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2011年07月28日
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モンと名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、
不思議な存在感で寄り添う。

まるで、すべてを見透かしているかのように。

そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた…。
「死」を厳かに受けいれ、命の限り生きる姿に熱いものがこみあげる。



猫鳴り (双葉文庫) (文庫) / 沼田まほかる

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帰宅の電車の中で、ちょうど第3部に入った。

読んでいるうちに目の前がぼやけてきて、

気がついたら涙が・・・・・





胸に込み上げてくるモノを我慢できず、

どうしていいのかわからなくなってしまった。





今まで本を読んで泣いたことなんかなかったのに

しかも電車の中で。

子猫の生きることへの執着が、ぷーと重なったからかな・・





ぷーは、去年の8月の炎天下にパチンコ屋の駐車場に

ガムテープで封をされた段ボール箱に、

他の猫と3匹で捨てられていたのを保護された。





ひどい嘔吐と下痢で保護した人も「ダメかもしれない・・」とあきらめかけたらしい。

でも、ぷーはそんな状況でも必死にミルクを飲んだ。

生きるために必死に飲んだ。

他の2匹は残念ながら、虹の橋を渡ってしまったけど。





保護主さんから聞いたその話がストンと私の胸の中に入った。

いろんな事情を抱えた猫がたくさんいる中で、

「生きたい」っていうぷーの声が聞こえた気がした。

それが、ぷーとの出会いでした。





・・・今では私の布団のど真ん中で寝るほど、ふてぶてしくなったけど。

SN3R0037.JPG

体重3.3キロ







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最終更新日  2011年07月28日 23時49分49秒
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