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tajim

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Jul 3, 2005
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昨日はテレビの前で一日が過ぎました。Live8は予定より2時間半も延び、12時に終了したものの終電に間に合わずに公園で野宿する羽目になった人が続出したと言うことを除けば、すべて上手く行ったようです。ボノとポールの幕開け、ピンクフロイドの24年ぶりの再結成など、音楽的にも見所も多かった。

でも、やはり本題はアフリカ救援のチャリティということでしょう。20年前のライブエイドの時は「feed the world」、「give us the money」と言うとてもはっきりとした目的があった。出来る限りのお金を集めて飢えたアフリカ人を救おうと言う分かりやすい目的。でも、20年が経ち、今回のLive8が計画され始めた時、主催者のボブゲルドフおよびLive8自体にかなり皮肉的、批判的な意見があげられていました。「チャリティをしようというのになんで批判がでるのか?」と不思議に感じました。でも、批判側の意見では「ライブエイドから20年経つが、アフリカの貧困度は上がるばかり。チャリティは上手くいかない。」とか、「アフリカ内の腐敗した政治家の私服を肥やすだけだ。」等と言う。確かに、過去何十年の間にアフリカほどのチャリティ支援を受けたところは無いのに、貧困はなくならない。テレビでアフリカ人コメンテータが、何十年にもわたるチャリティがアフリカに「物乞いをする世代を作りだしてしまった」のだと言ったのが印象的でした。貴族が乞食にチャリティするように、お金をあげて助けた気になるイギリス人は、結局現状を改善する手助けはしていないということか。

そんな批判があったからか、今回のLive8はスローガンが「We want you」と言うものでした。お金はいらないから、人々の関心、意識を高めようということらしい。それだけではなんだか理想主義的というか、「それでどうなるのよ?」と言いたくなるが、関心を持った人はネットで署名をし、その署名をスコットランドで水曜日に行われるG8サミットに提出する。本当の目的はその署名でG8サミットに参加する8人の権力者にプレッシャーをかけ、アフリカの負債を取り消すことと、公平な貿易を約束させることにあるのだそうです。アフリカ人が自分達の足で立ち、自給できるようになるにはこれが不可欠だと言う。この約束が取り付けられれば、Live8も本当の意味で成功したといえるのでしょう。

でも、そんな複雑な事情はあるものの、決してチャリティが上手くいっていないわけではないとボブゲルドフは言います。昨日のコンサート中に20年前の貧困に苦しむアフリカ人の映像を流し、あと10分の命と診断された小さな女の子の顔を大写しにする。次の瞬間には、その子が20代の綺麗な女性となってステージの上に立っていました。チープな演出に聞こえるかもしれませんが、観客がライブエイドの成果がどこかでは確かに上がっていたと確信できる瞬間でした。根本的な問題解決ではないかもしれないけど、その時に出来る範囲でできることをして、助かる人がいたなら成功と呼んでもいいのではないかと思います。

birhanbeforebirhannow
20年前、飢餓で死に掛けていたbirhanと、現在のBirhan。ボブゲルドフと。


テレビの前にいただけなのに、そんないろんなことを考えさせられる一日でした。








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Last updated  Jul 4, 2005 10:30:35 PM
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