「またなのか!? またなのだな!?」
「いや、違っ! ア、アレですよ! 昨日は異世界へ召喚されてしまいまして…」
「紅狐…どうせなら少しリアルなウソをつけ」
「スミマセン…」
「一体昨日は何をしていたのだ…」
「いや、特に何も。 久々にPC起動してカードの設定を整理したりとか…」
「PC起動しておいて日記を忘れるとは…」
「いやぁ、すっかり忘れてました~」
「もう少し真面目にだなぁ」
「いや、でも思うんですよ。 そういった使命感で日記更新するのも違うんじゃないかな…と」
「はい?」
「だから、『更新しなきゃならない!』って言ってると、逆に続かないって言うか」
「むぅ、判らんでも無いが」
「だから気楽に! ね!」
「って、何が『ね!』だ! お前の場合もう少し気を引き締めんか!」
「間違った事言ってないはずなのに~」
「気を抜きすぎるなと言ってるのだ!」

「休む間もなく…ねぇ? この新しいゲームパッドを晒しておきながら言う台詞かね」
「あ、これは…その…」
「めっちゃ遊んでるじゃないか! 知ってるぞ!ここ最近早く帰れる日が何度かあった事!」
「何故その事を!?」
「最近になってようやく神霊廟の体験版をDLしたことも!」
「細かいな! だってパッドが壊れてて…それで最近ようやく買い替えたんですよぅ。 ってか遊んだっていいじゃないかー」
「開き直りおったな!」
「ぎゃーてーぎゃーてー!」
「ぜーむーとーどーしゅー!」
「な、何だコイツら…? 喧嘩…なのか?コレ」