Flatのガンプラ製作日記

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2022.05.26
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「無貌の神」です。


無貌の神(1) (角川文庫) [ 恒川 光太郎 ]

大人のための暗黒童話、というキャッチコピーの
短編集です。
表題作の「無貌の神」は不思議な村に不思議な
顔のない神がいました。その神は傷を直したりと
神様らしいことをする一方、時々頼み事にきた

顔がなくて、頼み事を聞いてくれて、食べられ
ちゃうって千と千尋の神隠しのカオナシみたい
ですね。
この作品の神は倒すことができます。
倒した人は顔がのっぺらぼうになっていき、次の
神になってしまうのです。
逃げることもできずに、倒しても自分が次の神に
なるだけで何の解決にもならない。
この仕組みなら抜け出すことは叶わないと思っていた
とき、ある人から「こういう方法はどうだ?」
と持ちかけられ、それを実行に移すことに。


その他の5篇もすんなりハッピーエンドとはならず
むしろ若干バッドだったりするものもあり、
この辺が暗黒童話なんだろうけど、なかなか
面白かったです。

個人的には「死神と旅する女」という死神から

自分のやったことの意味を知る話が面白かったです。

悪魔がやり方は悪魔そのものなんだけど、妙に
律儀で約束をきちんと守ったりしてそのギャップも
面白かったです。

いろんなお話があるのでいろいろ楽しめます。





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Last updated  2022.05.26 23:15:39
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