2006年03月08日
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「椿山荘」






都心の一等地にあるこちらのホテル、歴史も古く広い庭園がある素晴らしいホテルです。





名の通り近くには椿の花が咲き乱れ思わず足を止め見入ってしまうほどの美しさです。





私は今、こちらの近くまで出向いて仕事をしています。






こちらのホテルの玄関先には誘導される方が常時何人もおられ、その言葉遣い接し方には
いつも見習うべきことが多く私も気持ちよくホテルの前を通っていくのです。




お客様、そしてお客様を乗せたタクシーにも深々と頭を下げ、通りすがりの方々にも
「おはようございます・こんにちは・こんばんは・お気をつけて」と言葉がとても温かく感じられるのです。





昨日、お散歩中の御婦人がとても慌てた様子でいらしたのに気づき振り返ると
そこには男性の御老人が道路にうつぶせで倒れていました。



鮮血がものすごい勢いで流れていました。
御老人の意識ははっきりしており「家に帰る」とおっしゃったのですが
とてもこのまま歩かせるわけには行かない、と思うような流血の量でした。


私と警備の方とで御老人を落ち着かせ、とにかく止血が一番だと思い
車の中にあるタオルをとりにいくことにし、警備の方には救急車の要請をお願いしました。
警備の方はとても落ち着き御老人を抱きかかえホテルとも綿密に状況報告をしておられました。


傷はあごがぱっくり割れるほどの傷でしたが幸いにも歯が折れるほどではなかったため
タオルで押さえ救急車が到着するのを3人で待っていました。
とても暖かな日でしたが御老人はカタカタと震えていましたので
私と警備の方とで御老人を励ましていました。


その間、通りすがりの人は見て見ぬ振り、誰一人としてこちらに近づく気配もありませんでしたが

そのうち、隣接の小学校の先生が駆けつけ緊急手当てをしてくださりまもなく救急車は到着いたしました。


さすがに救急車がくると野次馬は増え、それに受け答えするのにうんざりしているときに警備の方の姿がないことに気が付きました。


その方は、すでに本来の仕事に戻っておられたのです。
まるで何事もなかったかのようなその勤務の姿勢に私は驚き、そして敬服いたしました。


あたりまえのことをあたりまえにこなす・・・







そして驚いたことはその方はホテルの正社員ではないと言うことでした。



私も自分の仕事に誇りをもち、あたりまえのことをこなしていきたいと心から思いました。









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椿山荘のツバキ





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Last updated  2006年03月09日 00時00分45秒


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