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tajim

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Jul 5, 2005
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ちょっと前にラウンドの話を書きましたが、イギリス人は人と飲みに行く時にお金のやり取りをしません。誰かが全員の分のドリンクを買ってきて、次にはまた別な人が全員のドリンクを買ってくる。人数が多い時は一度も買わない人もいるし、そういう場合は「じゃぁ次回ね」なんて言って終わってしまう。お金にルーズ、というかよく言えばおおらかな感じがしますね。レストランでワリカンするときも、かなりいい加減。「まぁちょっと多いけど一人20でいいや」なんて言って、余った分はチップにしちゃったりする。

一箱6ポンド(1200円)もするタバコを買うときは「高すぎる」というくせに、飲んでいる時には平気で人にあげたりもする。自分が吸う前にテーブル中の人に勧めるのが礼儀なようにも見える。カフェなんかで見知らぬ人に「タバコない?」なんて言う人も結構います。あげちゃう人がいるから不思議。

他にも、例えば道端のホームレスや大道芸人を見ていると、結構な割合で道行く人から小金を受け取っている。テレビに出ていたあるホームレスは、一日の上がりが60ポンド(1万2千円)を超えるとかで、とてもかたぎには戻れない、なんて話をしていました。クリスマス近くなると特に、ホームレスに5ポンド札(千円)を握らせている老婦人の姿なんかも目にしますね。日本だったらありえない気がします。こういうところは本当にチャリティ精神が旺盛なのがイギリス人だという気がします。

そんな文化があるからか、日本に住んだことのあるイギリス人はよく「日本人はけちだ」と言います。私も同感。食事に行っても飲みに行っても10円単位までワリカンする、デートに行くのに花を買わない、チャリティなんて(たぶん地震などの正当な理由が無い限り)考えもしない。…批判しているわけじゃありません。私もそうです。「一円を笑うものは一円に泣く」と言いますが、自分のお金には1円まで執着するのが日本人なんですね。だからこそ、誰でもそれなりの貯金があって、電化製品なんかの最新機器が出るとあっという間に普及する。イギリス人は何年も働いてるいい大人が貯金ゼロと言うことが珍しくないと言います。入ったものは使う、困ったら誰かが助けてくれる、そんな精神で生きている気がします。

これって良く考えると、やっぱりキリスト教の精神なのかもしれませんね。「love thy neighbour」と言うように、人は助け合うものだという考えに則っている。一緒に飲みに行った友人が持ち合わせが無いと言うなら出してあげる、でもそれは自分が持ち合わせが無い時にも誰かが出してくれると言う前提があるからでしょう。自分のお金にばかり執着していたら、潤っている時はいいけれど困った時に誰も助けてくれないと言うことになる。逆に言えば、誰かが助けてくれると言う思いがあるから、楽観的に、貯金も持たずに生きられるのかもしれませんね。

でも、最近はそんなイギリス人が陥りやすいローン地獄が話題となっています。銀行やクレジットカード会社が無責任にどんどんお金を貸すので、気がついたら何百万と言う借金を抱えている人が続出していると言う。働き始めたばかりの20代の若者とかに多いみたいですね。現金を扱わないので入ってくるお金と出て行ってるお金の額の感覚がつかめない。気づいたら借金地獄。
そんな時、誰も助けてくれないのでは?とつっこみたくなってしまいます…





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Last updated  Jul 5, 2005 10:26:14 PM
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