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2012.08.16
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カテゴリ: 世相


宗教法人への優遇措置なくせば4兆円の財源生まれるとの試算


だから簡単に野田ペテン師にだまされてしまうのだ

<それが分からない日本人が多数を占めるこの国はもうオシマイだ>

日本が史上最多、38個のメダルを取ったロンドン五輪が終わった。
日本選手の活躍はまあ、いいとして、こんな数字はどうだろう。
女子サッカー、なでしこと米国の決勝戦の視聴率だ。10日未明、
というか朝方だったのにナント、24.8%を記録したのだ。
その熱狂ぶりは「感動した」「勇気をもらった」「ありがとう」
なんて、コメントに表れていて、中には涙ぐんでいるアナウンサーやタレント、
コメンテーターもいたのだが、これは異様だ。

そうやって、日本人がおそらく、エアコンが効いた部屋でTVに熱狂している一方で、


さらに、民自公の談合によって、日本経済を破滅に導く
消費増税法案が可決・成立したのは、なでしこの決勝戦当日なのである。

本来ならば、13.5兆円の大増税は大きな議論になってしかるべきだ。

なにしろ、国民の6割が反対している天下の悪法なのである。

ところが、国民は五輪に夢中で、消費税なんか、忘れてしまった。

暴政には、てんで無関心で、五輪で「勝った」「負けた」とバカ騒ぎするだけの日本人。

為政者はシメシメだろうし、3S政策よろしく、
そうやって、国民を思考停止にさせているメディアの罪も重大だ。


ジュネーブ在住の国際政治学者、安井裕司氏はこう言った。

「日本の五輪への関心の高さには驚かされます。
特に仰天したのがアナウンサーが一番、興奮していることです。

そもそも、五輪でそれほど騒がない。『ニッポン』『ニッポン』のように
ナショナリズムが煽られることもありません。
まして、冷静であるべきアナウンサーが先頭に立って絶叫するなんて、ビックリです。
日本のTVの騒ぎ方と、それに煽られ、熱狂している国民を見ていると、
日本人の国民性がよく分かりますよ」




TVのバカなアナウンサーの絶叫によって、
みなが「頑張れニッポン」になってしまう危うさ。

主体性がないから、すぐにアホなメディアに洗脳されてしまう怖さ。

これほど無邪気な国民もいないのではないか。



だから、野田のようなペテン首相にコロッとだまされてしまうのだ。



「ちょっと考えれば、おかしいと気づくのに
“長いものには巻かれろ”“泣く子と地頭には勝てぬ”とあきらめてしまう。
これが日本人の習性です。

こういう国民性だから、戦前は大本営発表を信じて、ひどい目にあった。

そうした経験があるのに、この習性は変わっていない。

『消費税を上げなければお国が大変だ』と信じ込まされ、
『まあしょうがないか』とあきらめてしまう。

そこに五輪が重なったものだから、
増税のことは頭の隅に追いやられてしまったかのようにです。

なぜ、通常国会を延期して、8月10日に参院採決になったのか。
こうした国民性を見越して、財務省が五輪のスケジュールに合わせたんじゃないか。
だとすると、今後もいいようにやられてしまう。
もう消費税再引き上げの話が出ているのがいい例です」(作家の三好徹氏)

日本で民主主義が成熟しない理由は何なのか。

政治家がデタラメなのはもちろんだが、それだけではなかった。

日本人は主体的に生きているのか。今度の五輪で、その答えがよくわかった。

 (日刊ゲンダイ2012年8月13日掲載)




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最終更新日  2012.08.16 14:10:56
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