すとっくるーむ
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今ではすっかり貴重な素材として扱われるコードバン。昔は丈夫な靴という事で、もう少し普及していたのではないかと思います。誰が書いたものか覚えていませんが、昔のアメリカ小説にでてきましたし、僕の大好きなSキングの小説にも登場していました。なので、僕が思うコードバンの靴というのは、タフで野暮ったくて、ある意味ドタ靴っぽい感じです。なので、ビギンが猛プッシュしているオールデンなんかは、そのイメージに近いのですが、あの煽り方は気に入りません。そうそう、ヒロカワ製靴も、通常のラインナップにはないんですけど、今回、日本橋三越のジャパンクリエーションウィーク用にコードバンの靴を出しています。先週、この催事を見にいきました。全館あげてのこの催しは、いろいな匠の技が見れて面白かったです。ヒロカワ製靴のコードバン靴も見てきました。スラッとしたストレートチップで、色気もあり良いのではないでしょうかね。ただ、値段がちょっと高すぎかな?三越の取り分が含まれているから仕方がないんですけど。で、昨日は、いきなり冬に逆戻りしてしまった事もあり、部屋に引き篭もっていました。夜に靴の手入れをしました。昨日はコードバン靴の手入れでした。これは、一昨年までリーガルが契約していたジョンストン&マーフィーの靴です。コードバンを使ったまさにアメトラという雰囲気の1足ですね。張り出したコバ、ストームウェルト、ポッテリとしたフォルム、僕が思うコードバン靴にぴったりの雰囲気です。スーツではなく、紺ブレに合わせたいですね。手入れの方法は、カーフ等と異なります。いろいろな方法があるようですが、僕のやり方はシンプルです。リムーバーで全体を拭きあげた後、最初の写真にも写っていたコロニルのゴールドプレミアムをちょっとつけて磨くだけです。靴墨は塗ったり塗らなかったりで、最近は塗らない事が多いですね。ゴシゴシと力を入れて擦らず、撫でるように磨くように注意しています。ご存知の方も多いでしょうが、コードバンは通常の革と違い銀面が存在しません。なので、力を入れて磨くと逆効果になってしまいます。撫で付けて、クリームをふき取る感じですかね。元々輝きがある素材なので、それだけでも上の写真ぐらい光ってくれます。コードバンがどのような革なのか、詳しいことは、このビデオを見てみてください。アメリカのホーウィン社にて、コードバンの製造工程が見られます。そんなホーウィン社といえば、最初にもあげたオールデンですね。左がリムーバー後、右がコロニルをつけた後です。わかり難いかもしれませんが、ずいぶんと違っています。クリームを塗ることで、ボケていた輝きがすっきりとします。両方とも塗った後です。ちょっと甲のところのツヤがないですね。今気付きました。後で靴墨で磨く事にします。現物を見た時には気にならなかったんですけどね。これはオールデンの990です。大定番の一足ですね。手入れが終わるまで1足10分掛かりません。ケアが簡単なのがコードバンの特徴かと思っています。
2010年02月28日
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