カツラの葉っぱ 大好き!

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愛すべきイギリス人 1

<愛すべきイギリス人 1>
イギリス人の国民性といえば・・・「気むずかしい変人」あたりではないかな?
でもニッポンでは、ジョージとヨーコのベッドインに象徴されるように、イギリス人はわりと高い評価を得ているようですね。
ということで、愛すべきイギリス人を以下のとおり集めてみました。

・『C・W・ニコルのスコットランド紀行』(1993年刊)
・『バンクシー アートテロリスト』(2019年刊)
・猫のしっぽ カエルの手(2021年放映中)
・マイケル・ブースの世界を食べる(2021年連載中)

John-Lennon-Imagine
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<『C・W・ニコルのスコットランド紀行』2>
図書館で『C・W・ニコルのスコットランド紀行』という本を手にしたのです。
おお クジラ食愛好のニコルさんの本ではないか♪・・・
日本の森林を愛するとか多方面で活躍するニコルさんであるが、太子としては捕鯨、クジラ食の印象が強いのである。


【C・W・ニコルのスコットランド紀行】


C・W・ニコル著、徳間書店、1993年刊

<「MARC」データベース>より
C.W.ニコルがウイスキーの源流を訪ねスコットランドで見たものは…。スコッチウイスキーの歴史と、そこにまつわる物語を求め、美しい自然に囲まれた蒸溜所を巡るウイスキー紀行。ウイスキーにまつわる歌も収録。

<読む前の大使寸評>
おお クジラ食愛好のニコルさんの本ではないか♪・・・
日本の森林を愛するとか多方面で活躍するニコルさんであるが、太子としては捕鯨、クジラ食の印象が強いのである。

amazon C・W・ニコルのスコットランド紀行



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【バンクシー アートテロリスト】


毛利嘉孝著、光文社、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
正体不明の匿名アーティスト、全体像に迫る入門書の決定版!
【目次】
第1章 正体不明の匿名アーティスト/第2章 故郷ブリストルの反骨精神/第3章 世界的ストリート・アーティストへの道/第4章 メディア戦略家/第5章 バンクシーの源流を辿る/第6章 チーム・バンクシー/第7章 表現の自由、民主主義、ストリート・アートの未来

<読む前の大使寸評>
追って記入

rakuten バンクシー アートテロリスト



『バンクシー アートテロリスト』3 :はじめに
『バンクシー アートテロリスト』2 :お金に対する考え
『バンクシー アートテロリスト』1 :はじめに(続き)
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【猫のしっぽ カエルの手】
nhk 猫のしっぽ カエルの手 より
 ベニシア・スタンリー・スミス(Venetia Stanley-Smith) ベニシア・スタンリー・スミスさんは1950年、貴族の館で知られるイギリス・ケドルストンホールに生まれました。19歳のころから貴族社会に疑問を持ちイギリスを離れてインドを旅するようになり、71年に来日しました。そして不思議な巡り会わせで、京都大原の古民家に暮らすようになったのです。

 78年から京都で英会話学校をはじめ、現在の「ベニシア・インターナショナル」を設立。96年、夫である梶山正さん(山岳写真家)と末っ子の悠仁くんとともに大原に移住してハーブガーデンを作り始め、手作りの暮らしを実践してきました。現在、子どもたちは独立し、夫婦二人の生活を楽しんでいます。

 四季折々にハーブを育て、衣食住のあらゆるシーンに活用。料理やお茶などの食用はもちろん、シャンプーや化粧品、ワックス、洗剤、防虫剤など、ハーブを活用する日用生活品のアイデアは100以上にも及びます。ハーブやガーデニングに関する記事を雑誌や新聞に執筆し注目を浴びています。

【ベニシアさんからのお願い】
ここのところ突然に私の大原の庭を見にいらっしゃる方がおられます。
こちらは家族のプライベートな場所でありますので、当方で行うイベントの日以外は、申し訳ございませんがどなたにもご覧いただいておりません。ご理解の程よろしくお願いいたします。


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【マイケル・ブースの世界を食べる】
nhk マイケル・ブースの世界を食べる より
「3・11」から10年の今年、私の心は被災者たちとともにある。 ただ、同時に思うことがある。助け合う日本人の団結力の強さだ。

 いつも日本を気にかけている私だが、2011年3月の大震災から10年を迎え、いつも以上にそう感じている。私の心は、みなさんもそうだと思うが、特に家族や友人を亡くし、家や生活を失い、肉体的、精神的な傷を負い、今も苦しんでいる人たちとともにある。

 東北は日本で最も重要な農業地帯の一つであり、震災後は国の食料の供給に大きな問題を起こし、輸出にも打撃を与えた。この地域の農家も深刻な影響を受けた。そのことをより知ったきっかけは、自著『英国一家、日本をおかわり』でも紹介した福島県郡山市のコメ農家、古川勝幸さんと知り合ったことだ。初めて会ったのは震災から数年後の秋、稲刈りを手伝ったときで、翌春には息子のアスガーとエミルも連れ、今度は田植えも手伝わせてもらった。

 田植えは骨の折れる仕事で、ひざまでぬかるみに浸かって立っているだけでエネルギーを消費した。農家の人たちと彼らが育てる作物に対し、大きな感謝を新たにした。今ではコメを炊くときには細心の注意を払い、一粒も無駄にしないよう努めている。スーパーでのコメの価格に文句を言うことは絶対にない。

 古川さんの水田は(福島原発事故を起こした)原子炉とは山を隔て遠く離れている。それでも福島の農産物に対する偏見の影響を受けたと聞き、とても考えさせられたものだ。一方で、コメを直接買ってくれる小売店を見つけたり、東京など都市部に住む彼のコメの「ファン」が支援してくれたりしたと聞いて、励まされもしたのだった。
これは小さな希望の一つに過ぎない。日本の震災対応やその後の復興を海外から見届けてきた人たちは、「3・11」以降、多くの希望を見てきた。

■日本は耐えられる国
 私が日本を美化しすぎる傾向にあるのは自分自身で認識しているが、バラ色の眼鏡で日本の全てを見ているわけではない。日本は社会面、経済面で重大な課題を抱えていることも知っている。ジェンダー平等への道のりは遠く、経済格差や労働環境における慣習は残念なものがある。

 でも、団結力の観点で、日本以上の国はそれほどない。日本人は、困っている時に助け合う。ある地域の人が助けを必要としていたら、別の地域の人が支援する。
それを象徴するような話も自著に書いた。仙台のラーメンシェフ、早坂雅晶さんのことだ。震災の数年前、早坂さんは製麺作業中に機械に巻き込まれ、右腕を失った。右利きだったが、左腕で仕事が続けられるように訓練した。かなり注目に値する人物だと言えると思う。

 だからこそ、こんなこともできた。津波が起きたとき、即座に動いたのだ。彼の店、五福星(うーふーしん)は被害を免れたが、被災者たちにラーメンを食べてもらおうと、もともと小学校支援活動のために準備してあった移動キッチンに荷物を詰めて、被災地の中心へと急いだ。津波後最初の1年で、数万杯のラーメンを提供している。

 10年前の出来事を思い返すとき、もちろん恐怖や悲劇、喪失を思うが、同時に古川さんや早坂さんのような、とても多くの物語も思い出す。
そして、悲劇に立ち向かうために結束する日本の人々のものすごい強さと社会の団結力のこともだ。
 日本に3・11のような日が二度と訪れないことを願っている。ただ、それと同じくらい、もし何か起きたとしても、日本は耐えられることを私は知っている。(訳・菴原みなと)
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