高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

高橋尚吾のアジア浮遊伝393日

2008.11.21
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今日からの旅を第二章としよう!


それがいいと思う!! 久しぶりの移動だったし、日記帳も今日から新しいし・・・。


(結局あと十一ヶ月も旅続けるから、第十二章まで続くのかもしれないけど。)


ところで・・・


ワシはホントに保険が切れたら帰国するのだろうか?


ワシは一体どんな状態・状況で帰国するのだろうか?


ワシは一体全体“何の為”に旅を続けるのだろうか?



  **********






予定通り5時にヴィーチェと、先日見つけた川沿いの大木のソバにある、シヴァ神の前で
降ろしてもらう。


そこで暫し瞑想(妄想?)して、宿に戻る。


5:40受付集合。 今日は3名の旅人が首都プノンペンに行くらしい。


3人でピックアップタイプのバスに乗ったのはいいが、6:20まで、
チェンラー・ゲストハウスの前を何度も行ったり来たりする。


その度、チェンラーのバイタクのドライバーに見つかり、3人で大げさにバイバイする。


どうやら隣のホテルで、時間通りに来ないヤツがいるらしい。


「そんなヤツは置いてイケー!」と3人で言うと、「そうだね!!」とドライバーは、あっけなくソイツを置いていく事に・・・。


そんな事していたので、トンレサップ湖から出る船には、ギリギリの乗船となってしまった。


せっかく船上(写真のように、船の屋根の上)で、船旅を楽しみたかったのに、まったく場所がなかった・・・





と・こ・ろ・が・・・


ここに変な人々(3名)が集まっていて、酒入ってないのに、朝からドンちゃん騒ぎ。


一緒に騒いでいたら、プノンペンに到着した時、声がかれ、ノドが痛くなっていた・・・。


  **********


実は、プノンペンでは、ある日本人の方のお家に泊まる事になっていた。



(というか御殿)に、泊めて頂く事になっていた。


【彼女はカンボジアの病院で働いていて、地元の人々からとても尊敬されている人だった。
なので運転手やお手伝いさんがいた。


そんな事もあったので、ヴィーチェとは来れなかったのだけど、プノンペンでの数日間は、大変ありがたい暮らしをさせて頂いた。】


で、ワシがプノンペンに着いた時、Sさんが氣を使ってくれて、運転手さんを迎え寄こしてくれていたのだが、ワシが変なバイクマンと一緒に降りてきたので、見つけられなかったようだった。


で、ワシは疲れ果てたまま、重い荷物を持って、ベトナム・ビザを取りに行き、そのままSさんの病院に行く。


Sさんはかなり忙しいようだ。


運転手さんにワシを紹介するやいなや、昼飯も食べずに、仕事に戻っていった。ナンだか申し訳ない。


運転手さんは、観光案内に連れ出してくれたのだが、余りに疲れて、車から降りれない。


結局Sさんに電話して、「今日はこのままどっかの宿に泊まって休む」事を伝える。


で、泊まったホテルは写真のホテル。


中国系の素敵な“シンガポール・ホテル”


10ドル(当時1200円位)なんて、とてつもなく贅沢なホテルである


・温水シャワー
・TV付き
・トイレットペーパー付きトイレ
・石鹸あり
・窓あり
・カーテンあり
・初の冷蔵庫
・鏡あり

アリアリなのでアル!!


しかも今昼過ぎで、明日12時までロングステイできるという!!


あぁ、とても素敵だわ・・・。


そんなワシに面倒事がっ!


明日コンポン・ソムに行くのに、現金がない。


あぁこの土埃の中、疲労困憊の中、銀行に行くのは嫌だ。とてもとても嫌だ。


しかも道を歩けば、バイタクのアンちゃんに激しく声をかけられる。


今朝までいた、シェムリアップのバイタクの人達とは、同じ職業とは思えない。目の色が違う。


  *********


ホテルに戻ると、「夜は危険だから、絶対に部屋から出ないでね。それとベランダから人が入れるので、しっかり鍵をかけてね」と注意を受ける。


・・・オソロシカ、プノンペン







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最終更新日  2008.12.01 01:49:34
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