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2006年02月15日

う～、矛盾してるよなぁ。

テーマ：平成１３年産まれの子の話(880)

カテゴリ：育児

４歳のワカは「 やりたいこと 」「 やりたくないこと 」がはっきりしてきて、親の目から見て「 やらなければならないこと 」は大抵の場合彼にとって「 やりたくないこと 」で…。例えば 片づけ 。

「公園に行くんだったら、 部屋を片づけて 。片づけてから外に行こう」
というニョボの声に毎回のように グズグズ文句 モノに当たり 、その状態にイライラするニョボ。その繰り返し。
「 だって、ヒメが だしたもん。ヒメ！片づけなよ！」
そんなつもりはなくても、ワカは自分だけに言われているような気分になるようです。もちろん、ワカの方がこっちの言うことを より多く理解 してくれるという大人の甘えがあるのは認めますが、
「 他の人のことばっかり言う んだね。ヒメにはかあさんが言うの、君は自分が言われたことをやりなさい。」
そしてまた グズグズ …。怒りはそのゲージを上げていくばかり。

いざ公園に向かう。 砂場セット を手にするヒメ。それを 取り上げ
「ワカが持つ！持ちたいんだもん！」
「ヒメだって持ちたいでしょ。一個しかないんだよ。なんで 自分のことばっかり言う の！」

ねぇ………。

「自分のことばっかり言う」
矛盾してる の、ニョボ。別に悩んでるわけではないんだけどね、我に返ると「申し訳ない」と思っちゃうんだよね。いや、きっと往々にして口にされる言葉ではあると思うし、ニョボも浴びせられてきたと思うんだけどね。

理不尽なこといっぱい言ったりしたりする んだ、きっと。自分たちもされたように。

ニョボ小学校低学年の時に、夕食で 醤油差しを倒した ことがある、もちろん 不可抗力 だよ。なのに、その日は機嫌が悪かったのか何なのか、父上にえらく 怒鳴りつけられた 。何年か後、父上自身が 同じ失敗 をした、「 お～っととと、あぁこぼれた…フキンもってこい 」言いつけられたニョボ、 記憶が蘇る ってもんさ！『 理不尽だ！激しく理不尽だ！ 』と思ったね。

でもね、それを補って 余りある愛情 を注がれていれば、月日が経ったとき 笑い話 になるんだ。 愛された記憶 がどこにもかしこにも残っているからね。だから、ワカもヒメもこんな 理不尽な母をよ～く憶えておくんだよ 、そして、大人になって 笑って話して もらえるように、母をやっていくよ。

あぁぁ～～～、そしてまた、ニョボ自身の 都合のいいように解釈 してしまう、このすちゃらかさ…。いいのよ、これがニョボの 原動力 （←ホント、都合良すぎ）。

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