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今日の食材「ブロッコリースプラウト」。サラダ野菜に何を食べるか。特別健康オタクというわけではないが、農業をやっていた時、果菜(トマトなどの果実や種子を食用する野菜)と葉菜(葉物野菜)と2本立てで栽培していたので、その辺のオヤジよりもいくらか興味も関心もある。当時、葉物では、サラダ菜をメインで栽培出荷していた。生野菜と言えば昭和の昔のキャベツの千切りにマヨネーズの時代から、玉レタスとリーフレタス(サニーレタス・グリーンリーフレタス)が主流となり、サラダ菜は結球タイプのバターヘッドとも呼ばれているレタスで、βカロテン・ビタミンE・Kも豊富なのだが、いまいちマイナ―な野菜で結構販売に苦労した経験がある。最近でこそスーパ-にはいろんな種類の葉物野菜が並んでいるが、2~30年前はそうでもなかった。そこで経営戦略上、例えばアイスプラント、アマランサス、ケール、スイスチャード、ルッコラ、ロメインレタス、エンダイブ、クレソン、芹、タラの芽、サラダホウレンソウ、水菜、ハーブ等手当たり次第いろいろ試作研究販売していたのである。で、本題の「ブロッコリースプラウト」。「スプラウト」とは植物の新芽のこと。スプラウトには大きく分けて かいわれタイプともやしタイプ(スーパースプラウト)の2種類があり、これは後者。「スルフォラファン」というブロッコリースプラウトの注目成分は、体内の解毒酵素や抗酸化酵素の働きを活性化する作用があり、老化の原因となる酸化ストレスを抑える、肝臓の解毒を助ける、生活習慣病予防に役立つといった効果が期待されるそうだ。いろいろ食に関して気を使っているというより、母や最近の世相を見るにつけ思うのは、別に長生きしたいというわけではなく、元気に死にたいだけであるのだが・・・。https://youtube.com/shorts/xaO1vUcPJL4
2026年03月08日
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今日の牛乳「グリーンコープの産直びん牛乳」からの牛乳考。お手伝いしているNPOには、ありがたいことに様々の企業や団体や個人から、多様多彩な善意の寄付が寄せられている。その中のひとつ「グリーンコープ」さんからは、長年牛乳とパンの定期供給をいただいている。その牛乳が、この猛暑で供給が危ういという話を聞いた。グリーンコープのびん牛乳の特徴は、・瓶入りで美味しさキープ(におい移りがなく、おいしさをキープ)・母牛の飼料はnon-GMO(遺伝子組み換えではない)・パスチャライズ殺菌(72℃15秒殺菌に対し一般的な牛乳は超高温殺菌(120℃以上2~3秒)で栄養が変質)ここ数年の異常気象のうち特筆すべきは、猛暑と線状降水帯による水害だろう。若かりし頃北海道で年間600t超の牛乳を生産していた経験があるが、寒さや吹雪で生産が危ぶまれた経験はあるが、暑さでの悪影響の経験はない。それが今では北海道でも、乳量の大幅減少どころか、乳牛の日射病熱射病での死亡も報告されている。もともとホルスタイン種は、オランダ周辺の欧州原産で適温域が0~20度であり寒さには強いが、気温25℃以上で自力による体温調節が難しくなり、食欲が減退するし、水ばかり飲んで乳質にも影響を与える。人間世界でも猛暑対策が大変なのに、物言わぬ優しい眼差しの牛達の過酷な毎日を思うと、心が痛む。この地球は、あらゆる分野で、どうにかしないといけないギリギリのところに来ている。
2025年09月25日
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今日のトマト「高知産フルーツトマト」。この夏の異常高温続きで野菜全般が非常に高くなっている。トマトも、暑さで高温障害が出たのと、夏秋タイプのものが前倒しで出てしまっていて、出荷できる絶対量が少なくなっており、今後も高値が続くと予想される。農家をやっていた経験から言えば、高値でウハウハと思われるかもしれないが、高値の時は出荷したくてもモノがないのである。(反対に安値の時は腐るほどある)普通のトマトが結構高いので、たまには高価なフルーツトマトを買ってみた。しかしフルーツトマトの旬は2~5月、やはり味はするがイマイチであった。因みにフルーツトマトとは品種ではなく、有名な徳谷でも八代でも塩分濃度が高い土地で極力水分を与えない環境で栽培されるものをいう。私自身も、水耕栽培で肥料濃度を極端に高くすることによる浸透圧を利用した水分調整でフルーツトマトを作っていたが、通年栽培でもあり、品質維持にはとても苦労した。
2025年09月14日
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今日のTool「草削り」。猫の額ほどの実家の庭の雑草を処分するのに、これほど悩まされるとは想像だにしなかった。蚊には刺されまくり、汗は吹き出し、熱中症で今にも倒れそうだ。今まで素手で雑草を回収していたのだが、例えば通販で紹介していた8,800円のとか、ホームセンターで売っていた12,600円のおもちゃみたいな刈払機とかも検討したけど、今回は1,580円のこれで。北海道酪農時代は、1区画5〜6ha(50,000㎡≒224m×224m)の牧草地をモアコンディショナーという農業機械で、大分農業時代でも2~3反(2,000㎡≒45m×45m)の雑草地を刈払機で刈っていたのに。情けない…。
2025年08月22日
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今日の「発芽」。実家の草ぼうぼうの庭を汗だくで片付けてからまだ1週間くらいか。朝窓を開けたついでにちらっと見てみたら、もうこの有様。かって農業を営んでいた時、播種発芽には、温度や湿度や水分量や日射や種の深さに細心の注意を払う最重要で繊細な作業であった。庭の草にとっては、既に種ができていた後の絶好?のタイミングだったわけで、発芽に最適な日射と温度と大雨による水分供給だったのだろう、いやはや自然というやつは人間の力量をいとも簡単に凌駕してしまう。何かを始めるのに最適な日として、昔から「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」という言葉があるが、マイナスな事柄を行うとその効果は後にさらに増幅され、「苦労が万倍になる」日なんだって・・・。
2025年07月15日
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今日日の農業「米作り」。昨日NHKで、「”もうかる農業”で若い人を呼び込め」というのをやっていた。米騒動の真っ最中、稲作でもこんなに儲かるなら、そういう農家(企業)にどんどん作ってもらって、高齢化で零細の赤字の農家にはさっさと退場してもらえばいいのでは、と思う消費者もおられるだろう。米価が果たして安いのか高いのか、日本の米作りの今後はどうあるべきなのか、TVのニュースや解説を漫然と眺めている限りでは、さっぱしわからないというのが本音ではないだろうか。農水省のデータなども結構あるのだが、結局儲かるのか、成り立つのか、どうすべきなのか等見えてこないのである。 で、元農業者の端くれとして少しネットの中をうろついてみたら、ヒントになりそうな記事を見つけたので紹介する。自身も記事をすべて読み込んではいないが、米作りをひとくくりにしての論議では見えてこない論点を、データを示しながら丁寧に分析してある。さすが三菱総合研究所である、お暇な方は一読を。【 コメ農家が赤字でもコメを作り続ける理由 食料安全保障と農業のキホンの「キ」(4)】
2025年06月07日
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朝から細かい話で恐縮です。TVでたまたま、福岡市中央区の天神エリアにある「都会の畑」の紹介をやってた。野菜物流を変える次世代型青果店と言うふれこみで、「採れたて・農薬ゼロ・無菌」野菜をGG.SUPPLYという会社が、都会の畑から収穫より30分で食卓へ届けているという。マスコミにもたくさん紹介され、県から賞などももらっている。ビジネスとしては確かに、例えばお客に買う品種を選ばせないでできたものを届けるなど、なかなかうまいと思う。ただ自身がやっていたので水耕栽培のメリットとデメリットは熟知している(つもり)で、ほぼ言ってることは間違っていないと思うが、気になる点がいくつかあった。早く届けるのは良いが、比較する普通の野菜は届くまで7~10日、というのはどうなんだろう。実際大分県の山奥から広島や鹿児島にも出荷していたが、翌日には間違いなく店頭に並んでいた。成功しているのなら素直に拍手を送りたいが、消費者にこういう説明をする姿勢には、ちょっと首を傾げたのである。念のため、ChatGTPにも聞いてみたので、載せておく。
2025年02月07日
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ファーマータナカの歳時記的心。七草粥作った。母はあまり体調芳しくなく、ほとんど食べてくれなかった。まあ、いいけど…。農業者だったので、ついでに生産者目線の過去記事を抜粋して付記しておく。「年明けになると、当たり前のようにスーパーの一角にコーナーができたりして、七草(粥)セットが並んでいるが、ファーマータナカが移住していた大分県だと、天ヶ瀬あたりが主産地だったと思う。当然だが、タイミングぴったりに自然に七草が生えてきて、自動的にパックになるわけではない。季節商品なので、例えばクリスマスの苺のように、年末の雑煮用のかつお菜のように、その時期に合わせて播種・加温・収穫等のタイムスケジュールが組んであって、七草の場合だと、当然年末年始の休みは返上で、百姓は出荷調製作業に追われる。基本旬というものがある一般的野菜についても、現実市場では産地間リレーが確立されていて、又品種改良も進んでいて、消費者は一年を通して当たり前のように苦労なく野菜を購入できる仕組みができている。所謂エッセンシャルワーカーと呼ばれる人達、農業でいえば生産者は、皆さんの普通の暮らしを支えるために、年末年始が無かったり、土日が無かったり、早朝から或いは徹夜をしたりとかで、一般人が働いていない時間軸で働いているのである。」ファーマータナカはほぼエッセンシャルワーカーだったんだなあ…。
2025年01月08日
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ファーマータナカの 今日の 除草 before & after。実家の庭は、定年退職した父が存命の時は、庭いじりが趣味で年中ほぼ終日庭の手入れをしていたようだ。父が亡くなってからは一転荒れ放題となり、シルバー人材センターに年に二回位二~三日がかりで一回十万円~?でお願いしていた経緯がある。除草といえば、田舎暮らしをしていた時は、「道路愛護」と称する、春夏秋の年3回位の、属する部落内の道路や施設周りの草刈草取の共同作業があった。田舎暮らしにはよくあるある話で、この日と決めたら有無を言わさず部落のメンバーは総出でのほぼ一日仕事、万一参加できない場合には出不足(罰金)を取られるしきたりがあった。合わせて同じ時期に自分の圃場や自宅(村営住宅)周りも、自分で除草作業をしなければならなかった。中山間地だったので、道路の法面とか山の急斜面とかで結構な面積になり、又雑草が伸びる時期は当然農作業の繁忙期と重なっていて、とても過酷な日々だった。やっと重労働から解放されていたのに、そして外注すれば話は簡単なのだが、ここ数年は仕方なく自力でやっている。田舎暮らし時の農器具の類は現地に置いてきたので、ほぼ手作業である。そのうち、よせばいいのに観測史上最高気温を更新した久留米市で、炎天下に自宅の庭の草取をしていたお馬鹿な高齢者が熱中症で倒れたというニュースが流れ、あっアイツかという話になる可能性もあるかも。
2024年08月21日
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ファーマータナカの気になる情報。「二酸化炭素の増加と共に、現在の地球は著しい速度で「緑化」している。」と言う情報があった。【 With CO2 Levels Rising, World’s Drylands Are Turning Green 】真偽は各自のご判断にまかせるが、こういう天邪鬼的情報には興味がある。大気中の二酸化炭素(CO2)の増加により、一般論としては、砂漠化が進み、それによる農作物の栽培の不作により飢餓が進むなどと言われてきた。ところが実際は、現在の地球は二酸化炭素の増加の中で著しく緑化している、つまり、どんどん砂漠が消えて、森林や草原へと変化しているという。この CO2 の増加は気候変動を引き起こしているだけでなく、植物の光合成を加速させているというのだ。CO2 を豊富に含む空気は、植物が乏しい水を効率的に利用できるようにすることで、最も乾燥した場所でも植物の成長を促すようになるという。ただ緑化は悪いことではないと思うが、この増加した植生が希少な水資源を吸収する可能性があると科学者達は警告している。【 With CO2 Levels Rising, World’s Drylands Are Turning Green 】二酸化炭素の増加と共に、世界の乾燥地帯が緑化し続けている。(米イェール大学環境学部のニュースリリースより)【 Green areas saw a growth in foliage from 2000 to 2017, while brown areas saw a drop. JOSHUA STEVENS / NASA EARTH OBSERVATORY 】細かく見なくとも、パッと見だけで、緑化しているエリアが圧倒的に増えていることがわかる。(NASAによる2000年から 2017年の緑が増加したエリア(緑色)と減少したエリア(黄色))
2024年08月16日
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ファーマータナカの気になるワード「廃校Re:Born」。再生って、夢も浪漫もある魅力的な言葉。雑誌を流し読みしていて、見つけた記事にそれはあった。出来得れば何とか自分ももう一度再生できないものか。過疎化で廃校になった校舎を再利用しようという話は、私自身が新規就農者として大分県に移住した頃(1997年)にも既にあちこちで聞かれた。しかし用途は社会福祉や教育関係施設、ネットが普及してからは良くてスモールビジネス支援などで、総じて採算が取れて有効利用されているかと言えばそううまくはいっていないケースも散見された。(天神ビッグバン福岡市の大名小学校跡地利用等は別格だろう)実際就農先の廃校跡で村がヒラメの養殖にチャレンジしていたことがあり、一緒に移住した娘が一時期その仕事に携わっていたことがあるくらいだ。この事例は、校舎で水耕栽培でレタスを育てるだけでなく、野菜の残渣で鯉等の水産養殖をするとともに、太陽光自家発電に関する特許技術と合わせてエネルギーも生み出すという。過疎化と言う社会課題に対して地方創生はもとより、食料、環境、雇用問題の解決と、これが軌道に乗るのなら正しくRe:Bornであろう。ただ水耕栽培に関して元プロとして一言言わせてもらえば、これだけ技術が進歩し大手もこれまで何度も参入しているにもかかわらず、あまりうまくいっていない(最近ではパナソニックやNKアグリの撤退)のは、理屈は至極真っ当に見えるのだが、栽培できる品目がレタス等に限られていること、設備費光熱費等に莫大な経費がかかることなどの解決すべき根本要因があるためで、その辺がどうクリアされていくのか、注視したい。【 株式会社HPRS 】
2024年06月25日
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あけましておめでとうござんす。本年もほんの気持ちだけでもお付き合いの程よろしくお頼み申す。正月から何の目新しい話題もないので、Microsoft が提供している Bing Image Creator に「龍」のイラスト生成を頼んでみた。今一つ気にいらないが、今年も他人任せの出たとこ勝負の姿勢は堅持して参ろうと思う。そこのところに留(龍)意して、絶っ(辰)てのお願いよろしくお頼み申す。今日から新年1月、何はともあれ目出度い「初春月(はつはるづき)」だ。
2024年01月01日
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企業ウォチング。年末に限らないのだけれども、ありがたいことにかかわってている子ども達のために、ご寄付はもちろん、現物給付で農産物や物品をたくさんいただき、感謝感謝である。クリスマスや年末も、そういう節目節目に定期のご寄付の連絡をいただくところがある。今年もご連絡を頂いて、車を走らせた。そういえば去年も年末に伺ったのだった、1年は早い。高品質な沢山のバナナ、ありがとうございました。農業をやっていた手前、実はこの会社にはお世話になっていた。日田の山奥の吹けば飛びそうな弱小農協の集荷に何でわざわざ福岡(実際の本社は鳥栖市)の運送会社が来るのか、どうせそちらも零細な運送屋さんなのだろうくらいに当時は思っていた。今も基本は変わらないと思うが、農協は「定時定量出荷」と称して、決った品目を決まった時期に決まった量を決まった市場に出荷しますということで、結果的によりよい価格で農産物を販売でき、よって組合員の利益に資することができるということになっている。そもそも農協とは組合員のための組織であるのは自明なのだが、現実は組合という組織のための組織という面がある。一人のド素人上がりの新規就農者が自分の農産物を自分が捜してきた好きな市場に出荷したいというのに、それはできません、農協が決めた市場に出荷しなさいと言うのであった。詳細は省くが、マイナーで少量の農産物を集荷配送してくれたのがこの会社だった。実際訪れてみると、デカーくて近代的な本社倉庫であった。世の中には様々な業界があり、その中には知らないだけでそれぞれ光る会社がある。「CA冷蔵(Controlled Atmosphere Storage)」(物流業者でこの技術設備の運営はこの会社だけだとか)「特許冷蔵」などの高度な設備を有している多分業界では凄い会社のようである。二重の意味でその節はお世話になり、ありがとうございました。
2023年12月30日
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ファーマータナカの今日のチップス「ゴボチ」。カミさんが、ある友人の○周忌とかで学生時代の仲間が集まるので手土産が必要だというので、「ゆずり葉」という自然食品中心のお店に付き合った。彼女が物色している間に、店内をうろついていたら、よくいそうな傍若無人なオバサンが、「ゴボチ、ゴボチ、ゴボチは何処?」と店員さんに叫びながら入ってきた。「なんじゃそりゃ?」と内心好奇心を擽られて、オバサンがレジに向かった後商品を手に取って見ていると、精算を済ませたそのオバサンがどかどかと近寄ってきて、「美味しいし体にいいから絶対買いなさい!」と強烈な圧力をかけられた。気が弱くて人がいいファーマータナカは、渋々レジに向かった。20gで280円だからg当たり14円、カルビーのポテトチップスは60gで120円位だからg当たり2円で、何と7倍もする。でも、結果的にペロリと食べてしまい、病みつきになりそうに美味かったです。後で調べてみたら、ネットでももちろん売っているし、KALDIや成城石井でも扱っていて、結構なヒット商品のようだ。因みに「ゆずり葉」とは、地場の「ベストアメニティ」という雑穀米をメインに健康食品製造販売で頑張っている会社で、サガン鳥栖のスタジアムの命名権を取得して、「ベストアメニティスタジアム」(現在は駅前不動産スタジアム)だったのをご存じの方もいるだろう。この会社とは若干の御縁があって、熊本県小国町で無農薬で原料の野菜を栽培されていたこともあり、近くの大分県の山奥で農業を営んでいた時、農場や本社工場にも伺ったことがある。時流に乗ったビジネスだと思うが、自然食品となるといろいろハードルも高くて経営は一筋縄ではいかないはずで、陰ながら健闘をお祈りする。
2023年07月30日
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ちょっと前になるが、地元久留米のサラダ菜を使った「くるめ菜々子」と言うパスタを、JAくるめと地場企業が共同開発、販売を始めたというニュースを見かけた。ネーミングも悪くない。色もいいし、ヘルシーな感じで、体にも良さそうなイメージ。溢れる郷土愛と農業の過酷さを熟知した元農業人としては、是非ヒットしてほしいとは思う。サラダ菜はキク科の野菜で、バターヘッド型レタスのこと。市場的にはレタスの補完的野菜でスーパーには必ずあるが、所謂棚飾り的商品で、多分あまり売れていない。実は福岡県は何と全国一のサラダ菜の生産地で、遠く関東まで出荷している。農業というものはなかなか難しいもので、できる事と売れる事は同義ではない。端的な例が豊作貧乏である。大量に余った二束三文の廃棄した方が損が少ない生鮮野菜の山を見て、誰でもが考えるのが6次産業というやつなのだが、これが又曲者だ。勿論需要は作り出すものとの考えもないわけではないし、農産加工品の中にはヒット商品がないわけではないが、現実はそう甘くない。健闘を祈る。(文章に悪意を感じられる方がいるかもしれない。実は農業にチャレンジした時、最初に作ったのがこのサラダ菜で、どこの市場に営業に行ってもガリバーのようなこのブランド商品であるサラダ菜が市場を独占していて、全く相手にされなかった怨念がある😠)【 久留米産サラダづくしのもっちりパスタ!】
2023年06月27日
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夏至の候、田植え真っ盛り。苗って何株ずつをどのくらいの株間で植えるのだろうかって、元百姓の端くれだったせいかふと考えて、1反に何株植えてそれが何粒になるのか気になって朝から計算を始めたが、そんなことをしてる場合ではなかった。結果が判明したら後日のレポートとしたい。「一粒万倍日」という言葉がある。種籾(たねもみ)一粒から一本の稲ができ、この稲から万倍もの数のお米が穫れること、すなわちわずかなものが飛躍的に増えることを意味し、この日に始めたことはやがて大きな成果を上げると言われる。おおよそ6日に1回、ひと月に5日、1年間だと約60日あり、直近では6月28日だ。おっと現実は苗を植えるより、休耕田(人生の店じまい)を考える時期だった
2023年06月24日
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ファーマータナカの久々新農業講座第?回は「日本人がコメを食べられなくなる」。スーパーには白米やレトルトご飯が溢れ、お替わり自由の牛丼屋も健在、ほか弁でもてんこ盛りのご飯がついてくる。しかしだ…(記事から抜粋する)。・ 米価下落と肥料高騰によってほとんどのコメ農家が赤字に沈んでしまうことが判明。・ 特に肥料は前年比7割アップ。・ 肥料の原料は尿素リン安カリだが、そのうち尿素とリン安は中国が最大の生産国、カリはカナダとロシアとベラルーシが主な生産国。かって農業をやっていた時、原油と肥料価格の暴騰により、死にかけた経験がある。農業経営に限らないが、経営努力の埒外の何とかなるだろうは、どうにもならないところに来ていることを知らねばならない。【 日本人がコメを食べられなくなる日が現実に…個人経営の農家は大赤字で離農加速の深刻 】
2023年03月23日
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ファーマータナカの今日の地上絵「ナス科の地上絵」。トマトもジャガイモもナス科の作物です。因みに、農業(1997〜2013)では、トマトとサラダ菜を作り、酪農(1978〜1983)では、ホルスタインを飼っていました。
2023年02月25日
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なまら「なまらなつかしい。」「懐かしい人から、動画にコメントが入っているよ。」と連れ合いから言われた。見てみると、「田中さんご無沙汰してます。YYです。お元気ですか?私は現在札幌の近郊江別在住です。普段はフェイスブックをしてます。以後宜しくです。とにかくなまら懐かしいです。」とのコメント。牧場時代のスタッフだった。音信不通になって40年位、昔ならもうコンタクトはなっかっただろう。果たして再会はあるだろうか。良し悪しはともかく、感慨と共に改めて現代はネットの時代なんだなあと思った。ところで「なまら」、この語感が解る人は少ないかもしれない。北海道弁で「とても」「すごく」という意味だ。その他にも「ひやっこい」「しばれる」「なげる」「おばんです」…など次々に甦ってきた。連れ合いは、もう果たすことはできないのだろうか、ラブラドールとの田舎での生活を、今も夢見ている。【 北海道の方言「なまら」の意味を解説!言葉の由来や使い方・例文も紹介!】
2023年01月09日
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うさぎぴょんぴょんしんねんぴょんあけおめぴょんぴょんことよろぴょん年始から前頭葉多難…😵
2023年01月01日
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ファーマータナカの農業講座基礎編第?回(前回がいつか忘れた)。「リービッヒの最小律」とは、植物の生長速度や収量は、必要とされる栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものにのみ影響されるとする説。それを分かりやすく説明するものとして、ドベネックの桶が知られている。いわゆるフルーツトマトを作っていた時、俗に「尻ぐされ」といわれる、お尻の部分が黒くなって腐っている様に見え、せっかくの高糖度トマトの商品価値がなくなるという試練と長い間戦っていた。主な要因はカルシウム欠乏なのだが、ただその要素を投入すればいいという単純な話ではなく完全に克服できたわけではないが、そこにチャレンジするところが農業の難しくもあり反面やりがいともいえる部分でもあった。今日はついでにそれを人間の世界にいくつかあてはめて考察してみよう。ひとつは、今当たり前になってきたSDGsについて、17の開発目標のひとつの気候変動への対策が仮に達成されても、たとえば貧困をなくす板を延ばさなければそこから水は駄々漏れになってしまう。まんべんなくというより、低い部分により注力しなければならないとも言えるだろう。二つ目は組織、組織の成長は主体的行動の最も少ないものに影響されると仮定できる。一人一人が主体的な行動を取れているかが、組織力を高めることにつながると言えるだろう。最後は、ネットで見つけた、ADHD/ASDを併発している書き計算運動が全くできないという方の経験談。学校の先生に「この図は人間にも言えることで得意なところだけ伸ばしても良いが、苦手なことにも挑戦すると良い桶ができる。」と教えてもらったという話。その方曰く「私にはできないことがたくさんあり、苦手を克服できたこともないですが、失敗したことに対し良かった点を見つけるようにしてます。物事には良い側面悪い側面とがあると思うので私は苦手なことを克服しようとすることは全て時間のムダというわけでもないと考えます。」という前向きな思考が刺さった。一般的には長所を延ばせというが例えばサッカー選手になれるのはほん一握りであり、その過程でさらに過酷な挫折を味わうことにもなるだろう。目の前の苦手なものへの小さなチャレンジに拍手を送りたいし、自分もその姿勢に学びたい。(最後の例は自己責任に帰すべきという意図ではありません。社会全体で低い板を延ばしたり桶を傾けたりして水位を高めていくのは当然だと思います、私も非難囂々覚悟の上で、真面目で面白くない板を延ばそうとしているのです😌)
2022年12月06日
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バードウォッチング「ムクドリ(椋鳥)」。西鉄久留米駅東口ロータリーとその周辺の市道に集まるムクドリ、その数と鳴き声と糞害が半端ない。全国でも、同じような環境に同じような光景が散見される。そもそもムクドリは、農作物に被害を与える害虫を補食する益鳥とされ、人間と共生してきた存在。本来は里山に生息して樹林地を塒(ねぐら)としていたが、そうした場所が減少し、又天敵である猛禽類(鷹、梟)や蛇から身を守るために、大木のある駅前広場など樹木があって天敵があまり近づかない市街地に移ってきたのだという。人間は、鳥獣害に文句を言い対策の不備を批判するが、そうさせているのは人間自身でもある。
2022年09月23日
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買物帰りに、久々の筑後川河川敷。河川敷の草刈りはなんとか進んでいるが、法面は全く追いついていないようだ。今日は雑草対策についておさらいしておこう。草刈り、草抜き、除草剤、防草シート等々、雑草対策の方法は様々だが、それぞれ一長一短がある。作物や植物にとって、ひいては地球にとっての土壌とは何かと考えると、雑草との付き合いもそう単純ではない。・除草剤を使用すると、土壌のpHが低下し酸性に傾き、微生物を死滅させてしまう。・草むしり頻度を減らすためには根からの除草か生長点を削るべき。・根ごと除草すると土が固くなり、根の張りが強い雑草が生えてくる。・作物にとって最適な土壌づくりのためには根を残して除草した方が良い。・地下茎で増える雑草は地面の下で繁殖するので根ごと除草しなければいけない。例えば、根を残すか残さないかという点だけでも見方によってはどちらが絶対正解とはいえないのだ。雑草も害虫も、「人間にとっての」という枕詞が付くことを忘れてはならない。草と付き合う武器も様々、右端の牽引式モアコン(モアコンディショナー)が懐かしい。
2022年08月07日
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米テスラCEOイーロン・マスク氏がツイッターを買うとか、前澤友作氏が「MZ Web3ファンド」立ち上げた(100億円は小さくみえる?)とか、全くもって大富豪のすること考えることにはなかなかついていけない。あのビル・ゲイツ氏も、巨大ワクチンメーカーの最大の出資者にして株主といわれているが、最近ワシントン州の農地約60㎢を約180億円で購入したという。それどころか彼は、いつの間にか米最大の農場主になっているではないか。【 Bill Gates: America's Top Farmland Owner | The Land Report 】貧乏人はすぐ計算したがる。26万8,984acresというと1acresが約4,000㎡だから10億㎡超(10万ha)ちょっとか…、いつもの東京ドームは4.7haだから、10万÷4.7=東京ドーム2万1,276個分。げ~っ、余計解らんくなったぞ。別の計算をすると東京23区の約1.6倍の広さとなり、ワシントン州からフロリダ州まで18の州に渡って存在するもよう。昔やってた牧場が100haで、ドームの20個分としつこく自慢していたが、もうやめる。だけど金持ちのやることだから別にいいけどでいいのか、いやよくないのではないか💢
2022年05月29日
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ファーマータナカの新農業講座「肥料編」。かって施設園芸を営んでいた時、暖房用重油の値上げに耐え切れずに原始的な農業用薪ストーブを導入した挙句失火してしまい、ウン千万円のハウスを灰にした苦い経験がある。今農業現場の現況は①肥料価格高騰というより肥料不足②被覆素材や暖房用として使われる原油価格高騰③円安によるあらゆる輸入物価押し上げと、農業生産者にとっては「三重苦」で、その塗炭の苦しみを思うと身につまされる。もし今営農を続けていたら確実に憤死しているだろう。今日は肥料についてみておく。皆さんも昔学校で習ったのを覚えているだろう。肥料の3大要素は「窒素・リン酸・カリ」、N・P・K である。化学肥料で最も多く使われる窒素系肥料の原料尿素 CO(NH₂)₂ は主に石炭と天然ガスから抽出するアンモニアNH₃を用いて作られるが、ロシアは石炭埋蔵量世界2位、天然ガス埋蔵量は世界1位生産量でもアメリカに次ぐ2位。次にリンの原料であるりん鉱石の主な産出国は、中国・モロッコ・チュニジア・米国・ロシア・ヨルダン等。又塩化カリウムはロシアとベラルーシの生産量が世界シェアの約4割で、日本は約4分の1をロシアとベラルーシから輸入していたが、ロシアに対する経済制裁で日本が輸入するロシア産の肥料原料は現在ゼロになっている。経済制裁といえばカッコ良さげに聞こえるが、自分で自分の首を絞めるとはこのことで、このままでは農業者は死にます。農業者の死は、日本の民のそして世界の民の死を意味します。※参考URL【 値上げラッシュ報道 】【 解説:ウクライナ侵攻による食料危機、最大の脅威は「肥料不足」】
2022年05月15日
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筑後再認識シリーズ。仕事柄、耳納連山の麓を車を走らせることがある。この一帯は西日本随一の富有柿(と葡萄)の産地。秋の柿畑でなく、春先のそれに目を付けるところがちょっと違うのである。一見ホラー映画のイントロダクションを思わせるカット、皮は剥がれ枝のみならず大きな幹までぶった切られている。無残といってよいほどの光景にはちゃんと意味がある。代代、自然特に気象条件と病害虫を相手に無謀な挑戦を続ける人間に、消費者という人間(あなたを含む)が、味がどうたらこうたらと五月蠅いからである。農産物のうち、野菜ももちろんなのだが、特に収穫までに時間を要する果物は、栽培に高度なスキルが必要だ。野菜でも果菜と呼ばれるトマトなどの実のなる野菜は、脇芽取り・誘引・整枝・下葉処理・摘果・防除・収穫適期の判断など膨大な手間がかかるが、果樹は多分それ以上と聞いている。食に対する謙虚さと感謝の念が必要だ。(安い赤ワインを飲みながら、こりゃああんまり美味くないなあとか思ってすいません、反省😢)
2022年03月19日
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立花山に登った時に、その山麓に小さなレモン畑があって、生レモン🍋と一緒にレモンジャムも直売していた。田舎での直売はそれがそこで獲れたものではない事も多いので要注意という事、おっとそれからジャムの類には死ぬほど砂糖が含まれているのに黴が生えたり腐らなのは何故なのかとか、ダラダラ書きたくもあるが、長くなるのでその件は別稿に譲る。レモンに限らず野菜や果物は年中身近に溢れていているので、特に温暖な地域に住んでいる人の中には、左程意識しないままそれらは年中栽培収穫されているのではと勘違いしている方も少なからずいるようだ。反対に農家の方は、旬や栽培的期をを熟知していて、量的にも質的にもその土地の適期にしか作らないのが基本だ。だから大分の山奥で新参者のファーマータナカが、周年でフルーツトマトを作ると言い出した時、プロの農家さんはぶったまげると同時に、どうせ失敗すると思っていただろう事は想像に難くない。農産物が年中あるのは、端的にいえば、いつでも食べたいという高慢な人間の欲望の産物だと言える。実際は、国内或いは海外の産地間リレーと、物流の発達と、高度な品種改良と、生産者の血の滲む努力の結晶による。それらを踏まえて、ありがたく旬を頂くのか、或いはわざと季節外れに頂くのかは、消費者貴方自身の懐具合と信念にお任せする。レモンの原産地はインド、世界の大産地としてイタリアや南カリフォルニアが有名だが、国内でも一時廃れかかったが、最近は又瀬戸内や和歌山などが頑張っているようだ。レモンと言えば、真っ先に酎レモンを思い浮かべる人もいるだろう。柑橘系はスピリッツとの相性が抜群にいい。ついでにグリーンレモンも、その色合いの新鮮なインパクトが印象的だ。となればカクテルによく使われる同系統のライムに連想は飛ぶ。昔バーを営んでいた頃、その味もだがライムのあのカラーは本格的バーには必須のアイテムだったのだが、その生ライムは高価で貴重品で予約購入しなければならないほどだった。カクテルのギムレットに使うのは生ライムなのかコーディアルライムなのかといった論争も、今となっては懐かしい思い出だ。Peter, Paul & Mary の Lemon Treeという歌がある。僕がまだ十歳の若造のとき父が僕に言った「こっちに来て、この素晴らしいレモンの木から教訓を得るんだ」「愛を信じるな、息子よ」父が僕に言ったんだ「愛はこの素晴らしいレモンの木みたいなものと気付くだろう」レモンの木はとても可愛くレモンの花は甘いでも、駄目なレモンの果実は食えたもんじゃないLemon tree, very pretty, and the lemon flower is sweetBut the fruit of the poor lemon is impossible to eat恋はそして人生は酸っぱいか、いや失敗か😂「Lemon Tree」〜Peter, Paul & Mary も貼っておこう。
2022年03月13日
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農業で生計を立てていた時、主食の米は他給自足だった。それというのも、稲作は自分ではやっていなかったのだが、地区の農家は全てお米を作っていて、所謂お裾分けという奴で、お米を購入する必要は全くなかったのだ。話は逸れるが、一見貧し気に思える中山間地の小規模な農家は、世界的食糧危機が来ても絶対に死なない。主食も副食も完全自給できており、山菜もただで取り放題(場所はなかなか教えてくれない)だ。もちろん、牡丹(猪肉)や紅葉(鹿肉)もふんだんにある。で、頂くのは全て新米の玄米で、精米の必要があった。今でこそ家庭用の精米機が売られている時代になったが、田舎暮らしを始めた当初、至る所にコイン精米機があって、こんなもの誰が使うのかなと思ったが、自分だけが使ったことが無いだけで、農家は全員使うのであった。例えば昭和のモノクロの映像とかで、酒瓶などに玄米を入れて棒で突っつきながらの瓶搗き精米だとか、山間の里を訪ねた時に見た水車小屋のシーソーのような仕掛けとかを漫然と眺めていた記憶があるだけで、籾摺りや精米といった工程をさほど意識しないまま、米=白米と思っていたフシがある。仕事柄、関わっている子ども達に善意の寄付をたくさんいただくのだが、その中でお米はとてもありがたいもののうちの一つだ。現在米屋での流通は30kg入り袋での取引が行われていて、30kgx2袋で1俵ということになる。それでいただくのは、玄米で30kgという形も多く、ここにきて再び精米機のお世話になるようになったという次第である。ただ都市近郊野菜の産地でもあり、筑後平野という米作の地域でもある割には、特に市街地中心部においては、コイン精米機は意外と少ない。福岡市内とかはどういう状況になっているのだろうか。ともあれ、精米したてのお米を食することができる子ども達は、ある意味幸せといえるだろう。お米は収穫された時は籾、それを籾摺りすることで玄米となり、玄米から米ぬかと胚芽を取り除くことを精米という。どういう仕組みで白米になるのかというと、通常は羽根の付いた攪拌棒がプロペラのように回転し、玄米同士が摩擦によって擦れ合い、お米の表面を削り取ることによって精米する構造になっているとの事、確かに精米したてのお米は少し熱を持っている。ただ精米によって甘さと美味しさとの引き換えに、ビタミンE・B1・食物繊維・カルシウム・鉄分などの多くの栄養素が取り除かれるというのも勿体無い話だ。昔小学校の身体検査の時、ゴム製のハンマーで膝の頭を叩かれ、脚がピクッと反応しないと脚気の疑いがあるとされたのは、白米ばかりを食べることによるビタミンB1の欠乏症だったのだ。玄米での保管の方が米の老化(酸化)を防ぎ、栄養を抜けにくくしてくれる。自分のためだけの精米ならちょっと面倒臭い気もするが、子ども達のための1俵分の精米なら、ご老体の足腰にやや負担がかかるとしてもやる意味は大いにある。順番待ちが必要な時もある。「米ぼうやくん」いいネーミングだ。
2022年02月26日
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明日は雨予報でどうなるかわからないが、仲間と低山行きの予定が入っている。甘っちょろい政治的失望から、長いこと選挙権を行使しない時期があった。それが歳を取ってからはテクテク出かけるようになり、蟻の一穴には到底なれないと解ってはいても、我ながら真面目になったものだ。てなわけで、昨日は市役所に市長選の期日前投票に行ってきた。そこにこのポスター「サラダ菜」、なつかしい。1997年夏、大分県日田郡上津江村(現日田市)の外れの若林農地というところに新規就農者として入植し、農業を始めた。その時栽培していた野菜がこれである。綿密な調査と研究によりこの野菜を選定した、と言いたいところだが、何のことはない、当時村営の水耕栽培施設をリースで借り受けて、行き当たりばったりで始めたのである。ポスターの下部にも書かれているが、日本でのサラダ菜はほとんどが水耕栽培だ。確か東京近郊の千葉県が一大産地だった。そして、土耕栽培の全国的に有名な産地が何とこれ(ここ)だったのであり、東京市場まで出荷していた。反対に我がサラダ菜の市場価格は安い時はホントに1円、あなたの野菜はいりませんという意味である。ビックリたまげて早速あちこちの市場に営業に飛び回ってみると、ほぼすべての市場は、我が出身地といっていいところのこの巨大ブランドに独占されていて、ロット・価格・品質・政治力等全てにおいて圧倒的な力を誇っていた。わざわざ大分県の山奥まで行って、地元のガリバーに喧嘩を打った(相手にされていない)結末は、過去のブログ等にもいくらか書いているし、又機会があれば紹介したい。レタスには結球型と非結球型があり、何故植物工場(人工光と太陽光利用型がある)では非結球型がほとんどなのか、又無農薬で高回転率で省力化の植物工場が何故うまくいかないのか等も、なかなか興味深いところなのだが、長くなるので別稿に譲ろう。
2022年01月22日
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ジャンボしいたけもらった。直売所やイベントなどで菌床ブロックを見る機会も増えたので、しいたけが原木だけで作られてはいない事はご存じだと思うが、今や原木しいたけの割合は9%、残りは菌床しいたけだ。皆さんが普通に購入するしいたけは、ほぼ菌床しいたけと思って間違いない。3大うま味成分のひとつ「グアニル酸」たっぷりの原木しいたけは、癖が強くて今の子ども達は敬遠するとの話もきく。高齢化等により、農業(しいたけは厳密には林業)の現場も、周年栽培大量生産のいわば工場製品化しているが、反面昔ながらの生産手法も、逆に商機がある時代になっている。
2021年11月03日
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超久しぶりファーマータナカの新農業講座たぶん第20回。昨日「草刈」について投稿したら、馬鹿友である駄洒落T氏をはじめ、冗談とも本気ともつかない反響や質問が寄せられ、農業新時代到来の予感にインスパイアされたので、ここに再び開講を宣言するものである。①所々で見かけるバウムクーヘンの様な白いビニールでグルグル巻きにした物は何?ロールベールラップサイロという。・bale【可算名詞】(船積用商品の)梱(こり)、俵 【他動詞】〈…を〉梱包(こんぽう)する・baler【可算名詞 】ベーラー、 わら等を束ねる農機ラップをしていない裸の俵状の草の塊を見かけることもあると思うが、牧草を刈り取って乾燥させ、ロールベーラーという農業機械でロール状に束ね縛ったもの(ラップはしない)をロールベールという。昔は、ベーラー(×ロールベーラー)で直方(ちょくほう)体に成型圧縮した乾草が主流だったが、農業や農機具の大型化や省力化の流れによりロールベールが主流になっているようだが、実際はロールベーラーは飼養頭数200頭以上が適正規模といわれ、小規模経営の日本型農業においては、投資効率において全く採算に合わないハズだ。サイロについては、②で。②サイロに運んで発酵飼料にするとどう変わるの?・silo【可算名詞】サイロ 、穀物などを貯蔵するための塔状建築物または地下室サイロと言えばやはり北海道のイメージだろう。穀物や飼料用生草類の貯蔵施設で、酪農において生草を乳酸発酵させ、サイレージを調整し、貯蔵する施設である。上記①のロールベールをラップで密閉することにより、個別小型のサイロを作っているわけだ。生野菜がそうであるように、植物は収穫直後が一番栄養価が高い。農業とは棚田に代表されるように、水と緑の景観が如何にも自然であるような錯覚に陥るが、「業」と名の付く通り、極めて不自然な人工的なものである。野性の動物が、生えた草のまま、あるいは成った実のまま食むのが自然というものだ。それを人間様が自己都合で一年中野菜や果物や穀類や牛乳や肉を食いたいと欲望したのである。植物は収穫後放置すれば早晩腐敗するし、季節の変化により温度や日照が不足するため通年では収穫できない。そこで、腐敗の原因のひとつである水分を飛ばし、乾燥させることで保存して通年給餌しようと考えた。しかし乾燥することで栄養価は極端に低下するのである。そこで生草と乾草の中間的存在、サイレージの登場となる。サイレージとは、嫌気性菌による発酵により乳酸や酢酸などの有機酸の成分比率を増やし、pHが低くなることにより、牧草の腐敗の原因となるカビや好気性菌類の活動を抑え長期保存を可能にしたものをいう。ここでは気密性と水分量とpHが極めて重要なファクターになり、そのために調製に多大な労力を必要とするのだが、その点については長くなるので別稿に譲るとする。筑後川流域で見かけたロールベール。夏の農作業は、長い冬のための乾草調製と、2基のサイロに、グラスサイレージとコーンサイレージの調製貯蔵作業で超多忙だった。
2021年09月09日
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ファーマータナカの今日の肉体労働「草刈」。自慢ではないが、仕事は何でもやる。NPOが鳥栖市内にも一軒家を借りて無料塾をやっていて、そこの庭がこの有様。高々百坪足らずだろうが、雑草の伸び過ぎはいけません。ざっと振り返ってみると、土方→古墳発掘→鉄工所(以上バイト)→営業マン→牧場→飲食業→農業と、自分は生粋の肉体労働者である事が判明した。草刈は、北海道→大分県→佐賀県と全国を股にかけている。大分県での草刈は、自分の農地周りの他、部落内の農地法面や道路の共同作業、農地団地内の共同給水槽(山のてっぺんにあった)がある山ひとつ等々、草刈に明け暮れていた。基本草刈は刈払機という農機具を使うが、北海道の牧場では牧草地が広過ぎて、そんなものでやっていたら一生かかっても終わらないので、モアコンディショナーという草刈専用機械をトラクターに付けて刈った。北海道での草刈は、自慢ではあるが、草地面積100ha(30万坪)のうち、半分位が放牧地で残りが採草地(サイレージや乾草等の保存飼料用)、一枚の草地でも5ha(1万5千坪)位あり、日の出前から日没後まで刈り続けてやっと終わる位だった。今思う事があるとすれば、雑草であれ牧草であれ野菜であれ果樹であれ、太古の昔から絶えることのない植物の、たった一粒の種子の持つ生命力の強さと、それに到底太刀打ちできない人間のちっぽけさだ。
2021年09月08日
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ファーマータナカの広さクイズ。食と農についてちょっと調べる必要があったので、ついでに○×クイズ。・ オーストラリアの農家1戸当たりの農地面積は約3,000haである。・ 日本の農家1戸当たりの農地面積は約2.5haである。・ ペイペイドームの広さは約7haである。・(おまけ)ファーマータナカが昔やっていた牧場の面積は約100haだった。(解答は末尾)オーストラリアおそるべし、何とドームの400倍超!確かに広かった、遠かった。残念ながら、多分今はもうない。(解答:全て〇)
2021年06月17日
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ファーマータナカの今年のあけおめ。重い荷物は、少しずつ下ろそう。そうでなくても、丑(ウシ)は十ニ支の中で、最も動きが緩慢で歩みが遅い。「牛も千里、馬も千里」ともいい、どのみち行き着く処はおんなじだ。行動も思考も、もうノロノロでいいのだ。何か落ちているものを拾えるかもしれない。通りすがりの女性をゆっくり眺めて見ると、意外に美女かもしれない。何かひとつくらい、ソロソロいい事があるかもしれない。ウッシッシー ww…。(画像はクチトンネル,ホーチミン 2019/2/22)
2021年01月05日
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ファーマータナカの今日の言葉「アニマル・ウェルフェア(動物福祉)」。以下のようなニュースが、マスコミを賑わせている。①宮崎県内で致死率が高い高病原性ウイルス「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが3例検出で殺処分、今年に入り、福岡・香川・兵庫でも確認。②鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表が元農林水産大臣吉川貴盛衆議院議員に対して500万円提供。上記は鶏卵の話だが、鶏肉(ブロイラー)ひいては日本の畜産の世界の根底には、同じ問題が横たわっている。酪農をかじったことがあるので身をもって体験しているが、飼育される動物一頭一頭(羽)には、人間と同じように個性があり感受性がある。日本は食品の安全性が評価される一方で、畜産における飼育の面で世界のスタンダードから大きく後れを取っている。安ければいいという消費者(自分だ)の意識、それに呼応する企業業者側の論理…。個人の努力だけでは如何ともし難いが、現実から目を背けないでせめてゲージフリーに向けて、個々人が改善に向けて出来る事に取り組んでいく必要がある。※参考URL 「ブロイラーに生まれたメイの50日」(閲覧注意という位悲惨、私も全部見きれていませんが)「世界的TKGブームの陰で、日本の卵に海外からクレームが来た理由世界中で話題の “アニマル・ウェルフェア“とは? 」 「日本で「ニワトリ」はこんな風に殺されている…知られざる現実そもそも「国産」は安全なのだろうか」 (画像は北海道標津郡中標津町開陽の牧場)
2020年12月04日
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自家栽培のフェイジョアもらった。多くの品種が自家不結実性で栽培に難点がある、レアで知られていない、食味がイマイチ等の理由で普及していないが、逆に混沌のこの時代、ポポーと並び小規模であるがブームになっているともいわれる。フェイジョア (Feijoa )はフトモモ科の常緑低木で、別名「パイナップルグアバ」とも呼ばれるように、パイナップルとバナナの中間の様な芳香、洋ナシのような食感、追熟して食するが、酸味・甘味・渋味と従来のフルーツにはない味がする。ウルグアイ・パラグアイ・ブラジル南部原産で果物として食用に栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高い。マイナーと言えば、ここで又昔話である。以前栽培販売していたサラダ菜が、安い時の市場価格がたったの1円という話をしたが、新規就農して「できる事と売れることは別問題」という至極当たり前の現実に直面して随分辛酸を舐めた。ロマンでなく生存のため、売れる野菜を探し求める、終わりのない旅に出たのである。今となっては、メジャーとマイナーの狭間で、支離滅裂な種類の野菜の栽培販売にチャレンジしたあの頃が懐かしい。最終的には一応高糖度トマトに行きついたわけだが、試作研究したものの一部を記しておく。①メジャー部門:小ねぎ・ミツバ・青梗菜・ラディッシュ・人参(ミニ)・クレソン②中間部門:わさび・モロヘイヤ・ベビーリーフ・サラダほうれん草・ハーブ各種・セリ・わさび菜・からし菜③マイナー部門:アマランサス・アイスプラント・スイスチャード・タラの芽(個々の種類品種についての情報やエピソードについては、別稿に譲りたい)
2020年11月19日
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16年程やった農業を引退して、数えてみたらもう7年半になる。今回仕事がらみで、刈払機(草刈機)を使う必要があり、久しぶりに昨日草刈をやってきたところだ。時の流れ、時代の変化とは、空恐ろしいものだ。自分の中では、刈払機から連想するイメージは、プロ使用・プロ仕様・2サイクルエンジン・混合油等である。しかしホームセンターを見てみると、やたら電動式のものが多く、カラフルで軽量、ポスターで刈っているモデルは女性だったりして、ひょっとしたら俺は置いてけぼり、という一抹の不安はあった。実際は、ガーデニングの流行もあり、一般家庭や女性での需要が増えていて、更に環境問題でECOという切り口が時代の趨勢になっていて、ファーマータナカは完全に陳腐化していたのだった。素人さん向けのバッテリー式の話題は置くとして、実際1台は借用することになって、周りの人に2サイクルエンジンとはとか、始動の仕方とか、燃料のガソリンとオイルの混合比率は25:1だとか能書きを垂れていたら、借りた機械は4サイクルエンジンで燃料はガソリンだと言われて、失神しそうになった。(4サイクルエンジンの刈払機は、実際はちょうど就農した1997年にホンダ(流石!)から発売されていて、その後数社が発売、燃料の混合比率も今は50:1だって、知らんかった)久しぶりの草刈は、つつがなく終えることができた。これからは、なお一層謙虚を旨とし、恥晒しの回避に努めたい。
2020年10月17日
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ファーマータナカの今日のロータス(ハス)効果。 ただ、美しい。 仏教では、蓮の花は人間の現在、実は過去、葉は未来を表す。葉は又、泥の中であっても、撥水効果で汚れないロータス効果があることから、「煩悩に満ちた世の中を清浄に保つもの」の象徴とされてきた。葉の表面には、ワックスのような物質でできた無数の突起があるといい、水は表面に広がらず、水滴のままとどまり、そして葉の上を滑り落ちる。これにより、葉の表面の汚れや虫を絡めとり、きれいな状態を保つのだ。 老いさらばえた容姿となった今、葉と水滴に自己の内面からにじみ出る美しさを垣間見る(願望)しかない。
2020年07月20日
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ただの使いっ走りなのだが、関わっているNPOの関連で、今回の令和2年7月豪雨の支援物資を、大牟田まで届けに行った。その物資の保管先が、たまたま大牟田青果市場内の倉庫だった。競りは早朝に行われるので、地方卸売市場内は無造作に西瓜が並べられているだけで閑散としていた。それでも広大な屋根の下に佇むと、思い出すことがあった。かれこれ四半世紀も前になるが、福岡大同青果(中央卸売市場)に、日田の山奥から単身乗り込んだ(つもりの)時のことだ。出遅れ気味の新規就農を果たしたファーマータナカは、自分の生産するサラダ菜1株の卸価格が、冗談抜きにたったの1円なのに、愕然としていた。原価率3,000%くらいだ。いくらど素人農家相手とはいえ、馬鹿にするにもほどがある。その市場内のたしか2Fには応接室がいくつもあって、〇〇組合長様なんて表示がズラリと並んでいた。何時間も待たされた挙句、自分の相手はもちろんペーペーの平社員で、立ち話だった。そこで目の当たりにしたのは、農協様をすっ飛ばして勘違い一農家がひとりで何しに来たの、アンタの作る屁みたいなしかも微量の野菜なんかいらないよ、という現実だった。そんな惨憺たるスタートだった、我ながらまあ頑張ったんだなあっていう思い出話である。
2020年07月18日
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ファーマータナカのイマドキ地方移住。 私自身1997年、新規就農者として大分県に移住した。 田舎で自然相手に農林業或いは自給自足とは格好良さげに見えるが、実際は苛酷で悲惨な現実の前に、仲間の大半の田舎暮らしは既に頓挫している。 だがここに来て移住が大きく変わる可能性がある。(既に変わっている!?)コロナをきっかけにテレワークが注目を浴びた。東京で出来る仕事の殆どは、実は何処にいても出来る。田舎での仕事がない、賃金が安い、買物を含め日常生活が不便等の問題が、一挙に解決されるというわけだ。 貧乏暇なし汗まみれ泥まみれの田舎暮らしとは、今度こそ本当にオサラバ出来る時代となったのか。【 テレワークをきっかけに53%が引っ越しを検討。「働き先が少ない」という地方移住の課題が「職住融合」で解決の可能性 】
2020年06月11日
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外飲みでも家飲みでもチーズは欠かせない。 ゴルゴンゾーラのようなアオカビチーズもよいが、常備しているのは手軽なクリームチーズだ。 で、ヨーグルトを作っていたら、この際クリームチーズ(もどき、水切りヨーグルト)を作ってみるかと思い立った。とりあえずはコーヒーフィルターでやってみたが、これはこれでいけそうだ。ただ嵩(かさ)が1/3程になり、大量のホエー(乳清)がもったいない。(カレーやスープやジャムに使えとあるが、実際そんなに作らないし…)チーズとはある意味贅沢な食品だったんだと、今更ながら思い知る。出来上がりが少量になるので、次回はざるとキッチンペーパーあたりで、もう少し多めにチャレンジしてみよう。 又、フレッシュチーズのうちカッテージチーズなんかは作れそう、モッツァレラチーズもやや手間がかかるが出来ない事はなさそうだ。 ただ、そこまで飲む時間を犠牲にして肴を作る必要があるのか、自家製クリームチーズをアテにつまみながら、考えてみる(=飲んでみる)。
2020年05月21日
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時折美味しいトマトが食べたくなる。 野菜のうち、トマトは普通に食べる。残念ながら属する階層が富裕層ではないので、普通は、普通の値段の普通のトマトを購入する。主婦に限らず誰もがそうするように、少しでも安くて美味しそうなものを目利きする。そうして勿論美味しそうなトマトを選ぶが、美味しいトマトにはなかなか行き当たらない。それでも十に一つくらい、「ほう、やるじゃないか」というトマトに出会う事がないでもない。 そこで確率を上げるために、たまにはいわゆる高糖度トマトのブランド品、あるいは高糖度トマトの表示があるもの、又は値段が高いものを買う。トマトの美味しさは糖度だけではないが、トマトの産地、時期、表情、色合い、硬さ、品種、生産者、栽培方法で、食べなくても見た目でおおよその糖度がわかる。又実際に食べても、だいたいの糖度もわかる。伊達や酔狂でやっていたとも言えるが、従前の職業が農業だったからだ。 日本での露地栽培のトマトの旬は6~8月だが、実は今位の時期が一番美味しい。ぜひ美味しいトマトを目利きしてみて食べてみてほしい。糖度8度だと、普通の人間の舌は明らかに美味しいと感じることができる。 さて、このトマトの味はどうだったろう?
2020年05月14日
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今回の千葉の台風による大停電で、SNS等ではせめて被害の実態だけでも知ってほしいという、悲痛な訴えがあった。 ファーマータナカと自称する位だから、私は一介の農業者(のはしくれ)だった。 一般のご家庭の惨状にはもちろん心を痛めるものではあるが、被害額〇億円と一山いくらみたいに報道される農業現場の悲惨な現実にも、是非思いを馳せ寄り添って欲しいと思う。 報道と同じように、私も停電で作物は枯れて全滅、酪農では搾ったミルクの廃棄や乳牛の病気(乳房炎)の経験があり、その無力感の前に、神なんていないと何度も思った。 農業も酪農も、自然と共存とかましてや挑戦とか、そんな生易しいものではない。 電気という脆弱な文明に辛うじて乗っかっているだけで、それがこけると、徹底的に痛めつけられ、ほぼ再起不能だ。 心よりお見舞い申し上げるというほかはない…。【 青菜みるみる枯れ、梨に傷…台風、千葉の農作物にも打撃 】枯れたら又種を撒くしかない。収穫まで葉菜(レタス等)では数十日~数ヶ月、果菜(トマト等)では数ヶ月、果物では数年かかり、勿論それまで収入はない。【 千葉停電「牛乳、捨てるしかない」酪農家悲鳴 牛の乳房炎も続出 】搾らなければ病気になるように人間が改良してきた。捨てるために手で搾るのは、余りにも辛い。
2019年09月15日
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ファーマータナカの本棚。 一農業者だったので、日本や世界の農業が気にかかる。 メディアを大手を振ってまかり通る、知識も経験もない論者達による定番の①大規模農業論②無農薬農業論③農業工場論④六次産業論⑤保護主義論を一刀両断、現場で感じていたことも多く説得力あり。 又車社会が既にそうなりつつあるように、旧態依然とした農業界も、あと20年で激変するとの筆者の予想が興味深い。 各項目につき、気になった点をアットランダムに記しておく。 ①大規模農業論 日本農家は専業3割、アメリカ2割弱 適正規模を超えると所得増が困難になる アメリカでも農地分散顕著で、かつ大型機械で効率はよくない 大規模程価格下落で赤字幅拡大破産する ②無農薬農業論 無農薬の対応は、目視でとる・農薬以外・何もしない(益虫にまかせる) 農薬の手間はかからない(水田用除草剤では袋を投げ入れるだけ) 農薬代は60~3000円/10a ③農業工場論 JFEライフ、カゴメ/黒字までに10年、ハイポニカ等成功例もある オランダが見本とされるが、価格低下・新興国台頭・代替作物不透明の問題あり ④六次産業論 1品で大きな利益を叩き出す商品開発が必要 ⑤保護主義論 僅かな負担で、耕作放棄地の拡大が食い止められる
2019年08月27日
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今年は高校卒業後50周年だそうで、記念旅行やWEB版記念誌発行等が企画されている。 昔は良かったとの回顧趣味というか後向きな生き方にご批判も多々あろうが、ここは半世紀ということで、この際大目に見ていただきたい。 個人的には苦しき事のみ多かりき惨憺たる過去(今も)だが、無理くり想い出に変換して、懐かしく美しきものとしたい。 こんな所でこんな事やっていた、そんな一時代が確かにあった。My seed is sown now, my field is plowed.My flesh is bone now, my back is bowed.種を蒔き、そして畑を耕す労働が私の体を痛めつけ 背中は悲鳴を上げる- ー Hurry Sundown / Peter, Paul & Mary
2019年07月27日
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ァーマータナカの今日の雑草「ナガミヒナゲシ」。 皆さんも見かけたことがあるだろう、優しいルビーオレンジの楚々とした姿が何ともけな気で癒される。 ところが路傍空き地地はもちろん、アスファルトの隙間から生え出ていたりして、ここ数年「危険外来生物」という学術的にはないネーミングでやり玉にあげられている雑草でもある。 実際、ナガミヒナゲシは一つの実に平均1,600粒の種子を持ち、1個体から最大で約15万粒の種子を生産し、アレロパシー活性(植物が作る化学物質が、他の植物・微生物・ 昆虫 ・動物などに、直接または間接的になんらかの作用を及ぼす現象)が強く、繁殖力が極めて強いので雑草化リスクが大きいのは事実のようだが、かってのセイタカアワダチソウがそうであったように、目の敵にすべきかは冷静謙虚に判断すべきとの声もある。 大前提として、地球上において最も危険生物で駆除駆逐すべきは人類という種であることを、肝に銘じておくべきであろう。
2019年05月14日
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ファーマータナカの久々新農業講座、お題は「春の七草」。 この歳になると、刺激的な出会いはもとより、グルメ予定行事等リア充は皆目無く、昔日を懐かしむか、今日は何の日って思う位しか話題がない。 で、1月7日は五節句の一つ人日(じんじつ)、七草の節句だ。 「せりなずな・ ごぎょうはこべら・ほとけのざ・すずなすずしろ・春の七草」と、5・7・5のリズムで覚えた(覚えさせられた?)記憶が残っているが、今の子供はどうなんだろう。 個々の内容まではあいにく詳しく把握してないが、すずなは蕪(かぶ)すずしろは大根あたりは押さえておいて損はないだろう。 当たり前のようにスーパーに七草(粥)セットが並んでいるが、ファーマータナカが移住していた大分県だと、天ヶ瀬あたりが産地だったと思う。 当然だが、タイミングぴったりに自然に七草が生えてきて、自動的にパックになるわけではない。 季節商品なので、例えばクリスマスの苺のように、その時期に合わせて播種・加温・収穫等のタイムスケジュールが組んであるし、七草の場合当然年末年始の休みは返上で、百姓は出荷調製作業をする。 一般的野菜は、基本旬というものがあるが、現実市場では産地間リレーが確立されているし、品種改良も進んでいて、消費者は一年を通して苦労なく野菜を購入できる。 それでも農業は自然と生き物を相手にしているので、端境期や天候不良がつきもの、そこで個人的にはない頭を使って1年中作ってボロ儲けできないかとの、下衆の極み的発想で通年栽培にチャレンジしたが、身の程知らずとはこのこと、自然や神に立ち向かおうとすると、こっぴどい返り討ちに会うという教訓を得ることができたのであった。
2019年01月07日
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明けましておめでとうございます。 近所迷惑重々承知してはおりますが、今暫らくお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
2019年01月01日
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おかげ様で400,000アクセス達成、ありがとうございます。田舎暮らしに終止符を打ち、当ブログは更新もままならないままデジタル遺品化し、当人は地方(痴呆)小都市にて自堕落な毎日を送っておりますが、下記ブログ等でかろうじて細々と足跡を印しています。超暇な方は、是非覗いてあげて下さい。戯作文(はてなダイアリー) カクテルストーリーとか戯れの文章・・・Facebook FB離れが進む中、しつこく毎日投稿を目指して・・・Twitter みんなやってそうなので・・・Instagram 旅行画像とか・・・Google+ Twitterの補完ファーマータナカのデイリーブログ(Blogger) Facebook の補完ディスカバー(FC2ブログ) お酒や食べ物や趣味のこととか・・・スパイスコラム(gooブログ) アナログ脳に一振りのスパイスを・・・悩コメント(livedoorブログ) 悩めるゴミ情報、経済や地域情報も・・・気になるニュース(yahooブログ) へーそっだったのか的ニュースファーマータナカのマイフェイバリットM&M(アメブロ) 我が愛する Musics & Moviesファーマータナカの歳時記的心(はてなブログ) ド下手な俳句川柳ファーマータナカの本棚(ブクログ) BOOK・CD・MOVIE酒と女性と音楽と、理想の世界とは何と程遠い事か…。
2018年07月17日
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ファーマータナカの日本文化の裾野の広さを感じる情報。合羽橋とは包丁を始めとして調理関係の日本一の道具専門問屋街であるが、日本人にとっては飲食街での日常の風景である食品サンプルが、外国人観光客にバカ受けという。この本物を超えたリアル感、フェイクもアートの域に達しているという事か。【かっぱ橋散策、リアルすぎ!絶対行きたい『食品サンプル』のお店4店!】
2018年05月15日
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