FINLANDIA

FINLANDIA

PR

×

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Archives

2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2009年01月10日
XML
テーマ: ★☆語る☆★(8)
カテゴリ: 剣の巻
chinzei hachiro



自分は狩猟、釣りの類を一切していません。
これは世間一般的な「動物愛護精神」ではなく、『保元物語』に描かれた
鎮西八郎源為朝公の最期を人生の鑑としているからです。


 「武士たる者殺業なくては叶はず。
  それに取(っ)ては、武の道、非分の物をころさず。
  仍(よつて)為朝合戦する事廿餘度、人の命をたつ事数しらず、
  されども分の敵を討(っ)て非分の物をうたず。
  かせぎをころさず、鱗をすなどらず(※)、
  一心に地蔵菩薩を念じ奉る事廿余年也…」
  (古活字本『保元物語』「為朝鬼が島に渡る事幵に最後の事」)

※「かせぎ」は鹿、「鱗(うろくつ)」は魚のこと。
 仏法では鳥は食料にしてよいので、為朝公が鳥を鏑矢で射ころす描写はあります。


なぜか、ナイフマニアの人たちはハンターに憧れ、
「ナイフ雑誌」に寄稿する「狩猟家」の高説を舐めるように読んだりしますが
スポーツ・ハンターを除く地方のハンターはナイフ雑誌などほとんど読んでませんし、
他の地域の猟師に関してまったく興味を持っていないことも珍しくありません。
昨年まで楽天ブログを更新しておられた銃砲店店長さんは、
国内狩猟誌2誌を「どちらも読んでません!」と言い切っておられました。


当事者であるハンターたちさえ読まないナイフ情報を
有り難がっているコレクターはかなりかわいそうな気がします。
自分もかつて狩猟免許を持っていましたが、
講習の際は皆さん作業着や普段着にツッカケ、地下足袋、作業靴姿で、
編み上げのハンティング・ブーツを履いていたのはお一人だけでした。
真夏の盛りでしたから、当たり前と言えば当たり前なのですが。


「ハンティングも釣りもしないのに、ナイフを持って何をするの?」
という質問は実に的確で素晴らしいものです。
詳しくは後日引用しますが、
ある著者は「ナイフを手にしていろいろ想像するのだ」と書いていました。
自分はそれを読んで、「どうりでナイフ・コレクターたちと話が合わないわけだ!」
と得心しました。自分はそんなことはまったくしませんから(笑)。


では、ナイフを持って “いろいろ想像すらしない” 人は何をするのか。
気障な言い草になりますが、人を活かすようなことができたらいいでしょうね。
実際、廉価なスイス製ツールナイフをプレゼントしただけで、
踊り出しそうなほど喜ぶ人たちが結構いらっしゃいます。
価格的には大したものはないのですが、それでも数千円しますので、
普通の人にとってはちょっと敷居が高いのかもしれません。


日本のナイフ業者は、「セルフディフェンス」を言いがかりにして、
他者を攻撃するためのナイフを販売していたけれど、
自分としては今後もずっと、逆の立場を取りたいと思います。



 追記:メール下さったコードネーム:猿~さん、情報ありがとうございます。
    対人殺傷用ナイフを広めた業者が被害者面(づら)することは、
    当ブログでも 2008年6月19日掲載分
    (Last updated 2008年06月21日 06時39分36秒)
    にて予想していましたよ(笑)。彼奴らの性根はそんなものです。
    他人とは違う「特殊」な言動をしないと気がおさまらないのでしょうね…。
    寒い日が続いています。
    風邪をお引きにならないよう、長ネギ食べてご養生下さいませ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年01月12日 11時53分10秒
[剣の巻] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: