カツラの葉っぱ 大好き!

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ダケカンバ

<ダケカンバ>
摩周湖のダケカンバカバノキ科カバノキ属

写真は摩周湖のダケカンバです。
バスツワーの途中、展望台からの眺めですが・・・・
本当は、山登りの途中で、汗してたどり着きたかった樹でした。

北海道の樹木については村岡さんのHPから以下のとおり転載します。


北海道は、大ざっぱに分類すると、落葉広葉樹林と常緑針葉樹林の二大勢力が共存しています。道南から道央(札幌、苫小牧、空知地方など)そして道北、道東の海岸線は、落葉広葉樹林が広がっています。日高山脈、大雪山系、道東や道北の高山帯は、常緑針葉樹林の天下です。

ところが、こう簡単に言えない森があります。「針広混交林」です。字のとおり、針葉樹と広葉樹が混在して生育している森です。このような森が出来るのは、北海道が冷温帯から亜寒帯に移行する地域・特殊な気候であるのが大きな理由であろうと想像できます。一般的には標高の低いところでは広葉樹、高いところでは針葉樹が勢力を広げます。 そして、その境界に当たるところに「針広混交林」がよく発達するのです。日高や大雪の山々に登山をすると、高度を上げるに従ってこのような森を見ることが出来ます。気軽に見られるのは、札幌と喜茂別町の間にある「中山峠」です。秋の紅葉は、とても美しい。無限の色が、山全体に塗り込められているようで、毎年その色の輝きに圧倒されます。

道南地方から北では、ミズナラなどを中心として落葉広葉樹が目立ちますが、必ずトドマツやエゾマツなどの針葉樹も混じっています。純粋な落葉樹林は、ほとんどないでしょう。しかし、針葉樹の優先する森は意外と少なく、大雪、日高山系と阿寒湖周辺に大規模なものがあるだけです。

もう少し詳しくみると、黒松内町以南の道南は東北地方と同じ冷温帯林地域、そこから北・東部を広葉樹と針葉樹の混交する汎針広混交林地域と言えます。ただし、汎針広混交林は冷温帯に属するもので、亜寒帯と呼ぶには無理がありそうです。北海道全体では、落葉広葉樹の勢力が強く、その中に針葉樹がよく混交する、と言えます。特筆すべきは、ダケカンバです。針葉樹は、比較的高山帯に森を作りますが、さらにその上、あるいは同じ標高のところに生育します。ダケカンバは落葉広葉樹の典型的な陽樹であり、悪環境への適応力は驚くべきものです。ダケカンバの優占林が現れたら、森林限界が近い、と判断して間違いないでしょう。その上に生育するのは、ハイマツとごく限られた低木落葉樹です。


こんなん どう?
北海道の樹木なら 渡島東部森づくりセンターHP




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