歌
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「鳥の歌」作詩 回覧板さん
恋をして
きみのために
こんなに
胸がくるしい
のは
きっと
僕の前世は
鳥だったからだ
あまりにも
好き勝手やったから
翼をとられて
この
土のうえで過ごしなさいと
不便をしいられた
だから
日が沈む頃に
泣きたくなるんだ
生活の事なんか
まったく考えもせずに
大空に帰りたくなる
だって
きみの窓辺に
行けるじゃない
たとえ
口がきけなくなったって
きみが微笑む時
そばにいて
「ほら、おかぁさん、小鳥がきているわよ」
って
言われた方がマシ
手をさしのべようとおもっても
どこにいるのか
わからない
恋をして
胸がこんなに苦しくなるのなら
そう
「ほら、おかぁさん、小鳥がきているわよ」
って
この夕焼けの窓辺で
迎え入れられたい
きみが
微笑む時
そばにいられないのなら
こんなに不幸せなことはない
僕の前世は
鳥だったんだよ
だから夕焼け空に
むかって
羽ばたこうとする
ひととして
愛されなくてもいいさ
きみが
微笑む時
そばに
いられるのなら