高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

2008.10.19
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バンコク行きの飛行機は、最安値の ビーマン・バングラディッシュ(BG)航空


貧民ご用達で有名な航空会社。多くの伝説に彩られている不思議な話が沢山ある。



当然今回も・・・


まず搭乗口の故障で30分入り口は閉まったまま。その後もエコノミーは閉まったままだが、ビジネスが突然開いたので、全員そのままなだれ込む。(当然BGからの説明はなし。)



そしてワシがいざ席に着こうとすると、通路を挟んだ隣に、もう無茶苦茶“ビン・ラディ●”にそっくりの方がいらっしゃる。(ただなんだか物凄く小柄の方である。)


そしてライフジャケットは、何度か使用したのかと思えるほど汚い。いや、“使い込んでいる”位のレベルだ。 


さらに、そのライフジャケットの使い方を説明しているキャビンアテンダントだが、


(ピンクレディーの「ウォンテッド」の終わり方位、バラバラである。)



そんな中、前方から“ビリっ”という物凄い音が聞こえる。


誰もが不安そうに見つめていると、その後更に、何かが燃えている匂いがする。


・・・こんな状況の中、「だから何?」ってな雰囲気で、飛行機が動き出した。





・・・・・・・・・・・・・・・・あれっ!? なんだこの安定感は? 



電車より静かで振動もない。



逆になんだか不安になってきた。



その不安感のせいか急にもよおしてきたので、トイレに行くと、なぜかそのトイレは物置になっている。鍵をかけ忘れた人がいるよりも驚く。


食事になればなったで、キャビンアテンドの気持ちひとつで、「ビーフかチキン」が決められる。ワシはなぜかチキンを置かれる。


ビールを飲んで、とにかく寝て、何も感じないようにしよう!


「墜落するなら、寝ている間がいいなぁ」と安らかに思いながら・・・。









タイに到着してからは、ソイカセムソン(国立競技場駅そば)の「 A-ONE INN 」にチェックインする。


「長~い旅の最初の宿なので、“A”だし、“ONE"だし、いいかな・・・」というのは、今見つけた理由である。


「いきなりカオサン(バンコクで有名なバックパッカーの集まる撃沈区)に行って、疲れないように!」という、心配性の僕らしい配慮なのである。

(この配慮は、この後392日間なくなる・・・。)




■夜飯 100バーツ(約 300円)
■タバコ・飲物 68B (約 210円)
■インターネット   80B (約 240円)






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最終更新日  2008.10.22 16:10:20
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