ひでやん’s blog

2004.05.01
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カテゴリ: 日常を綴る



かつてブラジルの希望といえばセレソン(サッカーブラジル代表)とアイルトン・セナ。
10年前、イタリア・イモラサーキットで行われた’94F1サンマリノGP
とんでもない出来事は起こる。

予選初日には現Ferrariドライバーのルーベンス・バリチェロの駆るマシンがクラッシュ。
運良く尾てい骨骨折で済んだものの事件はそこから始まった。

予選二日目、ラッツェンバーガーが予選中にクラッシュし死亡。
セナを含めGP場に居た多くの人間が意気消沈。
事故などにはとても敏感に反応するセナ。

人間的にもとても繊細でレース以外でも人間としてとても素晴らしい人間性のセナ。
繊細ゆえにちょっとした事でも心を痛める面も。

ラッツェンバーガーの事故の後、色んな思いは起きるものの自分はプロのレーシングドライバーと各ドライバーは想うなか翌日の決勝に思いを懸ける。
この時、マスコミの中でも「セナは落ち込んで闘えなかったのでは」と勝手なコメントをしていた。
確かにセナは繊細な人間で人一倍傷ついたと思う。
しかし、レーシングドライバーはタフな面もないとやっていけない。
俺自身、マスコミなどの勝手なコメントには腹が立ったね。

レース決勝の日、運命の時が来た。(もう解るよね)
当時、セナが死ぬなんて事は誰も思わなかった、皆「セナが死ぬわけ無い」と。
クラッシュ後、ピクッとセナの頭が動いた時は「あ、大丈夫だ」と思った。
応急処置をしヘリで病院まで輸送されるセナ。
セナの事故で困惑の中、レースは続くいたけど事件は多々起きた。
セナに注目があって余り知られてなかったけど、ピットインを終えたマシンがコースに出ようとした時、
タイヤが外れ他チームのクルーに勢いよく転がってきたタイヤにあたり大怪我といったこと等、とにかく呪われた週末と誰もが思った。

余談ですが、このサンマリノGPの2週間前、岡山県のTIサーキットでパシフィックGPが行われた。
このパシフィックGPからサンマリノGPの間に我らが片山右京の姉が亡くなった。
右京自身も兄弟の死で、言葉に出来ない傷を抱えサンマリノGPに臨んだ。
「冷たく感じるかもしれないけど、俺もこの2週間で姉を亡くし精神的にも辛い日々だったし、今までレースをやってきて何人もの友人を亡くしてきた」と右京のコメント。

ブラジルではHEROという言葉では表せないほどの存在のセナ。
事故死という悲劇にたいしブラジルという国は国葬をした。
何百万人という人が葬儀に集まった。

セナほど全身全霊レースに賭けた人は居ないと思う。
以前、レース終了後 勝者となったセナはマシンから降りる事が出来なかった事があった。
脱水症状でチェッカー直後に意識を失いかけたセナ。
当時のマシンはパワステも無く非常にステアリングが思い。
それゆえにレース後、腕が上がらない事もあったようで優勝したセナがトロフィーを持ち上げられないシーンも度々映し出された。

セナは現役の時、ある人と約束をしていた。
セナは孤児院に毎年多額のお金を寄付していた。
「この事は、ボクが引退するまで、もしくは亡くなるまで明かさないで欲しい」と。
深い愛情を持つセナは一人の男としても素晴らしい人間性。

セナがMcLarenにいた頃、(確か93年)ホンダ撤退後 良いエンジンに巡り合わないMcLaren。
93年はGPごとの契約をしていたセナ。
とてもライバルのプロストが駆るウィリアムズと互角に戦えるマシンではなかったMcLaren。
そんなマシンでもセナが操ると信じられないパフォーマンスを魅せるマシン。
チームのクルーも”信じられない”っていう言葉はよく口にしていた。
異次元の走り、ポテンシャル以上のパフォーマンスをするセナ。

レース以外でも色んな事をセナから学んだという人は多いと思う。

正真正銘のHEROだったな~って今も当時も思います。
知れば知るほど、ここまで完璧なHEROっていないと思う。
レースというカテゴリーに留まらずね。

かつて鈴鹿でシリーズ・チャンピオンになった時、「神を見た」とセナが言った。
普通の感覚では理解しがたい事だけど、異次元で走ってトランス状態になったセナなら「神を見た」と言っても妙に納得している自分がいた。

5月1日の日記として書いてたつもりですが、とっくに日付は変わり・・・。

セナに関しては一晩、二晩話せる事だし、俺の心の中ではセナは存在し生きています、実際 この日記を書いていて一日で書ける内容じゃないな~って。

一先ず、今日はこの辺にしておきます。






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Last updated  2004.05.02 11:03:59


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