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2013.06.01
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カテゴリ: 株式・金融市場


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株式市場は何を恐れているのか=カレツキー氏

世界経済と金融市場では今週、奇妙なことが起きている。

冒頭の一文は世界金融危機以降の5年間、
ほぼいつの時点についても利用可能な言い回しだが、
今週の奇妙さは特殊な形態を取っており、
それによって生じた混乱よりも、明白になった部分の方が大きい。

最近の経済関連のニュースはほぼすべて良い内容か、少なくとも予想を上回っている。
米国では住宅価格が2006年以来で最大の上昇を示し、失業は減り、
消費者信頼感指数は金融危機前の水準に戻った。

日本は近年では最も良好な成長を享受しており、

欧州ですら、政策が財政引き締めから成長重視に転換し、
欧州委員会が各国に財政赤字目標の押し付けを止めたことで、
見通しが改善しているようだ。
一方、欧州中央銀行(ECB)は中銀預金金利のマイナス化など、
非伝統的な景気刺激策をさらに講じる可能性を示唆している。

それなのに金融市場ではボラティリティが急上昇して年初来で最高となり、
パニック状態にすら陥った。

米国株は28日にいったん過去最高値を付けたものの、その後はすぐに急落。
日本株は2011年の東日本大震災時以来で最大の下げ幅を記録した。
最も重要なのは世界各地で起きた債券相場の下落であり、
米国や日本、欧州の大半の国では長期金利が1年強ぶりの水準に上昇した。



手掛かりとなるのは金利と債券の市場で発生した直近の混乱だ。

株価は日米欧の債券利回りと何がしかの相関関係を持つため、
債券価格の急落は株式投資家を怖気づかせた。
金利のボラティリティの高まりや株式市場の乱高下に対する恐怖感は、
金融以外の分野でも消費者や企業経営陣にすぐに伝染する可能性がある。

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最終更新日  2013.06.02 01:35:04
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