2012年12月05日
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テーマ: 徒然日記(24676)
カテゴリ: 無題









「高校生のための歌舞伎教室」確かそんな名目だったと記憶しています




授業の一環として説明つきで歌舞伎を鑑賞するというものでしたが




緞帳上がらぬ公演前でありながらも国立劇場の広い会場内にはピンと張り詰めた空気が・・・





それは日常とはかけ離れた荘厳、かつ華やかな雰囲気が辺り一面に漂い





下町風情の中で育った私には感じた事のない緊張感は今でも忘れることができません




演目を書くと年がばれてしまうので(今更?笑)内緒ですが初めての体験ともあいまって




それはそれは興味深く終始楽く鑑賞したことを覚えています。





実際、その後に小劇場で見た歌舞伎よりも、楽しみにしていた人形浄瑠璃を鑑賞したすぐ後に





「もう一度歌舞伎を見たい」と思ったほどでした。





(水道橋能楽堂では居眠り寸前だった、らしい管理人。。。大笑い





昔言葉でありながら耳に入る言葉が自然体で、風刺を加えることにより人を惹きつけ、納得させ





独特の世界に引き込む芸の深さを体験できる、そんな感じでしょうか





残念ながら中村勘三郎様のお姿はテレビでしか拝見することが出来ませんでしたが





その後、歌舞伎という世界だけにこだわらず





違う形からでも歌舞伎と言う世界への道をよりいっそう身近に感じさせてくださった蔭には





勘三郎様の多大なご尽力があったからこそではないか、と拝察申し上げます。





そんな私の思い出を話しているとオットは






「オレも高校生のときに教室があったんだよ」とポツリ・・・






聞けば、高校生の最後にマナー教室があり





教わった事が・・・













「ご飯はフォークの背に乗せる」





















と言う何度も(およそ5回ぐらい?)聞いている話を再び始めたのでした















中村勘三郎様のご冥福を心よりお祈り申し上げます(合掌)





















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Last updated  2012年12月05日 23時30分27秒
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