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Jun 7, 2008
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 将棋が強く、洒落を解する、粋なジャズピアニストと思いきや、その実、戦後日本文学の研究者のマイク先生の講演会に行って参りました。日文研の東京講演会。



 講演会を聞かせていただくのは2005年8月の四谷のジャズ喫茶「いーぐる」で行われた出版記念イベントから2年10ヶ月ぶり、2回目。

 著書や「いーぐる」での講演のときから、「ジャズ喫茶」という、研究対象にしにくそうな素材から文化論を展開するという、発想、切り口には、正直、「すげぇ…」と感じていました。まだ新しすぎる素材だけに、文化論や歴史には、しにくそうに思えたからです。
「ちょっと早すぎるネタじゃないのかな?」

 「なに、ゆうとん?コレまでにも『エンコー』とか『オタク』とか、もっとアップトゥデイトなネタで文化論、広げとる学者が、おるやんか?」と反論してきた来た友人がいましたが、いやぁ違うとおもうんですね。

 高校生の話やアキバ系は、大御所が正面切って反論されることはナサソウに思える。(少なくとも、それがメディアに取り上げられていた頃はそう思えた)



 しかも、友人が出した2つの比較対象のテーマでは、どちらかというと、「キミたちのコト理解できるところがあるんですよね」と言った予防線を感じていた。
 それに対し、マイクさんの場合は、「ジャズ喫茶」を、基本的には否定する立場から論を展開している。しかも、その否定する講演を、老舗のジャズ喫茶でもやってのける…
「ん~、スゴ!…」

 …今日、わかったことがありました。マイクさんが急がなきゃいけない理由。

 今回、インタビューに行こうとされていた、老舗のジャズ喫茶が閉店したり、オーナーが無くなったり、そのような不幸が数件あったのだそうです。
 キチンとした論の、批判のためには、しっかりしたフィールドワークが必要だということ。
 いや、それだけでも無いかもしれない。マイクさんは、案外、ジャズ喫茶というものを…

 …今回は主催が「日文研」というお堅いイメージのだったので「まじめ~な会なのかな?」とビビリながら(?)会場に赴いたのでしたが…いえいえ、予想に反し、ときどき笑いの起こる、楽しくて、そして、深く考えさせられる講演会でした。

 次回があるなら、また、聴講したい。次回があることを願っています。





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Last updated  Jun 8, 2008 12:56:19 AM
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