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tajim

tajim

Oct 26, 2005
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先日ラジオを聴いていたら、DJが何気なく言いました。

「昨日はネルソンマンデラ二杯飲んだだけなのに、朝まで頭がくらくらしてたよ。」

一瞬、そういう名前の新しいカクテルでもあるのかと思いました。
でももちろん違う。これは、ロンドン人お得意のライミングスラングです。
マンデラとライムするのはステラ、つまり、ステラアルトワというベルギー産のビールのことでした。聞いてしまえば納得するけど、知らなければ全く意味が分からない。

もともとコックニーライミングスラングとして有名なこのスラングは、ロンドン下町のギャング(チンピラと言ったほうが正しいかも)の間で隠語として発達したと言われています。仲間内にしか分からないように言葉を伏せて犯罪の話をする、と言うわけですね。

代表的なものでは

trouble and strife = wife = 妻
apple and pears = stairs = 階段

Lady Godiva = Fiver = 5ポンド札

なんていうのがありますが、さらにこれを省略して「plates」だけで「足」を表したりするので、こうなるともう訳が分かりません。

さらに、今回の「ネルソンマンデラ」もそうですが、ライミングスラングのすごいところは、どんどん新しいスラングが作られて古いものと入れ替わっているところです。確かにずーっと使われて誰でも意味が分かるようになったら、隠語としての意味は無くなる。新しいライミングスラングには、人物名や固有名詞を使うことが多いようです。
例えば…

Gregory Peck = neck = 首
Scooby-Do = clue = ヒント(I haven't a Scooby(=clue).)
Ayrton Senna = tenner = 10ポンド札

などなど。もっと色々ありますが、スラングなだけにここに載せられないような意味の単語も多いです。

それにしても、こんなスラングをどんどん作り出しちゃうなんて、すごいですよね、ロンドン人。下町のマーケットで呼び込みをするおじさんのコックニーなんか聞いていると、そのリズム感の良さ、韻の踏み方には感心してしまう。もともと英語ってリズムやライムが大事だと言われていますが、そういうところから自然発生的にこういうライミングスラングが生まれるんでしょうね。

こういう感覚が身につくまでにはまだまだかかりそうです。





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Last updated  Oct 26, 2005 11:15:11 PM
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Re:ネルソンマンデラ二杯で頭くらくら(10/26)  
trouble and strife = wife = 妻
っていうのは聞いたことありますが、あとは、説明されてもわかりません!>^_^< 
ロンドン人、賢いですね~!! (Oct 28, 2005 10:53:50 PM)

Re[1]:JESSAMINE・もぐらさん  
tajim  さん
賢いのかどうかは分かりませんが(笑)、すごい創造力ですよね。
lovely jubblyとか、silly billyとか、特に意味もなく言葉遊びみたいにただ韻を踏むことも多いです。イギリスに来たばかりの頃、運転の教官に「silly billy!」と言われ、「Billyって誰!?」と思った私でした。 (Oct 29, 2005 01:52:34 AM)

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