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tajim

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Jul 9, 2005
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テロの連絡を受け、オリンピックのためにシンガポールに居た市長がロンドンに戻ってきた。
オリンピック開催地がロンドンに決まり、歓喜の表情で記者会見に応じていたのはつい数日前のこと。
一夜での状況のあまりの変貌振りにかなり憔悴した顔をして、それでも断固とした表情で「何人殺そうともロンドン市民を負かすことは出来ない」と言い切った。

今回のテロは、人種も宗教も年齢も何もかもを一切無視した、完全な無差別テロだと言います。確かに、地下鉄の爆破があった駅のひとつはイスラム教も含む移民が多く住むエリアで、必ずしも白人だけを対象にしているとは思いがたい。テロリストはイスラム教徒の過激派だというのがもっぱらの見解だけれど、ロンドンには西洋社会の中で平和に暮らすイスラム教徒の人々も多く、そういった人たちをも対象にしたテロだったらしい。テロの直後は、ロンドン市民によるイスラム教徒に対する暴動が懸念されていたそうだけど、そういった出来事も一切無く市民は平常心を保っている。これは誇らしいことだし、ケンによると、この人種、民族、宗教の平和的な混ざり合いと、「他人の権利を侵さない限り」そういった誰でもが平和に自由に生きることが許される場所、というのが彼の理想とするロンドンのようです。そして、そこにはこれから先の世の中の縮図があると言う。なるほど、と納得させられてしまいました。

この市長のケンリビングストンという人は、私が昔からひそかにエライと賞賛してきた人物。
この人は大抵の政治家と違って、思ったことを言う。そして言ったことをやる。強行的なところもあるから敵も作るけど、かなり実行力のあるパワフルな市長さんです。

彼が市長になってから、ロンドンの下町は清潔で安全な場所に変わったし、市内の交通網は何倍もマシになった。車の混雑税システムを導入して、日中あまりの混雑で動けなくなるロンドン中心部一帯を有料化し、そのエリアに入り込む車から料金を取る。そこから得た資金を公共のバスや地下鉄に回し、市民の足をより便利にする。また市内の観光スポットを歩行者天国にしたりと、快適な街づくりをどんどん実現しているように見えます。それでもまだ満足にはほど通いロンドンの地下鉄に、市長はみずから毎日リュックをしょって乗り込み、職場に通っていると言う。車に乗らずに地下鉄やバスに乗れ、と人に言うからには自分からやらなければ、というのは徹底していて見ていて気持ちが良い。今回のテロを受けて、「私は今までどおり地下鉄で通う」と宣言しました。

私の目には、10年前に比べて明らかにロンドンが綺麗で、安全な街になっているように見えます。
そしてロンドンが私達のような外国人にも平等にやさしく住みやすい場所であるのも、こんな市長のおかげだろうと感じています。





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Last updated  Jul 10, 2005 07:54:55 AM
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なるほど  
偉い市長さんなんですね。自ら地下鉄で通って、一般市民と同じくラッシュアワーとか体験しているのですね。そういう視点で、様々な問題を解決しているのですね。
ここにもそういう政治家がいるといいのですけど、、、


(Jul 10, 2005 07:48:46 PM)

Re:なるほど(07/09)  
tajim  さん
ぽるとがる小町さん

確かに偉い人なのですが、時々おかしなことも言うんです。最近ではこの夏の水不足を解消するために「トイレの水を流すな」と言い始めた。毎回流さずに何回かためてから流すだけでかなりの節水ができるとか。
…言いたいことは分かるけど、流石にそれは嫌ですね。 (Jul 11, 2005 12:00:09 PM)

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