September 19, 2008
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カテゴリ: なし
小学生のときは100点ばっかりだったのに


中学に入ったとたんに成績がガクンと落ちる。


原因はだいたいのところ見当がついている。






小学校のテストってほとんどが計算や漢字のものが多い。


ちょっとやっていれば軽く満点がとれる。


でも、ここに落とし穴がある。




計算や漢字ができても文章が長くなったら全然ダメだったり


算数の文章題で式を立てるとき、


「それは違うよ」って指摘したとき、





学力低下の黄色信号だ。







どうしてかって、きちんと考えてみる。


勉強の能力を2つに分けて考える。


「作業力」と「思考力」


作業っていうと、


計算の反復だったり漢字ドリルの反復だったりする。


はっきりいって高速計算ができてもドリルの反復がいくらできても


それだけではある程度の学年までいくと伸び悩むときがくる。




「計算や漢字の練習がたのしい!」


って聞くと「マジか~!やばいんじゃないの?」って思う。


考えることより作業の方が楽しいって


人間から遠ざかってる





考えない習慣がついてしまうとほんとにまずい。





ただし、計算はできなかったら困るので


やり方に気をつけてちゃんと練習しよう。








じゃあ思考力ってなんだ?



思考力って自分で文章の意味を考えたり





「どうして?」ってちゃんと考えることだ。




たとえば、クラスでなぞなぞをだす。




岸には小さい舟が一隻しかなく、
主人以外に狼かヤギかキャベツのどれか一つしか積めなかった。

ところが、主人がいなくなると狼はヤギを食べてしまう。
また主人がいなくなると、ヤギはキャベツを食べてしまう。


ヤギやキャベツを食べられることなく、無事に川を渡るにはどうすればよいだろうか?




ちなみにこれは

西暦800年頃にある僧侶が『若者の心を鍛える問題』として伝えたものだ。





すると・・・



ある子は一生懸命考える。



ある子は面倒がって他の事をする。






もうコレだけで歴然の差だと思う。





考えることが普通で


作業よりも、できれば思考したいって子にするのが


小学クラスの役割だとおもう。







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Last updated  September 20, 2008 12:34:15 AM
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