幻想日和

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きつね2005

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2005.07.13
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 頭の先からスーっと下半身に向けて血が降りていくのが解る。


 波瀾万丈の幕開けだった。
午前5時ちょうど荷物を積み込んで乗降口近くの席に座り、さてバスも走り出したので今日初めてのお客の搭乗場所の確認のため名簿に目をやろうとしてふと気が付いた。
 ガイドはどうしたんだろう・・・・・・?
ドライバーに「ガイドは?」と確認すると「別の場所から出発のバスには居りますが、こちらはキャンセルされたと聞いていますが・・」との事。
 で最初の2行に戻るのだが、片道5時間ちょっとの道程にガイドなしは自殺行為に違いない。(誰がキャンセルするかアホ垂れ・・・・・・ --メ )
 ふと考える、この際残された道はガイド嬢の略奪しかないではないか・・。
ダスティンホフマンの映画の様に格好良く教会から手をつないで連れ去る訳にはいかなかったがドライバーをなだめすかし支店長の連絡先を聞き出して最後には恫喝も交えて支店長自らもう一つのバスのガイドを奪い去って連れて来て戴いた。

 「何かのご縁ですね^^;」と苦笑いのガイドさんはゲゲゲの鬼太郎に出てくる猫娘そのままのチャキチャキ(風貌もそのまんま)の20代後半の女性で旅の最後まで車内をもりあげてくれた。
 さてくだんのもう一台のバスとトイレ休憩で同じ場所に停車したので、あちらの添乗に挨拶に行くと中からガイドが降りて来た。
「ちょうど早朝に仕事帰りでお風呂に入ってる最中に呼び出されましてね」と
語る彼女は爽やかな笑顔の年金支給2年前位の女性であった・・・・・。
 その後ろから降りてきた添乗の同僚を木陰に引っ張って思わず手を合わせ「すまんな」と言うと彼曰く「若い女性の稚拙さよりも熟女の老練なテクニックの方が最高だったりするんですよ」と語ってくれたのだが、その時目が笑っていないのと口元が引きつっていたのを私は見逃していない・・・。







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Last updated  2005.07.13 23:55:03


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るん@ 本当です この話は本当です。 私は当時の在学生で…

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