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1873年産のプレ・フィロキセラ・コニャック

「ペイラ　オールド・コニャック・プレ・フィロキセラ[1873]　Peila Old Cognac Pre Philloxera」。1873年産のコニャックだそうです。明治6年の代物です。約150年前のものなのに、残っているんですねえ。「フィロキセラ」－ワインのヴィンテージを語る際にきっても切り離せない災害です。フィロキセラとは、1800年代後半にヨーロッパ全土を襲った病害です。これによりフランスのワイン畑は、ほぼ全滅してしまいました。それ以降フランスではフィロキセラ対策として、この病害に強いアメリカ種の根を使用し葡萄の苗を接ぎ木するという方法でワイン畑を復興させました。この被害よりも前のヴィンテージは【プレ・フィロキセラ】と呼ばれ、非常に希少な存在となっています！2004年まで、ボンボン（原酒の度数を保つためボトリング前に一時的に保管される大型のガラス製容器）に入れられることなく、樽の中でいくつもの世紀を渡ってきた奇跡のコニャックです！ 【ペイラ社からのコメント】熟成によって蒸発していく原酒を年に一回、ヴィンテージごとにまとめ樽の数を減らすことで、樽内に残る原酒の量を保ち、アルコール度数を保っています。さらに湿度の高いセラーで熟成することによって、蒸発量を最大限に抑えアルコール度数が落ちるのを防いでおります。 【度数】43度【容量】700ml「プレ・フィロキセラ」の証明書付き・木箱入