」というキーワードでこれを表現されてますが、今回、その流れで興味深い本を読みました。 それは、中西輝政著「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」。 中西氏と言えば、私の中では岡崎久彦氏や櫻井よしこ氏と並ぶ「硬派」の論客と位置づけられている京大の先生ですが、この本はもう徹頭徹尾「日本人よ、自虐史観の呪縛から自らを解き放て!自信を持て!」という明快なメッセージ。 構成としては、日本人による自画像は戦後占領政策の下で大きく歪められた、という点をまず総論的に指摘した後、各論として、「あの戦争」「天皇」「日本文明」の3つを取り上げて各々の正当性を説いて行きます。 もう、「日本人が近隣諸国に好き勝手にあしらわれているのが我慢ならん!」というエネルギーに充ち満ちている感じ。欧米・アジア諸国に対する各種攻撃も容赦なし。 思うにこの本、「日本人としての己の立ち位置」を再確認するのにとても有効なのではないでしょうか。 この本を読んだ方の読後感は、雑ぱくに分けると以下のようになると思うのですよね。んで、自分がどれに当てはまるかで結構正確に己の立ち位置を測れると思うのですよ。1.全くその通り!良くぞ言ってくれた!2.言ってることはかなりその通りだと思う。でも明らかに同意できないとこもありますね。。3.まあこういう考え方をする人もいるんでしょうね~。私とは違うけど。4.何やら自国賛美のニュアンスが強すぎないか?違和感あるなあ。。5.何という軍国思想!日本をいつか来た道に回帰させるようなこんな考えは許せない!危険だ! ちなみに愛国者の私は2。綿密な検証に裏付けられた内容にはすっごく共感。 だけど、ところどころ「んん~?」と思う記述が出てくるのですよね。。大東亜戦争を「民族の一大叙事詩」と呼んでみたり、天皇制との比較において他国の王室を「成り上がり」「押し付け」とか言ってみたり、せっかくいいこと書いてあるのにこの辺の過激な表現はとても惜しい。。 でも、「日本人『だけ』が異質なんだ。過去にひどいことをしたんだ」という一部思想に違和感を持ち続けてきた私としては、自分の国の良いところ、優れているところをしっかり自覚するということは、他国を無用に卑下しないことに細心の注意を払う限りにおいては、とても有益なことだと思いやす。 その意味でこの本はとても考えさせる良い材料を提供してくれます。そしてまた、新書版で読みやすいですから、ぜひぜひ読んでみて下さい。そして読後感が何番だったか、教えて下さ~い!
2007年01月10日
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この正月休み、わたくし酒ばっか飲んでたように見えるでしょうが(笑)、実はここぞとばかりに本もまとめ読みしてました。っつうことで今回は読書感想文。 対象アイテムは、辛酸なめ子さん著「女修行」。 辛酸なめ子さんは、コラム+自作イラスト(っつうかマンガ)の形態でいろんなメディアでご活躍のエッセイスト。私は週刊文春の連載が好きで毎回読んでます。30代、独身。まあペンネームが示すとおり、そうした己の立ち位置を自虐的に取り上げたテイストの方。 今回の「女修行」は、前書きによれば「年相応の大人の女を目指す」試みだそうで、ベリーダンス、メイド喫茶、笑顔教室といったフェロモン系、社交、ドレスアップといったセレブ系、育児、新婚生活、介護といった生活系、等々の体験修行を、その道の第一人者と重ねていくっつう趣向です。 実はこのうち、セレブ系の筆頭とも言うべき「テーブルマナー」修行があるんですが、その指南者が我がマイミクの大林千茱萸(ちぐみ)さんなのであります。我がマイミクって変だな。「馬から落馬」みたいだ(笑)。 いや~しかしこれ面白いぞ。「何をどのように食べるかで、その人自身が表れる」というブリア・サヴァランばりのポリシーで導く千茱萸先生と、レストラン不慣れ感を前面に押し出して自虐的に緊張しまくる辛酸さん。イメージ的には福田和也氏とちびまる子がレストランで食事してるって感じ。う~む例えがマニアックか?? この辛酸さん、自虐ネタにエロを少し混ぜた芸風で人気を博しております。今回のも何というか、「負け犬の遠吠え(by酒井順子)」にエロテイストふりかけ、あるいは「美人画報(by安野モヨコ)」に自虐テイストふりかけ、って感じかなあ。いい味出してます。 でも、もともとすごい売れっ子エッセイストですし、かなり「演出」してるとこあるんだろうなあ。実際はどういう人なんだろう。。 ということで、気楽に楽しめるおススメ本です。ご関心おありの向きはぜひ。ちなみにそれ以外で私がこの正月に読んで興味深かった本ベスト5をご紹介しておきましょう。1.ザ・ペニンシュラ・クエスチョン(船橋洋一)2.小泉官邸秘録(飯島勲)3.構造改革の真実・竹中平蔵大臣日記(竹中平蔵)4.悪女の美食術(福田和也)5.解体・国際協力銀行の政治学(草野厚) やっぱ我ながら時事ネタ多いね。小泉政権を担った当事者やその周辺のアウトプットは面白い。これからもいろんな形で「当時」を語り始める人が出てくるんだろうなあ。 ちなみに、「女修行」読んだら無性に「ブリジット・ジョーンズの日記」見たくなったんで、DVD引っ張り出して今見てます。おいらレニー・ゼルヴィガーも大好きなんだよなあ(笑)。。
2007年01月07日
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まだ辛うじて松の内、正月です。飲んでます。連日連夜。 いろんな仲間と忘年会・新年会を連日やってますが、その中でも比較的多かったのが、「要人訪日」系。いろんな国(主にワシントン)からやってきた知り合いを皆で囲みましょうって催し。今回は内輪ネタですいませんが、事情通の皆さま、以下のイニシャルを推察して下さい。 皮切りは、クリスマス前にワシントンから自分の背丈ほどもありそうなスキー板とともに飛んできたY君。成田から直行という過酷な条件にもかかわらず、朝まで大騒ぎ。しかしこの暖冬の日本で、あのスキー板役に立ったんだろうか。。 ちなみにこの大騒ぎ会には、サプライズ帰国のF嬢も出現してて、私は心の底からびっくりしたぞ。私は歴史的にこいつとの酒の相性が悪く(笑)、この翌日は1年を締めくくるにふさわしい最低最悪の二日酔いに悩まされました。。 年末には元同僚のK嬢来日。東京に来るとまずやることは髪のお手入れだというこの人は、お蝶夫人一歩手前のくるりんパーマで登場。ワシントンでそれ長持ちさせろよ!ちなみにこの飲み会でも死人がでました。。 それにしても、年末の都心のタクシーのつかまらなさと言ったら凄まじいっす。いや~日本の景気は確実に良くなってる気がしますね~。 そういえば、これは飲み会ではありませんが、ワシントンで私がいた機関に現在お勤めのSさんの勉強会にも乱入したなあ。一瞬でしたがお目にかかれて良かったです~。 明けて正月。今度はパリから腐れ縁の友人W君(a.k.a.アナキン君)弾丸訪日。この人を囲む会は、いつも最後はバーでカクテルをまるで真夏の麦茶のようにがぶがぶ飲みまくる儀式(?)で幕を閉じます。今回も同じく午前3時過ぎ閉幕。轟沈。 そして圧巻は昨晩、私の一番弟子・Yたんを囲む新年会。当然師匠の私がアレンジしましたが、人を集めてるうちにもうカテゴリーも人数も収集つかなくなりました(笑)。同僚、友人、大大先輩、大大後輩、Sくんのダンナ、Tくんの弟、等々もう「何の会??」って感じ(笑)。 この会、私にとっても久しぶりの方々に多くお目にかかれた会でございました。特に、筑波から駆けつけて下さった方向音痴のMさん、数年ぶりにお会いできて嬉しかったざんす。次回は北海道のT君、福岡のO嬢もぜひ参加してくれい。 以上、イニシャル責めでお送りしました。全て解読された方には粗品進呈(笑)。
2007年01月06日
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アメリカのケーブルTVってのは恐ろしくチャンネル数が多くて、私は重宝しまくってたんですが、わたくし東京でもその映像メディアの洪水を引きずっております。今も地デジ、BS、CS合わせてチャンネル数200超。どんなに夜中に家帰ってきても、寝る前に必ずTV見ております。 その中で威力が発揮してるのはやはりCS。一日中映画、ニュース、邦楽、洋楽、クラシック、スポーツ、グルメ、あらゆるチャンネルがあるんですが、本日凄い番組録画しました。 ジャンルは邦楽。「2001年~2005年・年間チャートトップ20」。要は懐メロですな。各年20曲×5年で100曲。PV(プロモビデオ)フルに流し流して10時間。もちろんまだ全部見てませんけど、ちとZAPしたとこでこう確信しましたね。「いや~これお宝映像だわ。。」 2001年から2003年の途中までは東京にいたんで、まさに懐メロとして感慨深い。あ~この曲はやってた頃は仕事キツかったな~とか、いろいろ悩んでたな~とか、リアルに記憶がよみがえってまいります。みんな若いし。ミスチルとか。 そして、2003年の途中から2005年。この期間、私の邦楽シーンはすっぽり抜け落ちているのであります。知らない曲だらけ。いや~でもこのお宝映像で思いっきりキャッチアップいたしました。 この期間にブレイクしたと思しきアーティストのうち、印象に残った人をいくつか。その1、大塚愛。「さくらんぼ」と「Smily」、むちゃくちゃ面白いぞ。いかにもカラオケの定番。その2、Orange Range。どの曲もチャラいんだが、「キズナ」だけは聞かせますなあ。。沖縄テイストが心に響くのか?その3、レミオロメン。「粉雪」いい曲だねえ!!かなりツボ。しかしこのアーティスト名、意味は何だ?その4、コブクロ。「ここにしか咲かない花」。これをすっごく上手に歌う方がワシントンにもいて、私は聴くたびに涙していたんですが、PVもいいわ。。 興味ない人には何のことやらって感じですね。すいません。でも私には「歴史回顧映像」って感じで興味深かった~。もろ保存版。 ということで、ご関心おありの向きにはDVDに落として差し上げます(笑)。
2007年01月03日
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やってきました2007年。皆さま今年もよろしくお願いしまっす。 さて振り返って私にとっての2006年は、一言でいえば「前半と後半で全く違う2年間みたい」でした。 前半6ヶ月はワシントン、仕事して酒飲んでブログ毎日更新。後半6ヶ月は東京、仕事して酒飲んでブログほとんど更新できず。あれ何が違うんだろ(笑)。 でももう帰国して半年たったんですね~。東京という空間のレベルの高さを日々エンジョイしているうちに、あっという間に時間がたったって感じ。ワシントン時代の知り合いもとっかえひっかえ東京に来てるし、あんましかの地をmissしてない自分にちと驚きであります。 でもやっぱ潜在的なとこで懐かしがってんのかな。こっちで俄然見るようになったのはCNN。今も晩酌しながら見てます。フォード元大統領の葬儀@ワシントンやってるからなおさら見入ってしまう。ワシントン天気いいねえ。 私がワシントンにいた時にはレーガン元大統領の葬儀がありました。その時も今回も思うのですが、やっぱ米大統領の葬儀って、「国軍の最高司令官の葬儀」って感じしますね。礼砲から棺を運ぶ人まで、プロデュースが完全に「軍」中心。まあ普通の国はそうですよね。 それはそうと、1月2日に国葬ってすごいな。アメリカはクリスマスこそがホリデーで、年末年始は元旦がただの祝日なだけだからねえ。「松の内」まで7日間はお正月気分を持ち続ける我が同胞の多くは、今回のイベントで正月休みを返上しまくっていることでしょう。ご同情申し上げます。。 とまあ、とりとめのないことを書いてしまいましたが、しかも正月から葬式ネタってどうなのよとも思いますが、今年も皆さまどうぞよろしくお願い申し上げます。今年はブログの更新頻度を少し戻したいなあ。。 っつうことで、今年も頑張るぞ!まずはこれから始まる怒涛の新年会ロードへGo!!
2007年01月02日
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久々の診断もの。知り合いが教えてくれました。男脳女脳診断だそうです。 これまでもワシントンからいろいろな診断ものをネタにしてきましたが、私はこのテのが大好きなんです。早速やってみました。結果はこちら。あなたのポイントは-10ポイントです。 (男脳度数:55%/女脳度数:45%) あなたは、極端な考え方をせず中性的な考え方を持っており、融通が利くため、問題解決の時とても役に立ちます。冷静で論理的に物事を考える男性的な部分と、感情豊かにコミニュケーションをとれる女性的な部分を、両方持っており、また、考え方が理解できるため、異性、同姓を問わず、たくさんの友達ができます。ただし、恋愛に関してはポリシーをもって友達で終わらないように注意しましょう。 う~む、褒められてんのかな。。最後の一文が妙に気になりますが(笑)。 診断ものマニアから言わせていただきますと、この種の「男的○○」「女的○○」を診断するものの多くは、実は選択肢が分かりやすく、「あ、これを選ぶと男(女)側に振れるな」ってのが予め推測できたりします。 例えて言えば、少し前にベストセラーになった「話を聞かない男、地図が読めない女」のノリとでも言いましょうか。論理的、計画的な選択肢は男、直感的、感情的な選択肢は女。今回の診断もその傾向少しありかな。 ちなみに、「これを選ぶと女に振れるな」ってのを意識的に選んでやり直してみたら、一気に男脳度数:17.5%/女脳度数:82.5%に。一気に乙女チックなわたくしになりました(笑)。 周りの人にもやってもらいました。そしたら、男女問わずぽよ~んとしたキャラの人は女脳に、比較的しっかりしたイメージの人は男脳に振れる傾向あり。プラマイゼロの完全なる中性って方もいらっしゃいましたが、なかなか興味深いです。 ということで、皆さまお暇なときにやってみて、結果教えて下さい~。
2006年12月16日
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今日も寒かったっすね~。空気がぴ~んと張りつめ、日没も俄然早くなった今日この頃。私にとっては4年ぶりの秋の日本であります。 まずは紅葉。クルマで通りかかった神宮外苑はこんな感じになっておりました。 ピークは来週くらいっすかね。でもすごい人出だったなあ。露店まで出てたぞ。 平日ならタクシーの拾い難さが、週末なら街中の人出が景気のバロメーターの1つだとはよく言われますが、う~確かに景気良くなってきてるかも。 そしてそして、秋の夜長を彩る本日の晩酌はこちら。やっぱワインの友ざんす。 チーズは手前がスイスのハードタイプ・グリュイエール。大好きです。でも今回間違えてスライスタイプ買ってしまった。左奥がミモレット。郵政解散のときに小泉さんが森前総理に出した「ひからびたチーズ」として有名になったみたいっすね。 そして右奥は、ウォッシュタイプの中では比較的クセの少ない、フランスのピエタングロワというチーズ。私これ昔からすんごく好きなんです。クリーミーでとても美味しい。 パンは、Burdigalaというとこのバゲット。このお店、以前は代官山アドレスに入ってて重宝してたんですが、いつの間にか移転してたのですな。 そういえば、今週アメリカはThanksgivingですよね~。みんなバシバシ七面鳥食べてんのかな。。かの国は、Thanksgivingが終わるとX'masまでの間、街もTVコマーシャルも真っ赤&鈴の音に染まり、1ヶ月にわたるホリデーシーズンに突入します。もう「今年の仕事も終わりだね~」状態。けど東京は仕事納め感に浸るにはまだ遠いですな。。 そんな中、目の前のTVでは温泉番組が。うう行きたいぜ。そういえば前に書いたバージニアの温泉、いまだ健在なのかなあ。。
2006年11月25日
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ワシントンの方々へ業務連絡です。E嬢が無事東京に帰ってきましたよ。昨晩盛大にお帰りの宴をさせて頂きました。 ワシントン以外の方々へ解説。このE嬢というのは、ワシントンで国益を担い日々奔走する一方で私ともよく遊んでくれた頼もしい仲間でして、このたび東京で就職を決め、住居も決め、新しいスタートを切った方なのでありました。 とある和系飲み屋で騒いだのですが、日本に戻りたてのE嬢、発言がいちいち初々し(?)かった。曰く、1.やっぱ日本は何食べても美味しいです~!2.東京は住まいが狭いです~!3.東京はよく歩きます~!やせるかも(そこまでは言ってなかったか) 。。そうだよな~。私も5ヶ月前に日本に戻ってきてまっっったく同じこと思ったよ。1.なんて5ヶ月たった今でもまだ毎日思ってますが。 だんだん「東京にいる」のが当たり前になってきた私としては、これ聞いて少し新鮮な気持ちになったのでした。初心忘るべからずですな(って意味違うか)。 ちなみに私としては、4.東京は道が狭くて運転しづらいです~!っつうのもあるっす。まあクルマネタはまた後日ってことで。 それにしてもやっぱ我々の世代は働き盛り、っつうか使われ盛りなんですな~。皆が揃ったのはもうほとんど午前0時近くですぜ。そして解散は3時過ぎ。いや~祝日バンザイ! さて話変わって、「のだめ」をまだ引きずってる私は、こんなの買っちまいました。 CDです。正統派クラシックの中に、小ネタも効いててなかなかいい出来ですよ~。
2006年11月23日
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早いもんでもう秋。っつうかほとんど冬。今日の東京はすさまじく寒いっす。。 前回の更新から3ヶ月余り、鬼のように仕事をし、酒を飲み、ほうぼう訪ね歩き、本を読みまくり、音楽を聴きまくり、クルマも来たので乗り回しまくり、と怒涛の日々を過ごしておりました。1日2本ずつくらいアップできるネタが頭の中に満載なのだが。。 そんな私の心を鷲掴み、久々のアップ意欲に火をつけたアイテムはこちら。 仕事を終えて明け方に帰宅。風呂入ってさあ寝るかとふと見ると、コミック単行本が4巻ほどテーブルの上に。 いや~手に取ったのが運のつきでしたね。読みましたとも睡眠時間削って。っつうか命すり減らして(笑)。そして速攻で全16巻を大人買い。 これ、ご存知クラシック漫画です。ラブコメでもあるが、かなり偶然に左右された初歩的な恋愛模様なんで、まあそこはどうでもよし。それより何より、オケ、ピアノ、楽曲のディテール描写が秀逸なのです。 私自身も子供のころピアノ習ってて、また学生時代にもクラシックやってたんで、そこそここのジャンルに詳しいつもりではありますが、「画像で音を連想させる」技術ってあるんだな~と痛感。 例えば、ラフマニノフのピアノコンチェルト2番(コミック第5巻に登場)、ラヴェルのボレロ(同じく第14巻)の描写なんて凄いわ。頭の中をメロディがぐ~るぐる。 こういうの見せられると、やっぱ日本の"Manga"ってアメリカの"Comic"と本質的に違うよな~と思い知らされます。深い。世界のマーケットを席巻するのも分かる。 ということで、私にとっては「動物のお医者さん」「働きマン」に続くハート直撃コミック現る!ってな感じでありました。ぜひ読んでみて下さいな。 ちなみに、音楽シーン以外では、昭和の名作「同棲時代」ばりの白目ひん剥きシーンの頻発がとてもツボ(笑)。TVでは実写版やってるらしいけど、このシーンは表現できんだろうなあ。どうなってんのかな。。見た人います?
2006年11月19日
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勢いに乗って帰国後初の連投っす。 日本に帰ってきて嬉しいものの一つはもちろん食事。A級、B級、果てはC級グルメまで喜んで行ってますが、特にラーメンが身近にあるのはとても嬉しい。 ワシントン時代の日記にもいろいろ書きましたけどね、かの地は美味しい麺類はいろいろあるんですがいわゆる「ラーメン」はしんどいのです。NY行って渇きを癒すのが精一杯でございました。 さて東京。いや~老舗の名店は健在、そして何やら色々なコンセプトで新装開店もしてるね~。ますます激戦地になってる気配ありあり。 そんな中で今日は品川にある品達に行ってきました。 品川駅そば、山手線ガード下の細長いエリア。7人(7店)の名人が各々しのぎを削りあうといういかにも広告代理店あたりが振り付けていそうなコンセプト。正月の一時帰国の際に知って興味津々だったのです。 7店の中には超行列店もあり、ほとんど1時間待ちの雰囲気。日陰でこそあれクーラーもない35度の中、ラーメン1杯のために1時間。求道者ですな~。。 それほどまでの根性はない私は今回は熊本ラーメンの「ひごもんず」というとこに入りました。おススメの角煮ラーメンを注文。 いや~美味しそう。でもギットギト。でもほんと美味しそう(笑)。 とんこつベースですけどそれほどクセがなく、荒っぽく刻んである具の野菜もいい感じです。角煮はとても上品な仕上がり。麺はアメリカで恋焦がれたアルデンテ。ラーメン用語なら「かた麺」ですね。美味しかったっす。 しかし、ラーメンという日本が誇るB級グルメ、一体どのフェーズまで行くのでしょうね~。ラーメン1杯に大の大人が超真面目に向き合う滑稽さは伊丹十三監督や東海林さだお氏や雁屋哲氏がいろいろ描いてますが、この業界、本当に「進化」してる感じ。競争厳しいんだろうな~。 ということで、ワシントンにはワシントンの宝の山がありますが、東京もこういう宝の山がありまくりなんだよな~、ということを実感した1杯でありました。これからもお宝発掘が楽しみ楽しみ。
2006年08月06日
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帰国して1ヶ月余り、平日はド深夜まで仕事してタクシーで帰り、金曜日は飲みに繰り出して朝まで騒ぎ、土曜日は昼まで寝て午後から始動、そしてブログは週末更新、というサイクルが定着しつつあります(笑)。 さて今日は夕方から始動。昼間は暑かったですからねえ。35度まで行ったそうな。何でも岐阜では38度だそうな。体温より高いやんけ。。 ということで、のっそりと外出して東横線の旅へ。以前東横線沿線に住んでた身としては、久々のこの路線はいろんな驚き満載でした。 その1、行き先。「中華街・元町」行き?いつの間に?「桜木町」行きではないの?路線変わったんだねえ。。 その2、特急。「急行」の上にそんなの出来たんだ~。もう田園調布やら日吉やらもすっ飛ばして走る走る。こりゃ早いや。 その3、多摩川。「多摩川」駅なるところを通過。こんな駅あったっけ?ああ、昔の「多摩川園」駅のことか。こりゃまたずいぶんマイナーな駅名変更ですこと。。 そんなこんなで中華街にやってきました。 ここを訪れるのは3年半ぶりくらいかな。NYのChina Townが「生活と観光の混然一体とした熱い街」だとすれば、横浜の中華街は「ほんわかした観光スポット」でありました。アクセスが良くなったからなおさらかな。 久々の中華街に敬意を表し、ディナーに入ったのはザ・中華街とも言うべき老舗、H楼。美味しかったですよ~。でもDC中華に比べるとすっごく「お行儀いい」中華だね。DCのあの味も懐かしいぞ~。 ちなみに街中で見かけたこのディスプレイ。 見えますか?北京ダック。4切れで2千円超。凄いでしょう。これが日本の中華街の相場ですよ。ワシントンの皆さん、あなた方は素晴らしい宝の山を目の前にしているのです。今すぐこのダックの店に走れ(笑)! さて話変わって、これまたひっさびさに「ぴあ」買ってみました。 これ読むと、東京のワンダーランド度合いがすごく良く分かります。イベント満載、特に美術館・博物館は以前よりずいぶん充実してきた感じ。いろいろ足を運んでみようっと。楽しみざんす。 そんな私の傍らに今あるのは、中華街で買ってきたおみやげ、芝麻球(ゴマ団子)。大好物です。美味しいんだこれが。 ということで、いい感じに酔っぱらい、久々に土曜アップに成功したわたくしでございました~。
2006年08月05日
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東京もようやく梅雨明けを致しました。ってもう7月末だぜ~。子供の頃「梅雨=6月」って教え込まれたもんでしたが、もう気候変動ここまで来たりって感じですなあ。。 でもお蔭さまで今日は比較的天気良し。気温もまあ凄まじいとこまで行ったってわけではなく、なかなか快適でした。やはり雨のうっとうしさがないってだけで気持ちはぐっと晴れ晴れいたしますな。 そんな中、昨晩は恒例の隅田川花火大会がありやした。って別に私は行ったわけではないんですが、もしかして見えるかな~とちと期待。 私は隅田川のそばに住んでるわけではない(っつうか逆方向に住んでる)んですが、案外家からの見通しが良く、遥~か彼方にベイブリッジが見えたりするので、もしや小さく小さくでも、と期待したのですよ。 テレビ東京の生放送画面でばんばか打ち上がる花火を横目に、隅田川方面を臨んだのがこれ。さすがに見えなかった(笑)。。っつうかこれアップするとただの真っ黒写真になるかな? さて、梅雨明けと同時に、東京では蝉の鳴き声がよく聞こえるようになってまいりました。う~ん夏の風物詩やね。。。って私は実は蝉が大キライ。多分この世でキライなものトップ3には入ります。 何がきっかけでキライとなったのか、今となっては記憶が封印されていて分からないのですが、もう1匹見かけただけで足がすくんでしまいます。そんな私が東京の蝉時雨を聞いてリアルに思い出すのは、2年前のワシントンでの夏。 何があったと思います?実はこの年、17年に一度大発生する「17年ゼミ」の発生年だったのです。 アメリカには、「11年ゼミ」「13年ゼミ」「17年ゼミ」といった、超長い一定周期で発生する蝉がおります。全く誤差なく一定周期で必ず現れる不思議な蝉。そして2004年夏はよりによってワシントン界隈でその当たり年だったのです。 いやもう恐怖の光景でしたよ。日本のアブラゼミよりは小さめ、羽は透明で眼が赤い(!)蝉が大量にその辺飛び交ってるんですよ。ヒチコックの「鳥」の蝉バージョン。樹木にも電信柱にもびっしり。ああ、書いてるだけで意識が遠のきそうだ。。 東京のアブラゼミも私には恐怖なんですが、あのおぞましい2004年を思えば乗り越えられるだろう!と自分に言い聞かせております。次の大発生は2021年。その頃ワシントン界隈に滞在予定の方、お気をつけ遊ばせ(笑)。 なんてことを書いてたら、フジTVでF1ドイツGPの中継が始まりやした。スカパーでも見れますが、やはりフジの方がお金かけてる感じ。特にオープニングのCGはもうなんか名人芸の域だね。。
2006年07月30日
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ひだりうちわさんにズバリと指摘されましたが、週1・日曜日の更新ペースって感じになってまいりました。。 しかし久々の東京で浦島度は相変わらず満開でございまして、ネタはいろいろあるんですよね。っつうことでこの一週間に感じたことをダイジェスト版でざくっと。 その1、涼しいが暑い。ここんとこ東京は涼しいっす。日中も20度台前半。雨は降るし湿度は高いんだけど、帰国当初に比べると凌ぎやすいですな。 しかし、オフィスが暑いぞ!クーラーの設定温度高い!っつうかクーラーついてないだろ!クールビズを補って余りある節約っぷりが炸裂しております。うちほどではないですが、関連業界の機関の建物も設定温度高めだね~。来夏に帰国される我が業界の方々、お覚悟遊ばせ(笑)。 その2、信号。日本はアメリカと正反対。何が?「日本では、クルマは信号を守らないが、歩行者は遵守する」。 ワシントン界隈って、信号に違反検知カメラ(オービス)がかなりの割合で設置されてるんで、黄信号を突破するクルマって驚くほど少ないのですよね。しかし東京では、クルマ車線が赤になってから1~2秒は、クルマがまだ突っ込んでくるリスクを考えた方が良いですな。 他方で歩行者。ワシントン界隈、NYではなおさら、歩行者って信号守りませんよね。左右見てクルマが来てなければどしどし道路を渡る。私も当然それやってました。 でも東京では、せま~い道路で横断歩道はわずか数メートル、クルマの影ゼロ、でも歩行者信号は赤、の状態で皆さん辛抱強くじっと待ちますね。皆さん偉いなあ。私は最初のうちはワシントンのノリで渡りまくってましたが、人非人のような視線を浴びることがあるんで、最近はやってません(笑)。 その3、スカパー。先日我が家に開通。今は「お試し期間中」で全チャンネル見れるんですが、こりゃ凄いや。TVの前から離れるのが辛い。。 CNNとかBBCとかいったアメリカ時代から親しんだチャンネルが見れるのは嬉しいですし、映画とか海外ドラマとかもイケてますが、主に私の心をわしづかみにしているのは、邦楽PVを流してくれる音楽チャンネル。スペースシャワーTVとかね。 もうね、この分野3年間ほんっとにご無沙汰ですからね。乾いたスポンジに水が沁みこむように、新曲・古い曲チェックしまくり。嬉しい嬉しい。 その4、大飲み会。金曜日にワシントンゆかりの方々でやりましたですよ。九州からO嬢上京、ワシントンからAさんとW夫人も来てたんで、このタイミングでやるしかないでしょう! 総勢14~5人、とてもおいしい和食を供する赤坂の飲み屋で、大いに盛り上がりましたです。2次会まで繰り出したわたくしたちは朝の4時過ぎまでやってたな。ワシントンからK嬢も飛び入り電話参加。ありがとね。 以前の日記で、正月の飲み会@東京で、居合わせた超直言居士嬢の一言でダイエットを決意したと書きましたが、半年振りに会ったこの人から「痩せました?」の一言を勝ち取りましたですよ(笑)。えへん。東京でわたくしほんっとに歩いてますからね~。 さてさてもうすぐ8月。ことしはどういう夏になるかしらん。花火大会とかたくさん行きたいなあ(笑)。
2006年07月23日
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昨日は日中に凄まじい雷雨が来ましたね~。いやびっくりした。 しかし少ししたらピタッと見事にやんでお日さまが出てきたので、そそくさとお出かけ。久々に丸ビルに行ってきました。 ここは本屋もカフェもお惣菜やさんも凄まじく充実していて、私がワシントン行く前から大好きだったスポットの一つであります。相変わらずキレイで近未来みたいな空間は、私を魅了しまくりましたです。 以前の日記に書きました、私が愛してやまないハンバーガ屋さん・Kua Ainaも健在。うお~食べたい!と思いましたが今回は我慢。 コーヒー飲みながらモノを読みふけること2~3時間、とても至福の時だったんですが、しまったあ~と思ったことが一つ。 むちゃくちゃ油断した格好で出てきてしまったのですよ。もうTシャツ短パンにサンダルつっかけくらいのノリ。ひげも剃らず(笑)。 この油断は、逆ファッション大国・アメリカの感覚を引きずってしまったが故ですな~。来てみたら、いやはや回りの皆さんのお洒落なことと言ったら!私の感覚をアジャストしないとかなりやばい(笑)。 さて、帰り際にCD購入。ミスチルの新曲「箒星」。こういうの手軽に買えるって改めて嬉しい。 初回限定版でDVDもついてたんですが、なかなか良かった。副題が"Ordinary Beauty"。「別に華やかで目立たなくても、社会の片隅で真面目に生きる一人一人に美しさは潜んでいる」というテーマでしょうね。楽曲も去ることながら、とても斬新な見ごたえのあるPVでござんした。 この手のPV、一昔前から欧米で撮影するのがお洒落&定番だったんでしょうが、今や日本(東京)を舞台にするのが本流って感じですね~。これもご多分に漏れずすごく日常的な都内の風景が舞台。好感持てます。 ハード面でもソフト面でもホットアイテムがぎゅっと凝縮したある種のワンダーランド・東京。これからの探索心に更に火がつきます~。と同時にこれからCD・DVDの類いは家にどれだけたまっていくのだろう(笑)。。
2006年07月16日
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日本に帰ってきて2週間が経ちました。 海外に滞在してきた人たちがお約束のように言う言葉に「いや~本当にあっという間でした~」っつうのがありますが、それと同じく、帰ってきて1~2週間もすると「いや~向こう行ってたのがもう何年も前のような気がします~」っつうのもお約束。 私は前者については「う~むそうかな~」って感じでしたが、後者についてはもろ手を挙げてその通り。日々の目まぐるしい浦島生活@東京にすっかり馴染み、ワシントンにいたのがほんの2週間前というのはちと信じがたい感じっす。 さて、この週末は生活のセットアップっつうことで都内を縦横無尽に動き回り、どんどこ買い物。相変わらず食事や酒やコンビニや地下鉄や本屋やCD屋には感動しっぱなしなんですが、まさに浦島!って感じで驚いたことを3つばかり、記憶が薄れぬうちに書いておこうっと。 その1、テレビ。5年後に地上波アナログ放送が終わっちまうってことで、地上波デジタル対応の液晶テレビ買ったんですが、いやデジタル放送って凄いね。っつうか本当に凄いのはDVD/HDD/VHSレコーダーの方だな。 番組表(新聞のテレビ欄みたいなやつ)が画面に出ますよ~なんてのは序の口で、録画した番組の表題が画面つきで順番にどわ~っと出るわ、勝手にフォルダ作ってジャンル毎に分類してくれるわ、消去は簡単だわ、もう完全にパソコンの文書管理ですな。そして画像もきれいですこと。 3年前に東京にいたときには当然アナログ放送で見てましたし、アメリカでもケーブルTVではあるもののとても素朴な放送をエンジョイしてた私は、店員さんのデモをもうひたすら感動して見てました。こんなのが我が家にきたら私も息子も一日中テレビに釘付けになってしまうのではないか?? その2、クルマ。以前の日記で、ハイブリッドカーがいかに面白いかについて書きましたが、私は本当にハマッてるんで、こちらでもとあるハイブリッドを購入。しかし納車まで3ヶ月待ち。長い。。 まあこの点アメリカが極端すぎるんですけどね。かの地での車のお買い上げは、ほんと八百屋の大根と同じ。「このクルマ下さい」「はい、○○ドルになります」「(ちょっと値切って)了解。はい小切手」「ありがとう。ぢゃ乗って帰って下さい」。。。そこまでシンプルじゃなくても、3ヶ月待ちかあ。。まあ人気車種だからしょうがないか~。 ちなみに、先日レクサス(トヨタの高級ブランド)の新車の先行予約を開始したら、2日間で300台の予約が入ったそうな。強烈に高いクルマですぜ。日本の景気は回復してるってことなのかしらん。それとも「勝ち組」層がブイブイ言わせてるってことなのだろうか。。追い追い見極めていこうと思っとります。 その3、街の雰囲気。何やら東京のあちこちでマニアックな光景を見かけるんですけど。 例えば、お目々ぱちくりの美少女系アニメ顔使った大画面広告とか、妙のコスプレ着てティッシュやビラ配るお姉さんとか。もうやたら街中に。 別に秋葉原とかそういうマニアックな地域歩いてるわけじゃないっすよ。普通にその辺歩いてたり電車乗ってたりしてると、大看板や吊り広告とかでど~んと目に飛び込んでくるわけです。「萌え」文化が浸透してるってことかねえ。。後学のためにメイド喫茶でも行ってみっか(ウソ)。 ということで、ワシントンの記憶が遠くなってしまわないうちに、新鮮な目で東京を観察していきたいと思っております~。 おまけ。東京では私、本当によく歩いてます。もし万歩計で計ったらワシントンでの100倍くらい歩いてるんではないか(笑)?そのおかげで日に日にほっそりしてゆく私が鏡の前におります(これもウソ)。
2006年07月09日
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東京に着いて1週間。オフィスにもつらつらと通いつつ、夜は懐かしい方々に歓迎会にご招待いただき、そして生活立ち上げのためのもろもろを買い揃える、という生活パターンになっとります。集約するとタイトルのようなフレーズ。 連日連夜、皆さま大変趣向を凝らした歓迎会を開催して下さいます。一つ一つが本当に懐かしく、そして楽しいです。いやほんとありがたいことっす。 「食の砂漠アメリカから帰ってくるんだから、さぞかし和系飲み屋に飢えていることでしょう」とのお気遣いから、和食系・東洋系、飲み物も日本酒とか焼酎が充実してるお店に伺うことが多いです。いやでも実際にこのコンセプトには飢えてたんでとても嬉しい。怒涛の1週間、思い起こしても遠い目になってしまいます(笑)。ひつまぶし&だし巻き玉子@海華月、蕎麦&焼酎@土風炉、ぎょうざ@宇明家、チーズとワイン@渡米前から通いまくってる春秋、どれも夢のように美味しゅうございました。アレンジして下さった皆さん、本当に多謝であります。 そして昨晩お呼ばれしたのは、このお店でのドイツ料理&ドイツワイン会。かの地でワイン栽培・醸造を行っている日本人の方とともに、そのワインと料理を楽しむという趣向だったんですが、とても面白かった。この方は私と同世代。たいへん勉強になりましたし、甘味と酸味の均整のとれた白ワインに頭の隅まで痺れましたね。Sさん、どうもありがとうございました! ちなみにわたくしワシントンでも麺食いでしたが、日中の食事の「蕎麦率」がすごく高いです。オフィス回りの蕎麦屋でも感動して食べてます。そして自宅の近所にも本日けっこうよろしい蕎麦屋を発見しご機嫌です。上に書いた土風炉の十割そばも甘味があって美味しかったぞ、Kくん! さて、本日からは冷蔵庫への備蓄開始。近所の食料品屋さんで買い込む買い込む。カートはすぐに一杯であります。 そうそう、ワシントンの皆さん。あなた方が日々スーパーで使っているカートは、日本から見たら「化け物サイズ」である、ということを認識されといた方がいいですよ(笑)。東京のカート超かわいい(笑)。写真撮らなかったのが残念。 しかしびっくりしたのは、この店が「カード不可」であったこと。けっこう名の通った、都内に支店のたくさんある店ですよ。やはり日本はまだ現金社会なのだねえ。。 ちなみに先週のある会合で、「精算1人○千円お願いしま~す」ということになった時に、その場にアメリカ帰りが私を含め3人いたんですが、3人が3人みな「○千円」のキャッシュを持ち合わせていなかったのには笑いました。そうだよな~。そんな額持ち歩かなかったよな~。以前の日記にもちらりと書きましたが、もっとカードできめ細かく払えるようになって欲しいな。 そんなこんなで東京での最初の1週間は賑やかに過ぎて行きました。来週も楽しみであります。 おまけ、近所の店でお気に入り銘柄発見。yunaさん、やっぱし凄くリーズナブルに美味しいの売ってますよ。そしてこういうお酒が身近に買えるのも嬉しい限りであります。晩酌の友のレパートリーが広がるな~(笑)。
2006年07月02日
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ワシントンDCから東京に帰ってきました~。ここに足を踏み入れるのは正月の一時帰国以来半年ぶり。住むのは3年ぶり。 東京は梅雨真っ盛り。いやもう暑いわ湿度高いわ雨は降るわ。。と思ってたら案外そうでもないっすね。気温は結構低く、ワシントンよりずっと涼しい感じ。雨もあんまし降らないっす。むしろワシントンのほうが最近すんごい雷雨が降ってるそうですね~。 今は生活のセットアップとか挨拶回りとか、そして夜は歓迎会と称した飲み会ロードとか、ある意味ワシントンと変わらぬペースで忙しく過ごしております(笑)。 だけどね~、久々の東京、一瞬一瞬が本当に感動っすよ。観光で来てる外国人、あるいは古典的に言えば浦島太郎の野気分。例えばこんな感じ。 ご飯に感動!やっぱこれが一番。どこで何食べても美味しい!前にここで仕事してた頃は「しょ~がない、時間もないからあそこで済ませるか。。」みたいな「滑り止め店」だったとこも、久々に行くと美味しいのなんの。東京の味のレベルが上がっているのか?それとも私の味覚のレベルが下がっている?お酒も美味しいっす~。 コンビニに感動!何やら見たことのないグッズがいろいろ並んでいるぞ。とくにカップ麺のこのバリエーションは一体何?? 地下鉄に感動!駅きれいだね~。そして運転が丁寧ですな~。タバコ立てといても倒れないのではないか(笑)。でもやっぱワシントンより混んでるな。。 店員さんの接客に感動!この客単価にその丁寧な応対は余りに申し訳ないなあ、と恐縮すること既に数知れず。かの国にあるチップ制度、こっちにそっくり持ってきたらどうっす?? テレビ番組に感動!この番組まだやってるのか~、とか、この人いったい誰??とかまあエキサイティング。CMだけ見てても面白いぞ(笑)。 携帯に感動!っつうかアメリカの超素朴なやつに比べて機能が複雑すぎてまだ把握しきれてない。。着実におっさん化は進んでます(笑)。 さて今後どういう更新頻度になるか全く見当つきませんけど、つらつらとまた書き連ねていければいいな~と思ってます。ネタだけは既に豊富にあるんだけどねえ。。 ってことで、帰国第一弾日記with都心の朝の風景でした~。
2006年06月29日
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メリーランド州の自宅を引き払い、故あってバージニア州のペンタゴン(国防総省)そばのホテルに滞在しております。いよいよ今日がワシントン滞在最終日。 いろいろな方に送別のお言葉をいただきます。ありがたいことです。「3年間どうでした?」とよく聞かれますが、「いや~そりゃもう楽しかったっす!」と答えるしかないな(笑)。 なかなかエキサイティングな仕事をし、旅行をし、育児をし(?)、数限りないイベントや飲み会をやり、そして何よりも私の生涯の宝となるべきいろ~んな方々とお知り合いになることができました。国籍・人種・年齢・性別・職種を問わずこれほどバラエティに富んだ方々と仲良くできる機会は、人生のなかでもうないのではないか??ってなくらい。 この地で縁あっていろいろご一緒させていただき、一足先にワシントンを去られ世界中でご活躍の皆さま、そして今もこの地でご活躍の皆さまにもこのブログをご覧いただく機会は増えたようでありますので、この場を借りて「ありがとう!」と申し上げたいっす。皆さま方のおかげさまをもちまして、私のワシントン生活がどれほど有意義で彩りのあるものになったことか。筆舌に尽くしがたいとはまさにこのこと。ほんと多謝であります。 ワシントンという地を形容する際に「政治都市」「人口都市」「公園都市」などなどいろんな単語が用いられますが、私はこの地を端的に表す言葉は「いろんな人がいる都市」だと思う。「人種のるつぼアメリカ」と言うのとは異なる、それを大きく超越した意味で、本当にこの都市にはいろんな人がいます。 その意味ではここはアメリカの中でも特殊な空間であるし、それが最大の強みでもあると思います。今後もここに滞在する皆さま方、ぜひこの強みを活用してって下さいな! あと、3年間で2回だけ日本に帰る機会がありましたが、その際の、古くからの友人たちの怒涛のホスピタリティも嬉しかったっすね~。渡米前からお付き合いさせていただいてる方々の素晴らしさも再認識する滞在でございました。 ちなみにはなむけの言葉の中では「3年間あっという間だったでしょう~。もっと長く滞在したかったでしょう~」ってのがダントツで多いんですが、前にも書きましたけど、案外そうでもないっす。「3年間でやるこた~全てやったわい」感とともに、さばさばとすがすがしい気持ちで東京に帰れますね。先に待ち受ける東京生活&仕事も楽しみ楽しみ。 先のアフリカ珍道中の際には、一つ一つの国・場所で「今後の人生においてこの地を再び訪れることはあるのかなあ。。」との思いがよぎったんですが、幸いにしてここは世界の首都(?)ワシントン。「今後の人生においてあと何十回くるかなあ。。」ってなもんです(笑)。 とまあ強がってはみましたが、やはり名残惜しい面もあるなあ。私と同じくこの地を離れるご近所機関の同僚が、昨日しくしく泣いてたんですが、まあその気持ちも分かる。泣くなM嬢!お互い寂しさを紛らわすべく東京でもはじけまくろうぜ! ということで、この日記をてくてくと書き綴ること5ヶ月余り。ネタには全く困らない日々でございました。「朝起きる、顔洗う、日記書く」みたいな自然な習慣と化してましたね(笑)。いずれまとめて読み返すのが楽しみだったりします。お読みくださった方々、そしてコメント下さった方々ありがとうございました~。 これが「ぐま日記@東京」と名を変えて続くのかちと分かりませんが、その場合も更新頻度は凄まじく低下するんだろうなあ。。さてどうなりますやら。 それでは、怒涛のワシントン最終日を思いっきりエンジョイして、東京に帰ります!
2006年06月23日
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私の後輩で、ボストンで留学生活を送っていた方が、大変センスの良いブログを書いているんですが、彼女が帰国に際し「アメリカ10大カルチャーショック」と題して、印象深かったエピソードを書き上げてくれています。面白いのでぜひご一読あれ。 私も留学とか今回のワシントン滞在とか、それなりにアメリカ生活を体験してますが、ここで書かれていることの一つ一つに、「そうそう、その通り!」あるいは「うへ~そんなことまで!?」とリアクションしてしまいますね~。慣れ親しんだこの国を振り返るいい材料になりました。 例えばブログにある2.の燃料切れバスの話。ほんとその通り。ワシントンでも、道端にお客さんとともに立ち往生しているバスをたまに見かけます。公共交通機関がトラブるなよ~!って感じですよね~。週末にシカゴで乗った地下鉄も思いっきり立ち往生したし。メンテナンスが雑なのか?? あと、5.みたいな大らかな気前よさは私は好き。逆に6.みたいな不便さもありますな。「この機械はおつりが出ません」っていう自販機も当たり前のようにあるし。「つり銭切れ」って張り紙じゃなくて、最初から「おつりを出す構造になってません」って機械にメッセージが刻み込まれてるんですぜ(笑)。 10.は皆がうなずくでしょうな~。私も以前、こちらの大量消費の象徴とも言うべきCOSTCOの話を書きましたけど、何事も単位がでかい。「大家族」があるべき顧客像ってことなんっすかね~。 私がアメリカに感じた「ショック」は、ポジティブな「感嘆」とともにその都度ブログに書き連ねてきたんですが、まあこのブログの主も私自身も、「こんなにある意味いい加減で、時に呆れ果てるほどの思いもするが、でもアメリカってやはりポテンシャルのある国なんだよな~」ってな考えは共有してるのですよね。 ご飯が美味しくないとか、治安が良くないとか、独りよがりだとか大統領が云々とか常に世界の批判に晒されてしまうアメリカ。それでも多くの人はこの国に物理的にないし精神的に吸引されていることは確かなわけで、必ずしもいやいや付き合っているわけではない。そういう意味で、この国の底力というものは日々感じますな~。 このブログの主は一足先に日本に帰ってますが、今後「日本から見たアメリカ」あるいは「日本から見た日本」が彼女の目にどう映りますやら。いや私もですけどね。 ちなみにさ~、9.に書かれている「平均のブラジャーサイズは35C」ってのは、何がどうショックなのか私には全く分からないんだけど。。まあ「知らんでいい」ってことだな(笑)。 さて、あれこれ書いてきましたが、わたくしのワシントン滞在は明日が最終日であります。ぐま日記@ワシントンもいよいよ明日で最終回です。
2006年06月22日
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ワシントンDCからポトマック川を渡ってバージニアに入ったところに、第二次大戦の激戦地となった硫黄島での米兵、主に海兵隊の献身をたたえる記念碑(Iwo Jima Memorial)が建っております。 ここでは、夏の間に面白いイベントがあります。名付けて米海兵隊のサンセットパレード。これ凄いですよ。昨日行ってきました。 硫黄島記念碑の前にある広場に、海兵隊の軍楽隊が陣取って、まずはドラムのパレード。よく訓練された金管楽器群が、一糸乱れぬ統率の下、「星条旗よ永遠なれ」や「双頭の鷲の旗の下に」といった米軍の典型マーチを奏でつつ、見事な統制美(Drum)を見せてくれます。 これはもうワシントンの夏の風物詩。お客さんの数の多いことといったらもう。軍関係者も多数。 そして、軍楽隊の次は儀仗隊登場。先っぽに剣をつけた銃を持っての登場であります。 この人たちが見せるのは、軍楽隊の伴奏とかの一切ない中での"Silent Drum"というパフォーマンス。銃剣をいともたやすく鮮やかにくるくると扱うさまは、まさに圧巻であります。半端ではない訓練の賜物って感じ。 合間には、星条旗と海兵隊旗の入場。軍楽隊は国家吹奏、そして観客は起立して敬意を表します。軍関係者は敬礼。 私は実はこういう「統制された美」にすごくグッと来てしまうのです。いや~凄いなあ。このブログでくどいくらいに書いてますが、こういうイベントを通じて、一般市民と軍との間の距離が本当に近くなっているという感を強くしますね~。 米軍というのは、陸・海・空・海兵隊の四軍構成ですが、その中で特に海兵隊というのは規律や訓練が厳しいので有名であり、また戦時には真っ先に敵地に上陸して、多くの人が命を落とすことを宿命づけられている部隊。そうした海兵隊の宿命のある種象徴である硫黄島記念碑の下でこのイベントをやることは、特別な意味があるのでしょう。日本人としては若干複雑な気持ちもありますけどね。 ちなみに、軍とは違いますが、こうした楽隊による統制美をよく表している映画に、"Drumline"というのがあります。4年前くらいの映画。Drumというものの何たるかを知るには絶好の映画ですよ。 この海兵隊パフォーマンス、夏の間は毎週火曜日の夕刻にやってます。いろんな意味で必見です。ワシントン界隈の方はぜひ行ってみて下さい!!
2006年06月21日
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以前の日記で、援助と国益の間の微妙な綱引きをテーマにしたプレゼンをやりましたってな内容を書きましたが、ふと気づくと、私も愛読しているkiyaさんのブログに、その件がリファーされておりました。 このkiyaさん、私がワシントンにやってきた3年前にはこちらにおられ、さあこれからいろいろお世話に!と思った矢先にバングラデシュに転勤され、このたび一足先に東京に戻られた方であります。 ブログをお読み頂ければ分かりますが、社会の様々な問題、なかんずく開発問題への強い思いを綴りつつ、東京でご多忙の中でもきちんと毎日アップを欠かさない、とても律儀な方。 kiyaさん曰く、「何を実現したいのか。どうすれば効果的に実現できるのか。常に考え、認識を共有し、行動に移すというプロセスこそが大事だ」。全くその通りだと思いますね。「実現」するために「行動に移す」ってのはとても重要なキーワードだと思います。評論家的に議論するのもアリなんですが、では具体的にどうしたらいいか、というところがないと議論に発展性がなくなっちゃいますもんね。 実際に今回の私のプレゼンにおいても、その真っ最中に「お題目は分かった。んでお前は具体的にどうしたいのだ。どうできると考えておるのだ。」という声が自分の頭の中でぐ~るぐる回ってましたもんね~。 その意味で、こないだも書きましたが、ワシントンという場所は、「実際に行動に移す」素地があり、またそういう素地に身を置く人々が多々集まって議論できるという極めて恵まれた場所なわけです。ほんと刺激的であります。 ちなみに私がこないだプレゼンしたフォーラムは、このkiyaさんが設立に大きく関与された、いわば「生みの親」みたいな勉強会であります。今や凄い規模、そして多彩なメンバーを持つコミュニティに育ってますよ~。 私はもうすぐ物理的にはこの恵まれた地を離れるのですが、今後も何事もなかったかのように(笑)、日々世界中の方々の間で繰り広げられる議論の中に身を置くことになるのでしょうね。今から楽しみです。 ということで、kiyaさん、近いうちに東京でお目にかかりましょ~!
2006年06月20日
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終わりましたねえ日本vsクロアチア戦。まあ何もいいますまい。。 さて、気を取り直して帰国準備に奔走するわたくし、昨日はちと大掛かりなオペレーション。愛車の下取り価格査定に行ってまいりました。 このブログを始めたての頃の日記で紹介した、我が愛車のハイブリッド君。そしてもう1台妻子用の巨大なやつがあるんですが、両方まとめてさあハウマッチ?って感じ(古い。。)。 アメリカに住んだことのある方ならお分かりのように、ここではクルマは日々の生活になくてはならないものであります。そして、私を個人的にご存じの方なら更にお分かりのように、私自身の日々の生活はこの愛しのハイブリッド君なくしては1日も成り立たなかったのであります。 とうとうこれを手放すのか。。片時も離れずに私の生活に広がりと彩りを与えてくれたからなあ。う~感慨深いぜ。。 こちらのTVコマーシャルでこんなのがあります。べそをかく男性。その横にぽつんと1台のクルマ。フロンドガラスのワイパーがすっと動く。「泣くなよ。。悲しいじゃないか。。」と男性。その後彼はひしと車に抱きつく。エンドクレジットは「あなたの車を寄付して下さい」。私は寄付するわけではないですが、全く同じ気分だなあ。。 しかしウェットなのはこちら側のみ。今回訪れた某大手下取り業者の方はいたってドライ。さくっとメカニックが検査した後、「あなたのクルマはこれこれこういう状況なんで、○○ドルになります。売却の際は7日以内に登録証と免許とともに持ってきて下さい」。以上。所要約1時間。 なんて簡単な。そもそもこの国ではクルマって自転車みたいな扱いだからなあ。そして中古車市場も凄まじく発展してますし。乗って手放してまた買いなおす、そのサイクルが思いっきり日常化してます。下取りもまるで古本を売るかのようにプラグマティックかつシンプル。 まあもともと私自身が期限つき滞在の「借り物感」があるせいなのでしょうが、あれですね、膨大なデポジットを払ってレンタカーを数年間借り、今回返却の際にその何がしかが戻ってきた、みたいな感覚。 ということで、売り手側のセンチメンタリズムと買い手側のプラグマティズムがないまぜになった、なかなか興味深いオペレーションでございました。あと数日間のお別れドライブを楽しもう。。
2006年06月19日
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昨日の夜帰ってまいりましたシカゴ1泊2日の旅。エンジョイしまくり、写真とりまくりでありました。その一部をちとお披露目。観光ガイドにはなりませんが、イメージつかんで下さいな。 まずはおとといの日記でご紹介しました名物ピザ屋、Gino's Eastの店内。 ディープな雰囲気でしょう。どんなピザが出てくるかは、まあ見てのお楽しみってことで。 続いては、オーケストラホールの向かい側にある、シカゴ美術館の一角。入るとすぐにカイユボットの絵がお出迎え。 そして私がかなり好きな、スーラの「グランドジャット島の日曜日の午後」。一人として視線を交し合っている人のいないこの絵、テーマは「孤独」だそうです。 シカゴ美術館、夏の間は木・金が無料で夜8時まで開館。そう、それ以外の日はスミソニアンと違って有料なのです。。ってそっちが普通なんだけど(笑)。 さて、昨日書きましたシカゴ交響楽団。バレンボイム君がさくっと帰った閉演後のオーケストラホール。かなり改装されて綺麗になりましたぜアナキンくん。 さて、この数年のシカゴは好景気のなせる業か観光に力を入れるシカゴ市の施策の賜物か、再開発がされまくっています。ダウンタウンの東側、ミシガン湖畔にあるこの美しいMillennium Parkもその一つ。 10年前なら、「あまり立ち入らない方が。。」とか言われてた気合入ったエリアです。今は見違えるほど綺麗で安全なエリアに様変わりしました。でも傍らの噴水はあまり趣味よくありません(笑)。 そしてこの公園から臨むミシガン湖。天気が良いので水が映えます。 目抜き通りのMichigan Avenueはもう凄い人ごみでしたが、その一角にはホッと一息のこんなチョコレートショップもございます。 とまあ、ここに数年住み、ぞっこん惚れこんだ私の若干バイアスかかった写真集でございました。好天の中、盛りだくさんで楽しかったっす。 おまけ。以前の日記でSt. Patrick's Dayに緑に染まるシカゴ川のことを書きましたが、3ヶ月たった今はこんな感じ。やっぱ普段から緑だよこの川(笑)。。
2006年06月18日
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今回の1泊2日のシカゴ行き、実は主目的はシカゴ交響楽団でございました。常任指揮者であるダニエル・バレンボイムが今シーズンを最後に退任することになっており、昨晩お別れコンサートがあったのでした。 バレンボイムは1991年から16年間に渡ってシカゴ交響楽団を率いてきた、アルゼンチン生まれの鬼才。シカゴの前任の指揮者で英国王室からSirの称号を与えられたゲオルグ・ショルティや、NYフィルを率いたレナード・バーンスタインと同じくユダヤ系で、現在はイスラエル国籍となっています。 私が以前シカゴに住んでいた頃は、彼はまだシカゴにやってきて数年という駆け出し期。私はコンサートに鬼のように行きましたが、すごく冷徹なリーダーって感じの風貌だったなあ。カリスマ性と茶目っ気をたっぷり持った前任・ショルティとは好対照をなしておりました。 あれから十年余。久しぶりに見るバレンボイムは、年輪と風格を重ねた円熟の人って感じになってました。演目はブルックナーの9番。素晴らしかったです。 世界各国のオーケストラにはそれぞれ特徴というものがありますが、シカゴ交響楽団は、とにかく金管楽器(トランペットとかトロンボーンとか)の威勢が良い。ガンガン鳴らします。そして時に打楽器もかなり派手。金管楽器はただでさえ正面に音が飛ぶ構造なので、もうお客さん直撃。 私はこの威勢のよさが本当に好きでよく通ってたようなものなのですが、今回も特に序盤でそれが遺憾なく発揮されていたなあ。。 そして当然のことながらオーケストラホールは超満員。そりゃそうだ。速攻で売り切れたに違いない。私だって1年前にチケット買ったのですから。もうW杯並みざんす。 ホール中のお客さんを魅了し、別れを惜しみ10分以上鳴り止まぬ万雷の拍手の中、バレンボイムはコンサートマスターをさくっと引き連れて舞台を去っていったのでした。ちなみにアンコールはやらない。それもシカゴのお約束。 ということで、慣れ親しんだご当地オケの醍醐味を十分に楽しんだ夜だったのでありました。いや~バレンボイム氏、これからも頑張ってほしいっす。
2006年06月17日
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以前の日記で、私が愛してやまない、ディナーのみならずランチのコストパフォーマンスが異様によろしい和食処「M」について書きましたが、昨晩の送別会はここでございました。 ひっさびさの夜「M」!レベルが異様に高いだけあって敷居も高い夜「M」!最後だから奮発しちまえ!ってことで、男子3人で連れ立って行きましたとも。 ご一緒したのは、TさんとK君のイケメンコンビ(笑)。なす田楽に始まり、刺身盛り合わせ、揚げタラバ蟹、箸休めの握り寿司、白身魚の西京焼き、きのこ蕎麦、そして枡冷酒等々、相変わらず夢のようなコースメニューでございました。は~うっとり。「日本にかえるのに和食なんて」っつう俗な概念を超越してると思いますこの店。 でも繰り広げられる話題は、思いっきりボーイズトーク。共通の知り合い(主に女性)について、いろいろ大胆なことを話し合い、笑い転げること数時間。内容をここに書くのは勘弁して下さい(笑)。そのまま夜半まで二次会。いや~楽しかったし美味しかった。ご両名どうもありがとうございました! さて一夜明けていま私は実は第二の故郷・シカゴにおります。ご当地名物Stuffed Pizzaの老舗・Gino's Eastで思いっきり腹を膨らませてきたところ。ここのピザほんと凄いっすよ。写真はまた帰ってから。 っつうか明日にはもうとんぼ返りでワシントンに帰ってます。なぜそんな慌しい日程でシカゴまで飛んできてるのか?つづく~。
2006年06月16日
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つい最近の日記でも書きましたとおり、国際機関における我が国のコミットメント・影響力行使のあり方、というのは大きな関心事ですが、先日、とあるフォーラムで興味深い事例を教えていただきました。 国際機関の本家本元とも言うべき国際連合(UN)。もちろん世界中で事務局職員を募集・採用しているんですが、「特別空席公告」というのがあるらしい。 曰く、「国連加盟国のうち、十分な数の事務局職員を輩出していない国における国連勤務希望者を対象に、特別空席公告を提示し、当該ポストへの応募を受け付ける」という制度で、「我が国についても、この特別空席公告の対象となって」いるのだそうです。 ほほう。特定の国の人を優先的に採用しようってことだ。ある種のAffirmative Actionですな。 どういう国がこの特別空席公告の対象国になるんだろう。その国の国連分担金の比率と職員数の比率の乖離とかで見るのかな。ちょっと調べてみたんですが、ご存じの方がいらしたら教えて下さい~。 私の所属する国際機関では、分担金ではなく出資金と呼びますが、やはり日本の出資比率とくらべて職員数は少ないのですよね。我が機関でも採用は狭き門なのですが、こういう制度を導入すると日本は有利でしょうね。間違いなく対象国になる。 ちなみにこの制度、ファストトラック(Fast Track)と呼ぶそうです。早道、ないし抜け道。この用語、この国の通商交渉において話をごりごりとスピディーに進めるべく大統領に与えられた「ファストトラック権限」ってのが有名なところ。 要は、「通常のトラックで進めていると時間がかかってしまうから、こっちの早道使って早く成果だそう!」ってニュアンスですな。機会均等という錦の御旗の下で、なかなか画期的な制度ではありますね。 しかも日本は思いっきり受益者。日本人の皆さんぜひ活用して欲しいっす。と同時にこのファストトラックの運用実態がすごく知りたい!ご存じの方ぜひコメント下さい~。
2006年06月15日
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引っ越しオペレーション進行中。我が家は棚もこざっぱりとし、代わりにダンボールの山。感慨深いっす。 さて、以前の日記で、ワシントンにはまだまだ見どころがたくさんあるわい、ということを書きましたが、それでもわたくしこの界隈の食やイベント関係、すなわちレストランやプレイスポットは、3年間でおおよそ制覇したかな~と思っておりました。 しかしどうしてどうして、甘かったね。やはりこの界隈、奥が深うございます。ここ数日間で、またもやいろいろな発見をしてしまいました。 まずはプレイスポット。ただいま真夏直前の絶好の気候、こういう時はバーベキューだね!というのがこの地のお約束のようでありまして、先日のお呼ばれに引き続き、再度てくてく行ってまいりました。 今回のはいろんな国のお仕事仲間が20人くらい集まった大規模なバーベキューパーティ。場所はメリーランド州の中ごろにある、Black Hill Regional Parkというところでございます。 ここで驚いたことは3点ほど。まず敷地が巨大で、ファシリティがすごくしっかりしている。そしてバーベキュースポットも、お子様のプレイグラウンドも、もう凄まじい大盛況。そしてこの公園、大きな湖が隣接していて、ボートその他の水遊びにも事欠きません。 こんな素晴らしい公園が近所にあったとは知らなかった。。ワシントン界隈の方々、ぜひ行ってみて下され。季節限定でございますよ。 さてもうひとつはレストラン。とある送別会で初めて連れてっていただいた中華。Full Kee(富記)というところであります。中華街とバージニアに1つずつあるそうで、我々が行ったのはバージニアのお店。これが腰が抜けるほど美味しかった!! 食べたもの一つ一つがほんとに大当たり。いくつか挙げましょう。「蝦ワンタンスープ、麺抜き(Shrimp Dumpling Soup, without noodle)」、「ロブスター(Lobster)」、「シェフお勧め海鮮チャーハン(Chef’s Special Seafood Fried Rice)」、「あさりの黒豆ソース和え(Clams in Black Bean Sauce)」、「ソフトシェルクラブ(Deep Fried Soft Shell Crab)」等々。美味しそうでしょう。ほんとに夢のようでした。Aさまどうもありがとうございました!実はあまりの美味しさにその後もう1回行きました(笑)。 とまあ帰国直前になって「こんなスポットが実は!」と自分の甘さを痛感する今日この頃。それもそれで去るのが辛くなってしまって罪なことなんですけどね~。ともあれ、連日連夜わたくしのお相手をして下さる皆様方に感謝であります~。
2006年06月14日
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昨日のショックも抜け切れませんが、気を取り直してW杯ネタ連投。 W杯をはじめとするメジャーな国際イベントでは、どのような企業がどんな広告を打っているか、というのがなかなか興味深かったりしますね。 例えば看板広告。今回のドイツ各地での試合、スタジアム内の広告配置はどこでも概ね決まっている感があります。TVカメラの反対側正面、相撲で言うところの「向う正面」にはそのスタジアムの都市名が入った看板、その両脇から企業広告。たぶん向う正面に近ければ近いほど良い(高価な)位置なのでしょう。 フィールドをぐるりと取り囲む看板群の中には、某ハンバーガー屋や清涼飲料水メーカー、クレジットカード会社とかの常連がずらり。やっぱしね。日本の会社では東芝と富士フィルムが頑張ってるね~。 他方でこんなことにも気づきました。 その1。向う正面の一番いい位置に陣取るは"ADIDAS"。今回のメインスポンサーになっているようですな。CMもオールスター勢ぞろいのすごいのを打ってます。日本でもやってるかな?これまでこの世界はNIKEの一人勝ちかと思ったんですが、今回は影薄し。勢力図が変わったのかしらん? その2。"Hyundai"がすごく頑張っている。スタジアムのいいとこに看板立ててるし、こちらの中継ではハーフタイム中の提供がこの会社であることがすごく多いです。この企業の勢いや、このイベントに賭ける意気込みを感じさせますな~。 その3。中国企業の広告を見ることは全然なし。出場してないから当たり前と言えば当たり前なのかな。かの地でのTV中継も殆どないんでしょうか。でもFIFAのオフィシャルサイトには中国語版もあるんだよねえ。ふうむ。 その4。エミレーツ(Emirates)航空の広告の際立ったプレゼンス。エミレーツと言えば、アラブ首長国連邦(UAE)の大変サービスの定評高い航空会社。本拠地ドバイは世界的ビジネス・観光の拠点とすべく国を挙げてのプロジェクト進行中で大ブーム。これも勢いやね~。 ちなみに"Avaya"という広告もよく見かける。あやや?何の会社?調べてみたら、企業向け通信ネットワーク関係の会社のようですな。日本では「アバイア」と読むらしい。へ~え。そういえば日本戦では「日本アバイア」という日本語つきでしたな。 とまあ、試合以外にいろいろな情勢も垣間見えるW杯。今後もできるだけチェックっす。
2006年06月13日
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いやはや、終わりましたね日豪戦。日本は今ごろ呆然自失でしょうか。。 こちらでは早朝になるこの試合、もちろん私も見ましたとも。アメリカのスポーツ専門チャンネル・ESPNでやってたんですが、さすがサッカーの人気ないアメリカ、試合開始の5分後くらいにならないとオンエアになりません。 このじれったさをどう解決するか。実はスペイン語チャンネルという頼もしい味方がいまして、主にメキシコ人といったヒスパニックを対象としたこのチャンネル、日豪戦と言えども随分前からオンエア。国家斉唱からばっちり。さすが。 試合内容は言うまでもないんで多くを語りますまい。前半はイケイケだったんですけどね~。ちなみに中村俊輔のフリーキックからの得点は、ESPNの実況は、「あれはゴールじゃない!ゴールじゃない!どう見てもファウルだ!」と絶叫しておりましたが。 後半25分くらいまで手に汗握って見ていたんですが、「これ以上見てると会議に遅刻する!やばい!」ってんで後ろ髪を引かれつつTVの前を去り、クルマぶっ飛ばしてオフィスへ。 20分後。そろそろ地下駐車場ってことで、運転しながら自宅に電話。「どうなった?」「。。。1点入れられて追いつかれた」。。げげ~やはり甘くないねえ。引き分けか~。 更に5分後。エレベーターを降りてオフィス前。再び電話。「終わった?」「終わった。3対1で」 その後のことはもう語りますまい。出勤してる間にこんなに形勢が変わるとは。日本ではどういう解説・分析になってるんでしょう。。 出勤してみると、さっそくいろいろな国の同僚から「お見舞い」のメールが。もちろんみんな試合をチェックしてるわけです。ホールの大スクリーンで試合を上映する機関ですから(笑)。 会議場に行ってみても、いろいろ声をかけられる。「残念だったわねえ。特に3点目はちょっとshameだったわね」。。。すいません、逆転シーン見てないんです。さぞかしshameだったのだろうなあ。。 しかしまだ始まったばかり。気を取り直して応援しようぜ!というタッグをアメリカ人やコスタリカ人同僚と組もうっと(笑)。
2006年06月12日
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ワシントンで過ごす週末も、今週と来週を残すのみとなりました。せっかくだからゴルフやり納め、というわけにはまいりません。やること目白押し。お天気はゴルフに最適なのですけどね。 まずはとにかく引っ越し、引っ越し。いらない荷物を捨てまくり、持って帰る荷物は船便・航空便に分類しまくり、できるものはパッキングしまくり。現在我が家はダンボールの山、急速に荷造りモードになっているのであります。 そんな中でもお客さんはやってきます。まずはこの家を貸してくれてる大家さんが、家の明け渡し前の最終チェック。 うちの大家さんは異例なまでに気前の良い人。私が住んでた間も自分の負担でばしばしリフォームとかして下さり、何かあるとすぐ飛んできてくれます。「自分で芝刈りしてみよっかな~」と呟いたらさくっと巨大芝刈り機買ってくれたりとか、とてもいい人です。 そんな人なので、予想どおりチェックもあっさりかつ好意的。「OK!きれいに使ってるね!じゃSecurity Deposit(敷金)返すわ。今後の段取りはこれこれこうこう~~」みたいな感じ。素晴らしい~。知り合いの紹介で入った家なのですが、こういうとこにも出会いの妙というのはありますなあ。 大家さんを送り出すと、とある知り合いのご家族が来訪。我が息子と同じくらいのお子さまがおられ、日本に持って帰らない息子グッズのいくつかを引き取っていただいたのでした。部屋が急にがら~んとなり、息子が寂しがるかな~と少し警戒したんですが、当人は超あっさり。グッズが消えたことに気づいてないのか(笑)?? 夜はお呼ばれ。家族ぐるみでお世話になっている近所のお友達のお宅にお邪魔しました。まずはきれいなお庭で大バーベキュー大会。「庭+バーベキューセット=大バーベキューパーティ+ご主人大活躍」というのはアメリカで普遍の構図なのですが、この日もまさにそうでございましたよ。ちなみに子供は息子vsガールズ4人というまたもハーレム状態(笑)。この辺りって娘さんが多いのだろうか。。 その後も奥様のとても美味しい料理とセンスの良い食器類に囲まれ、政治・経済から医療、職人技、はては縁談まであらゆる話題を肴に食べ、飲み、語り、大変おそくにおいとましたのでした。いや楽しかった。Hさん本当にどうもありがとうございました~。 ということで、カウントダウン状態のワシントンの週末は、慌しくも楽しく過ぎていくのでした。 余談。夜中に「ワールドカップどうなったかな~」とTVつけても、日本ならどこのチャンネルでもやってそうな「今日の試合ダイジェスト」みたいの全然やってないねえ。。「すぽると!」が懐かしいぞ(笑)。
2006年06月11日
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昨日は日中に凄まじい雨。雷雨っつうか「雷嵐」とでも言いましょうか、すごく強いのが降り注ぎました。珍しい。おかげで服はびしょびしょ。 さてそんな中、いよいよ開幕いたしましたね~ワールドカップ。前にも書きましたが我が機関には欧州人や南米人が数多くいるので、仕事にならんのではないか?と思っておりましたが、やはり一大イベントであった。。 発端は主催国ドイツの同僚からのメール。「今日から開幕するW杯ドイツ大会を祝うべく、みんなで開幕戦(ドイツvsコスタリカ戦)を見ましょう!最上階会議室の大スクリーンで放映するので来てね!」 。。。すごい。さすが。オフィスと話をつけて会議室スクリーン確保したか。きっと毎回必ずその用途で使われる会議室なんだろうなあ。 試合開始はワシントン時間の正午。あいにくランチアポがあったので見に行けませんでしたが、後で聞いたら盛況だったらしい。やっぱりね。 その後アルゼンチン人のスタッフと仕事の話をした時も、端々にワールドカップネタ。「日本戦は月曜だから、今から興奮だよ~」「あらあたしんとこの試合なんか明日よ!気が気じゃないわ!」。 ちなみにこのサッカーが盛り上がらない国アメリカでも、さすがにW杯の試合は全て放映するようで、日本戦3試合もケーブルTVとかで見られることが判明!すばらしい!これをアップしたたった今も、イギリスがパラグアイを下しましたね。ベッカムやっぱしかっこいいねえ~。 さて話変わってまた食べ物ネタ。昨日の夜の送別会で行きましたのは、ダウンタウンにあるSpezieというお店。イタリアンは何度かご紹介してきましたが、ここも美味しい。 さすがに飲み会続きの私は、今回のメインはムール貝やイカや海老やその他もろもろの入ったシーフードパスタwithトマトソースという軽いものだったんですが、温度・かたさ・量すべて申し分なし。あと、料理のお供のCastello Della Salaというイタリアワイン(シャルドネ)もとても美味しかったです。 ということで、W杯だ送別会だ、はたまた引っ越しだと慌しい日々でございます。これを毎日アップできているのが奇跡のようです(笑)。
2006年06月10日
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先日にワインに引き続き、y(^-^)ノさんがソースであります。回ってきましたのは「指定型バトン」だって。どれどれ。■■■〔指定型★バトンのルール〕■■■ ◆廻してくれた人から貰った『指定』を『』の中に入れて答える事。 ◆また、廻す時、その人に指定する事。 なるほどね~。私に指定されたお題は『出会い』でした。◆最近思う『出会い』 う~どういう意味だろ。ワシントンを去るに当たって、ここで重ねてきたいろいろな出会いを振り返ることは多くなりましたね~。でも、本当に大事なのは「出会い」そのものよりも「出会った人」とその後のお付き合いを続けることであって、それを真摯に続けていれば、偶然に左右されない、起こるべくして起こる「出会い」が相次ぐフェーズに入る、って感じがしますな。ちと抽象的か?◆この『出会い』には感動!!!! 一つ一つ感動ですが、例えばこのブログにもコメントを下さるアナキンの弟子くんのケースかな。 高校・大学時代をともに過ごし、お互い違うところに就職したものの、その後勉強しに行ったシカゴの学校で再会。彼は先に東京に戻り、私がその1年後に東京に戻ってみたら私の所属組織に出向してきてた。更にお互い偶然決めた住みかが1ブロックしか離れていなかったり。感動というより腐れ縁としか呼べない出会い(笑)。◆直感的『出会い』 人間でもそういうのありますが、レストランでよく遭遇。一目見て、あるいは一歩足を踏み入れて、「あ、この店美味しい。」と直感的に感じて、実際に美味しくて感動し、その後長くお付き合いさせていただく、みたいな例多し。◆好きな『出会い』 。。って何だ?学校行く途中ぶらぶら歩いてたら、向こうから食パン口にくわえたかわいい女の子が「ちこく、ちこく!」と叫びながら走ってきて、曲がり角で出会いがしらにど~ん!みたいなのが模範解答?あるいは電車男とエルメス?いずれにしても妄想系?◆こんな『出会い』は嫌だ! 出会いはどんなのでも良いものですけどね~。でも余りに打算的に仕組まれた出会いがあったら、それは嫌かな。具体例が思いつかんが。◆この世に『出会い』がなかったら… そりゃ人類絶滅でしょう!人は一人では生きてはいけない動物ですからのう。◆次に回す人、5人(『指定』付きで…) う~5人はいいや。1人だけ一応回しておこう。applemangoくん、お題は『アフリカ』。でも無理やりやらなくて全然結構っすよ~。
2006年06月09日
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6月に入り我が家の芝生も青々。アプローチの練習をしたくなるほどの緑っぷり(?)であります。 さて最近飲み食いネタがやけに多いので、たまには「ちと硬派」で行ってみましょうかと。 私はワシントンでいろんな勉強会に所属してますが、そのうち恐らく最大規模であろうとあるフォーラムで、帰国前に何かしゃべって欲しいとのお話をいただき、昨日プレゼンしてきました。 テーマはまあ、「私が所属するグローバル機関の援助業務」とその参加主体である「日本という国の国益」との関係、といった感じ。以下のような問題提起と私見を話させていただきました。1.グローバルな世界を見据えた開発援助機関の業務において、個別の国の利益であるところの「国益」なるものの入り込む余地はあるのだろうか。→あるんじゃないっすか。2.「開発援助」という分野と、外交のもう一つの柱である「軍事・安全保障」という分野は、お互いに独立・相互不干渉みたいな形で成り立つのだろうか。→成り立たないんじゃないっすか。両者は密接不可分。特に90年代以降。テロ以降は更に。また、外交の第3の柱「ソフトパワー」も大いに活用の余地あり。3.そうした状況の下、グローバル国際機関において日本の国益を発現するには、今後どのような方策が効果的だろうか。→金銭的貢献を増やす、人的貢献を増やす、知的貢献を増やす、等々の方策があり得ましょうが、どれが効果的かは一概には言えないっす。まあいずれにしても、上記1や2の視点を持ち続けることはとても重要。 こうやって思いっきり要約すると、何のこっちゃ、って感じかもしれませんが、実は今回のプレゼンのエッセンスは、このブログに散りばめられてるんですよね。国際機関と外交力とか、日本とアフリカとか、ソフトパワーとか、はたまたアフリカ珍道中とか、その他もろもろ。つらつらと書き連ねてきた「ちと硬派」ネタを元にしてのお話でありました。こまめに書いといてよかった(笑)。 会合は比較的盛況で、開発業務関係者や研究者、学生さん、ビジネスマン、マスコミと多岐にわたる方々と、いろいろ興味深い議論を行うことができました。 このブログでも繰り返し書いてますが、援助を語る際の永遠のテーマは、「何のための、誰のための援助か?」ってことなんでしょうね。「いま現に苦しんでいる貧しい人々をほっとけないだろう。国益だの安全保障だのといった不純な概念を持ち込むな」という考え方と、「そうは言っても援助と安保は無関係ではないだろう。それにその原資(=税金)を出してくれている国民のことを考えんでどうする」という考え方との間の綱引きなのではないかと思います。 プレゼンの後は、いろいろな立場の方々から、いろいろな意見が出され、私としてはとても刺激的で楽しい議論でした。 そうした議論を通じて私が痛烈に感じたのは、皆さんやはりこの異郷の地で「国益」というものを強く意識していらっしゃるということ。まあそういうテーマが設定されたフォーラムだったから、というのもありましょうが、日の丸を背負ってるという意識の下でお仕事や勉強をされている方がたくさんいらっしゃることをとても頼もしく思いました。 ワシントンというのは様々な問題意識をぶつけ合って議論をする土壌が見事に揃っている地であり、またこのインターネットの時代、更に世界中の方々と意見交換するインフラも整ってて、実際にこの地ではそれが見事に活用されてます。いや~幸せな時代に生きておるわい、と改めて感じでしまう今日この頃でございます。
2006年06月08日
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以前にちらりと触れました、弟子Y君がアレンジしてくれた送別会が、昨晩ございました。 いや~この送別会、準備段階から凄かった。「ぐま隊長のワシントン人脈を全てご招待しましょう!」と思いっきり鼻息荒いY君。そうは言っても、他の送別会でご一緒する方々や、こないだご自宅にお招きした方々とかは何度も呼ばれてもアレだろうから、少し絞ろうよ。。と怖気づくわたくし(笑)。 幹事を説得して、とある交流会、そしてもう一つ勉強会のメンバーをベースに数人付け加えさせていただく、というカテゴリーにて決着。ワシントンでも比較的お若い方々が中心となりました。 会場は、私が以前絶賛しましたジョージタウンの洋食屋さん。このお店はこの手のパーティに本当に柔軟に対応して下さる。1人当たり予算はこんな感じ、料理と飲み物の比率はこう、メニューはこんな感じ、といった緻密な打ち合わせの一部始終がY君から私の耳に届き、ほうほうそうですか、そこはこんな感じでどうでしょう、みたいなアドバイスを適宜。ほとんど主賓兼幹事(笑)。 さて当日。いや~本当に感動的でした。フロア貸切で、たっくさんの方々にお礼のご挨拶ができました。各テーブルを頻繁に巡回してご挨拶しようと心がけていたんですが、つい話し込んでしまいますね~。いやはや今後の課題だ。 相変わらず料理もお酒も美味しく、焼きおにぎりや押し寿司、から揚げ、サラダ、締めはカレー、みたいな家庭料理系。この店はワインも美味しい!お料理の写真撮れば良かったす。人々の写真ばっかし撮ってた(笑)。。 その後しっぽりと2次会に流れ込み、ド深夜まで騒いでおりました。この辺から記憶があやふやになるのだが、堅い話からオヤヂ話までいろいろしていたような気がいたします。 唯一残念だったのは、そこまで汗をかいてくれたY君自身が、とある事情によりワシントンにおれず、参加できなくなってしまったこと。しかしY君の最後までの遠隔操作は本当に立派でありましたよ。幹事代行のK君ご夫妻(??)も大変てきぱきと仕切って下さり、思い出に残るパーティとなりました。 ということで、本当に皆さまどうもありがとうございました!皆さま方あってのわたくしのワシントン生活であったなあ、ということを噛みしめつつ、肝臓を鍛える日々は更に続きます(笑)。
2006年06月07日
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この日記にもよくコメントを下さるたんまんさんのブログにて発見。またもや忙しい中やってしまいましたよ診断もの。「金持ち頭脳」だそうな。 これは、「あなたはお金持ちになるための資質をどれくらい有しているか?」を、いろいろな質問に答えた上で診断してくれる、というものです。 下らね~(笑)!と思いながらもやってしまう。わたしゃホントにこの手のが好きなんすよ。。 さて診断結果。タイプは「自己満足型」だって。こう言われました。「ぐまさんはお金持ち資質がなかなかあると判断されました。どんどんこれから調子を上げていくものと思われます。特に生命力に高い数値を示しているので、パワフルさに期待できるものと思われます。 また、チャレンジしてそこで散っても悔いはない、という実利にあまり執着しないタイプで、お得な自己満足型と判断されます。チームの内部ではお荷物になる可能性もあり、むしろ個人行動が向いていると言えるでしょう。」 へ~。そしてさらに各論チックな分析が長々と続くんですが、すごくデフォルメして要約すればこんな感じ。1.先天性。お金持ちになる先天的な資質はあるよ。2.善悪。善人すぎ。お金持ちになるにはもう少し悪人たれ。3.理論と行動。頭を使わずしてお金持ちなし。その意味で君は理想に合ってるよ。4.過程と結果。「頑張る過程に意味がある」とか言ってる間はお金持ちの資格なし。お金持ちは結果がナンボ。この点ポイント低いよ!5.繊細と大胆。お金持ちは大雑把で肝が据わってなきゃ。君繊細すぎ。ポイント低し!6.信念。自分の考えを持ちつつ他人の意見も聞くその姿勢、いいんぢゃないの~? 。。う~、お読みの方には異論もおありでしょうねえ。特に5とか。この手の診断もので「繊細すぎる」と言われたのは初めてだ。っつうか今までの人生で殆ど言われたことないし(笑)。 他方で、個人的には4の考え方に異論があるぞ(笑)。そうですか。結果が全てですか。前に読んだ「金持ち父さん、貧乏父さん」でもそこまでは言ってなかったような。。 そして、私のお金持ち資質は、日本人口1億2千7百万人のうち、「第4903万9377位」だって。何このリアルな数字(笑)。赤ちゃんまで全部入れて真ん中かよ(笑)。 さらにさらに、お金持ちピーク予想は「2034年」だそうな。定年直前?これまたリアル(笑)。 ということで、お時間ある方はお試しあれ。しかしこれ、「世の中ゼニや!ゼニの前ではきれいごとなんか言っておれんのじゃい!」みたいなステレオタイプ的お金持ち感が強そうなんで、ジョークとしてやりましょうね~。
2006年06月06日
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私の知り合いが、東京は本郷のハンバーガー屋さんのことをブログに書いておりました。美味しそうだ~。 私は実はハンバーガー、ポテト、コーラという「(悪魔の)3点セット」が大好き。小さい時とか東京で学生やってる時はあまり食べなかったんですが、シカゴで勉強してた時にハマりましたね。 というのは、私の学校の食堂では毎日夕方に"Happy Hour"というのがあって、ランチで売れ残ったハンバーガーとポテトを再度焼いて(揚げて)、コーラとともに供する、というのがあったのです。10数年前ですが忘れもしない価格は1ドル99セント(!)。貧乏学生の強い味方でありました。今もあるのかな~。 今回のワシントン生活でもMcDonald'sやBurger Kingにはよくお世話になりました。たまに残業食になったり、あとはドライブ旅行の友としてお付き合いすることがすごく多かったなあ。 確かマックには「人間は3歳までに美味しいと思ったものを一生食べ続ける」というセオリーの下、子供連れを狙え!という戦略があったはず。まさに「三つ子の魂百まで」戦略(笑)。私の場合はハンバーガーは「20代半ばの学生の魂百まで」って感じですな~。 日本に戻ったらさすがにマックやキング系はしばらくご無沙汰しようと思うんですが、逆にすごく行ってみたいハンバーガー屋さんがあります。その名はKua Aina。 ハワイオリジナルのバーガーで、アボカドとかパイナップルとかのトロピカルな具がわんさか入って、とても美味しい。むちゃくちゃ巨大なので、肉汁を垂らしながら大口開けて食べる、という余りデートには向かないコンセプトです。 ちなみにここもお値段はマックの10倍。青山とか丸ビルとかにお店があって、よく残業食に使ってたなあ。。またお世話になりま~す!!(って誰に言ってんのや) ところで、日本ではもうマックのハンバーガーって100円しませんよね。要は1ドルを大きく下回るってこと。アメリカより安いです。本場アメリカのハンバーガーが、東京でより安く食べれるなんて、一体誰が予想したでしょうか。。
2006年06月05日
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とある知り合い(正確には知り合いの妹さん)から、ワインについて問い合わせを受けました。 曰く、「手軽な価格で飲めるワインで、悪酔いしないやつはないだろうか」とのこと。安いワインだと悪酔いしてしまうそうな。ふ~む、なるほど。この方お誕生日も近いみたいだし、前祝いにちと考えてみるかな。 確かに本場フランスとかイタリアのワインは高いです。これは日本でもアメリカでも同じ。ポーランドとかハンガリーといった東欧のワインは安くて美味しいのもあるけど、ちとマニアックでなかなか当たり前のようには売ってない。 そんな中で、私がお手軽ワインとして重宝しまくっている銘柄はいくつかあります。キーワードは「米州大陸」。 例えば南米チリ。ここは一大ワインの産地で、大変良質なのを生産してます。代表格は、コンチャイトロ(Concha y Toro)という銘柄であります。 このブランドは広く流通してるんですが、私が大好きなのは、カッシェロ・デル・ディアブロ(Casillero del Diablo)というやつ。こんな感じのラベルです。 意味は「悪魔の蔵」。こんなに美味しいワインを熟成させる蔵には悪魔が宿っているに違いない、という意味。いかにも美味しそうでしょう。んで実際に美味しいです。 私はカベルネ・ソーヴェニオンというぶどう品種の、ちと重めの赤ワインをブルーチーズとかグリュイエールみたいな濃いチーズと一緒に味わうのが好きですが、シャルドネとかソーヴェニヨン・ブランといった白ワインの品種も美味しいです。暑い夏に冷やして飲むと最高ですよね~。 ちなみにこのコンチャイトロ、サンライズ(Sunrise)という名の普及品もあります。 さてお次は北米大陸。ここには言わずと知れたワインの一大産地・カリフォルニアがございます。私のお気に入りはこれ。 ロバート・モンダヴィ(Robert Mondavi)。カリフォルニアワインの代名詞ともいうべき方のお名前です。サンフランシスコ郊外のナパバレー(Napa Valley)という聖地に堂々たるワイナリーを構えています。自分のサクセスストーリーを描いた自伝も出版。これも面白かった。 ここのワインは超高いものからお手軽系まで幅広くありますが、上の写真の”Private Selection”という種類のやつがお手頃かつ美味しくて好きです。赤白各種取り揃えられています。 さてこのモンダヴィワイン、更にやさしいお値段の普及品・ウッドブリッジ(Woodbridge)というのもあります。テーブルワイン感覚でざくざく飲むのによござんす。 こうした米州大陸ワイン、お前がアメリカに住んでるから安く手軽に飲めるだけなのではないか?とお疑いの向きもあるかもしれません。いえいえとんでもない。どれもワシントンのみならず、私が東京でも飲みまくってた銘柄です。だいたいどこのワイン屋さん、酒屋さんでも売ってるはず。 さてお値段。定価はともかく、量販店とかで買えば1本2000円もしません。ウッドブリッジなんて1000円もしない超お手軽品。ぜひぜひお試しあれ~。y(^-^)ノさん、こんな感じでいいかな? なんて偉そうにワイン紹介するのは実は恥ずかしいな(笑)。game姉さん、補足・修正入れて下さいな~。 ちなみに昨晩の晩酌はこれ。ワインじゃないやんけ。 引っ越しまでに我が家のコレクション飲みきらなきゃ。協力者募集中ざんす(笑)。
2006年06月04日
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もともと人に会うのは大好きな性格ですが、ワシントンを去るにあたってそのモードが全開しております。昨日は特に盛りだくさんだったな。今回はちと日記風に。 6時半起床。何とめずらしい。飲み会やランチだけでは飽き足らなくなったというわけではないが、朝からアポあり。でも前の日のお酒を引きずった二日酔い状態。起きるの辛かった。。 朝食をご一緒させて頂いたのは、以前から大変お世話になっている同業者の方。出張で東京から来られたのでした。大変お話も面白く、気づいたらエンジンもフル回転で2時間経過。二日酔いに効くのは「水」でも「薬」でもなく「会話」ですな。S様本当にどうもありがとうございました。ってさすがに読んでないだろうな(笑)。 お昼。私の所属する機関のスタッフが招待してくれたランチを、近所のレストランでいただく。ブイヤベース。美味しい。更に復活。 ランチメンバーの1人はキルギス人。かの国のパーティーでは招待客が全員揃うまで、決してメインディッシュの調理を始めないんだそうな。なので時にメインは午前3時とか4時とかになるとのこと。ほほ~う。 てくてく仕事して夕方。異業種勉強会。参加メンバーは、私のような国際機関勤務や研究者、医師、ビジネスマン、職人、食品会社経営、マスコミその他とてもとても広範囲。ワシントンにはこんなにいろんな人がいるのか!と出席するたびに感動。この勉強会出席も今回が最後だな。 今回のプレゼンは、食品会社経営のSさんによる、アメリカでの日本食・日本食材のマーケティング論。面白すぎ。もうその洗練された「プレゼン芸」がやばいレベルまで到達していました(笑)。いや~~~ほんっとにためになりました。Sさん有難う! 夜はそのメンバーで飲み会。なじみのタイ料理屋さん。3年間で何十回行ったかなあ。。この店の仲良しおばちゃん店主も私が近々去ることを知っており、いや~寂しいねえとしばししんみりした会話。 このお店、トムヤムクンやパッタイ、タイカレーといった定番メニューのみならず、何食べても美味しい。そしてまたもや凄まじく安い。シンハービールの空瓶もどんどん増えてゆく。この店でもしばらく食べれないな~とまたもやしんみり。 ちなみに家に帰ったら、息子のお友達が泊まりに来てて、息子と大運動会やってた(笑)。 とまあ何やら「会」づくしの一日でございましたよ。忙しかったが、とても贅沢で有意義な一日でもありました。全て皆さまのおかげ。いや~有難いことであります。
2006年06月03日
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