「さがさないでください」 円 一
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現代人もすなるブログというものを、田舎者もしてみむとてするなり。世に七不思議なる怪奇在れど、何故、何処でも七つで在るか誰も知らざる也。七不思議其のものは七つに留まらず至る所にも之在る也。蝉が鳴き居る。之も七の不思議なる可きか。蝉は地中で七年育ち、地上に出でて後は七日のみ生きると云うが、之は俗の説く所にして、虫籠の中で餌も無ければ干からびる他無し。蝉は木から汁を吸う也。嘗めるに非ず、木に管を挿して吸う也。人に捕まらねばひと月は生きるもの也。夏の虫と云えば、蛍もまた七日の命と有名也。実際はその倍は生きる可けれど、羽化して後は水より他に口にするもの無し。一年ほど水の中で貝を食らい養分を蓄えて飛び立つ也。されど之の肉食の虫には独特の臭気在りて外敵少なし。蜘蛛の巣、蝙蝠、人間在るのみ。閑さや岩にしみ入蝉の声音波、岩を砕けば尚面白し。草の葉を落つるより飛ぶ蛍哉されど上手く飛べずしてまた落つる也。どちらも芭蕉の句に在る也。遠路遙々歩いて詠みしものを、余が電子網(ネット)で拾いしもの也。ネット、マジで便利也。上に書き連ねし事どもも、皆すべて余がネットで拾い集めたり。噫呼。世に怪しからぬこと多かれど、そう珍しからぬ例もまた多し。胸に北斗の七つ星を抱く者在り。虫刺されという説も在り。余も海でクラゲに胸を刺され、大きく『ツ』の字に腫れた例在り。いと痛き仕打ちにて、余は絶叫悶絶にのたうちまわりたり。夏とは珍妙怪奇な季節也。七不思議もまた、夏の戯れ哉。
2009年08月03日
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