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2009.11.30
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カテゴリ: 外国為替



19:45

急激な円高進行に対し、政府・日銀が共同歩調を取って対応する動きを見せ始めた。
鳩山由紀夫首相は30日午後、円高対策は迅速に手を打たねばならないとの見解を示した。
日銀の白川方明総裁も同日の名古屋市内での会見で
「金融市場は生き物なので、市場の安定確保のためにどういうやり方がよいかは、
常に考えていきたいと思う」と述べ、機動的に対応していく方針を示した。
関係筋によると、鳩山首相と白川総裁は今週中に会談する見通しで、
円高の進展でデフレによる経済への打撃が大きくなる懸念が広がる中、
財政と金融の両面で取りうる対応策について、突っ込んだ意見交換が行われる見通しだ。


「ここにきての追加的な円高は、回復途上にある企業マインドに影響を与える可能性がある」
と指摘。
「マインド面に与える影響については、しっかり見ていく必要がある」
と警戒感を強く示した。

さらに物価情勢については、持続的な物価下落という意味で、緩やかなデフレ状況にあると
日銀として初めてデフレであるとの認識を示すとともに
「政府との間で十分な意思疎通を図っていくということは大事と考えている」とも述べ、
政府と日銀が連携していく姿勢を強調した。

その上で金融政策の方針について「最も適切な金融政策を運営していくことに尽きる」
と述べるとともに、「金融市場は生き物なので、市場の安定確保のために
どういうやり方がよいかは、常に考えていきたいと思う」と指摘し、


さらに今週中にあるとみられている鳩山首相との会談では、
「物価安定のもとでの持続的成長に復帰していくよう適切な金融政策に努めていく
ということを説明することになると思う」と語った。

これに対し、政府サイドの動きもにわかに活発化してきた。鳩山首相は30日夕、
記者団に対し、円高対策について「迅速に手を打たなければならない」と述べるとともに、

「政府がしっかりやるとのメッセージを出したい」と語った。

その後、円高対策や2次補正予算案の編成方針などについて協議した
基本政策閣僚委員会の終了後、菅副総理兼国家戦略・経済財政担当相は、
1)2次補正予算案は想定していたよりも積極的に対応する、
2)円高に歯止めをかける、
3)日銀ともできるだけ協調していく──の3点の方向性で連立与党が合意したと表明。

この発言を受けて、外為市場では、円が対ドルや対ユーロなどの主要通貨に対して下落し、
円高方向の動きが小休止した。 (その後、再度ゆるやかな円高が進行中 20:00)

また、亀井静香郵政・金融担当相は、
同委員会終了に記者団に対し、日銀の追加緩和の可能性に関連して
「政府と日銀が現在、お互いにやれることがないか検討しているだろう」と述べ、
日銀の対応に期待感を示した。

藤井裕久財務相は、第2次補正予算の規模に関し、
1次補正の見直しでねん出される2.7兆円分を超えるとの見通しを示しつつ、
2.7兆円を上回る部分の歳出について、赤字国債の発行は考えていないとの見解を示した。

関係筋によると、政府は2次補正予算を骨格にした対策を
今週末をメドに取りまとめる方向で、政府と日銀の調整も本格化するとみられている。



鳩山さん、今週末まで、市場は待てませんよ。


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最終更新日  2009.11.30 20:04:54
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