足や靴の悩みを持つ女性のためのブログ

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foot rescue

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2007.09.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
まず、下腿外旋(膝の向きに対してスネが外を向いてしまう)をしないようにする。

、、というわけで、

腸脛靭帯(モモの外側から膝のお皿の下までつながる靭帯。
膝の外側のチョイ上を真横から押して硬いスジのようなのに触れます)を
張らない(オーバーユースにしない)ようにすること、
そして、張ってしまった腸脛靭帯はストレッチやマッサージで
緩めてあげることです。

オーバーユース状態にしないようにする方法のひとつに、
内転筋などのモモの内側の筋肉とのバランスが悪い可能性がありますので、


あとは、体幹部が弱いと、歩くたびに外にふらつくのを止めようと、
腸脛靭帯を含めた外側の筋肉がオーバーユースになりがちになりますので、
体幹部強化のため腹筋・背筋などをトレーニングしてみましょう。

ここでは長くなるのでトレーニング・ストレッチについては割愛させていただきます。


そして、靴ですが、

外側(小指側)の柔らかい靴はNGです。

ランニングシューズの中には、
着地の衝撃吸収や、
足裏の重心移動を理想的な方向にコントロールしようと
かかと部分の外側だけが柔らかいものが結構たくさんあります。

足の形はおろか、足の動きなんで千差万別もいいところなので、


ハイアーチの足が、こういったシューズを履くと、、、
そのまま小指側に流れてしまい、
親指側にもどらずに、小指側から蹴ってしまうというケースがおきやすくなります。

もしくは、小指側から一気に回内してしまったりします。

前足部でも、小指側が柔らかいものや、小指側がなんか低く感じるものはやめたほうが無難です。




市販(未成形で入れるだけのタイプ)のインソールが合いづらいのがハイアーチの悩みです。
中には、外がしっかりしたものもありますが、
未成型製品のほとんどの商品が回内防止に重点を置いて作っているためです。

そして、オーダーメイドで作ってもらっても、、
ハイアーチにあわせて、アーチをしっかり作りすぎてしまっても外に逃げやすくなりNGです。

また、スネの2本の骨(脛骨・腓骨)のねじれから、
くるぶしの位置が外向きにねじれた状態になっている足首と

外側(小指側)荷重が中心で、普段から使われていない足の内側(親指側)の
甲のあたりの関節。

これらは、いきなり、インソールの上で向きを矯正されたり、
突然正しい動きを求められても、動いてくれません。

前の悪い状態での動きが固定化しつつあるからです。

こういう方は、インソールを入れて痛みが出る典型的な例なのです。

私のところでは、この痛みが予測できるので、
事前にこの部分に動きをつけてから
インソールを処方したり、段階的に変化させていきます。

これまで、インソール入れて痛い思いをしたり、
陸上長距離界でインソールが定着しなかったのは、
多分そんな理由だったのでは、
、、、なんて思います。

そこで、皆さんはゴルフボールごろごろとか
牛乳瓶ごろごろとかで、足裏から、あらゆる関節を
柔らかく使えるようにしておくこと、、と

外側の逃げを押さえたインソールを使った上で、
足首がまっすぐ曲がるような屈伸運動などをすると
いいリハビリになるでしょう。


ちなみに甲が痛くて紐を縛れない、、という方、
足は偏平足に見えても、
足の動きがハイアーチ傾向にあるかもしれませんよ!

ちなみに、24時間マラソンの丸山弁護士に最初お会いしたときは、
甲が痛くて紐が縛れない状態でいらっしゃいましたが、
この部分の施術で一発で痛みから解放されました。





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Last updated  2007.09.02 12:39:00
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ためになりました  
かな さん
初めまして。

一連のハイアーチの記事、とてもためになりました。以前、フットプリントをとってもらった際、「ハイアーチですね。」と言われたことがあるのですが、「その1」に書かれている歩き方は、まさしく私です。あまりにぴったりなので、びっくりしました。ちなみに開張足で内反小趾です。キッチンでの洗い物など、じっと立っている時間がつらく、疲れてくると、どんどん足の外側に体重がいってしまいます。

一度、お店を訪ねてみたいと思っています。 (2007.10.21 18:18:02)

Re:ためになりました(09/02)  
foot rescue  さん
かなさん

こんにちは、
お返事遅くなり、申し訳ありません。

ハイアーチにならざるをえない骨盤の状態になってしまっていたんですね。

ハイアーチは足の内側(親指側)に荷重されにくいので、関節も動きを失ってしまい、いわゆる「甲高」を作り出してしまいます。

靴・体の使い方の意識
+足&骨盤の調整で改善するかも知れません。

また、お気軽に書き込みしてくださいね。

(2007.10.28 11:04:10)

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