街と自分

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January 28, 2008

カテゴリ：なし

雪が降ってきた。

雨がまざっているしっとりとした雪が降っている。

雨や雪の日は外に出るのが億劫になるから嫌いだ。

外に出て肩に雪がのる感覚を感じると思い出すことがある。

つくばに来てから大雪が降ったのは

ぼくが大学に入って１、２年がたったころだろう。

朝、窮屈な宿舎で起きてみると雪の反射で

いつもよりまぶしかったのをおぼえている。

それにしても、つくばは変わったなぁと思う。

ほんとうに田舎を感じさせる街だった。

今はその見る影もなく、大きなショッピングモールや

高層マンションがたくさん立ち並んでいる。

・・・そして、僕らはかわったんだろうか？

この街にきて早６年の月日が流れている。

いろいろな人に出会い、彼らも自分たちの道を進んでいる。

ある人は大学院で研究をつづけていて

ある人は大きな企業ではたいている。

結婚して子どもがいる人もいる。

そんな彼らと大学で楽しく過ごしていたのが

つい昨日のように感じる。

１人１人の核となる部分は変わってないんじゃないだろうか。

ちょっと遠くからみていると

すごく変わったなぁ。なんて思うけど

近くで話してみるとなつかしい雰囲気に安心してしまうほどだ。

いま・・・たったいま僕の目の前で

大人になっても変えがたい大切なものだ。

きっとぼくも昔と変わらない部分がほとんどだと思う。

大人になった子どもたちと話をして

変わったけど変わってないなぁ・・・

なんて話を子の街でできるんだろうか。

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