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2009.02.14
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テーマ: 詐欺・犯罪(1322)
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「かんぽの宿」問題で、「入札は公正に行われた」と何度も繰り返していた日本郵政が、
ついにボロを出した。これまで2社が応札したとしていた最終入札に、
オリックス不動産しか参加していなかったことを白状したのだ。
日本郵政がオリックスに有利にコトを運ぼうとした疑惑がますます深まった。

9日の衆院予算委員会で、日本郵政の米沢友宏専務が参考人として答え、
組織ぐるみのインチキを明らかにした。

日本郵政はこれまで、総務省などに提出した資料で、最終入札額は「オリックス不動産が
109億円、2位が61億円」と説明していた。

10月31日の入札には参加したものの、12月3日の最終入札には参加していなかった。
日本郵政が急きょ「世田谷レクセンター」を売却対象から外す条件変更をしたため、
最終入札への金額提示を見送ったのだった。

入札してもいないのに61億円という数字はどこから出てきたのか? 日本郵政は、
「HMIがオリックスと同じ条件で応札した場合の金額をそれまでの提示額に基づいて
自前で計算した」というのだ。

「つまり、自分たちの都合のいいように数字を作ったわけです。あまりにも悪質。
これで公正だなんて、よくも言えたものです」(野党議員)

さらに、オリックスは、10月31日の段階で、最終入札より低い105億2200万円を
つけていたことも分かった。理由は、「レクセンターの負債額が事業価値を上回るため」
ということのようだが、「二子玉川駅と成城学園前駅の間の人気のエリア。

(地元の不動産業者)という超優良物件だ。それをマイナス評価とは合点がいかない。

08年4月、日本郵政のアドバイザーであるメリルリンチが入札希望者に出した書類には、「日本郵政は、いつの時点においても、理由の有無・内容を開示することなく、
本件譲渡の対象となる施設等の範囲を変更できる」と記されている。
まるで、土壇場の範囲変更を想定していたような文言だ。

しかも、10月31日にHIMが提示した金額は、オリックス側を上回る

と、HIMの提示額をオリックス側に合わせて算出し直し、85億7200万円とした。
やっぱり落札者は最初から決まっていたんじゃないのか。

(日刊ゲンダイ2009年2月10日掲載)


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最終更新日  2009.02.15 00:04:55
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