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2004年06月17日
"カイン"と"アベル"---夢で会いましょう---
(4)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
作詞 石本美由起 作曲船村 徹
♪
つれて逃~げてよ
ついてお~いでよ
夕ぐれの雨が降る 矢切の~渡し
親のこころに そ~むいてまでも
♪
見すてないでね
捨てはしないよ
北風が泣いて吹く 矢切の渡し
噂かなしい 柴又すてて
舟にまかせる さだめです
♪
どこへ行~くのよ
知らぬ土~地だよ
揺れながら艪が咽ぶ 矢切の~渡し
息を殺して 身を寄~せながら
----「矢切の渡し」----------------------------------
「矢切の渡し」は、江戸時代初期、地元民専用に耕作・日用品購入・社寺参詣などの目的のために、徳川幕府が設けた利根川水系河川15ヶ所の渡し場のうちのひとつです。
今日の矢切地区の江戸川ぞいの水田、ねぎ畑地帯が農地等として開発されたのは、江戸時代に入ってからの慶長・元和(1605~1613)以降のことです。
この湿地帯を農地等に開拓したのが"外山忠兵衛"という旗本でした。
その子孫には、幕末から没する明治33年まで西欧文化移入による啓蒙活動を行い、他分野にわたり"欧風"開花運動を推進、本邦初の東京帝国大学、名誉教授に就任した"外山正一"
がいます。
この"渡し"が全国的に有名になったのは、明治時代に入り、伊藤左千夫の小説『野菊の墓』(1906)によってです。
「野菊のごとき君なりき」
現在川向こうの千葉県松戸市"矢切"側にこの小説の文学碑が建立されています。
"野菊の墓文学碑"
<碑 文>
僕の家といふは、松戸から二里許り下がって、矢切の渡を東へ渡り、小高い岡上で矢張り矢切村と言っている所。
崖の上になっているので、利根川は勿論、中川までもかすかに見え、武蔵一ゑんが見渡される。
秩父から足柄箱根の山々、富士の高峯も見える。
東京の上野の森だと云うのもそれらしく見える。
村はづれの坂の降口の大きな銀杏の樹の根で民子のくるのを待つた。
こゝから見おろすと少しの田圃がある。
色よく黄ばんだ晩稲に露をおんでシツトリ打伏した光景は、気のせゐか殊に清々しく、胸のすくやうな眺めである。
松戸市矢切(やきり)と葛飾区柴又(かつしかくしばまた)を結ぶ、矢切(やぎり)の渡しは、"伊藤左千夫(さちお)"の
純愛小説『野菊の墓』の舞台です。
"伊藤左千夫"は、万葉調で写生重視の「阿羅々木(あららぎ)」を編集、アララギ派の基礎をつくった歌人です。
小説『野菊の墓』では、明治30年代の矢切一帯の情景が描かれており、その一節を刻んだ文学碑が、下矢切・西蓮寺本堂の裏手に立っています。
"伊藤左千夫"は1864年8月上総国武射郡殿台村に生まれます。
本名は幸次郎。
1898年、新聞『日本』に「非新自讃歌論」を発表し、正岡子規に認められます。
1905年、小説の処女作『野菊の墓』を「ホトトギス」に発表、その後、『隣の嫁』『春の潮』『分家』などを発表していますが1913年7月30日、脳溢血のため逝去しました。
不思議の国のアリス
原作:ルイス・キャロル 翻訳・絵:ほしのゆたか
第1章 ウサギの穴に落ちちゃった
丘の上で、お姉さんのとなりに座っていた"アリス"は、何もすることがなくて退屈していました。---------------------
"アリス"は思いました。「絵も会話もない本なんて、いったいどこが面白いのかしら」
そのとき突然、ピンクの目をした白いウサギが"アリス"の方へ走って来るではありませんか。
白いウサギが「うわーっ!遅刻だあっ!」と言っているのを聞いても、アリスは、それほどびっくりすることでも風変わりなことでもないと思いました。
(しばらく後で考えると、それはとてもびっくりするような奇妙な出来事だったのですが、そのときのアリスには普通のことのように思えたのです)
でも、ウサギがチョッキのポケットから懐中時計を取り出し、時間を確認して、慌てているのを見て、アリスは思わず立ち上がりました。
チョッキを着たウサギとか、ウサギがチョッキから時計を取り出すとか、そんな不思議なものを、今まで一度も見たことがなかったことを急に思い出したのです。
アリスはもう好奇心のかたまりです。
ウサギを追って野原を横切り、そして、ウサギが生け垣の向こうの大きなウサギの穴に飛び込むのを目にしました。
次の瞬間、アリスもウサギに続いて穴に飛び込みました。その穴からどうやって戻って来るか、なんてことは全く考えていません。
「オレンジ・マーマレード」のレシピ-----------
材料
セビリャ・オレンジ:6~8個
砂糖:2.5 kg
水:1.5リットル
廃糖蜜:125 ml
オレンジ・リキュール:50 ml(適宜)
作り方
大きな鍋に、水1リットルを入れます
オレンジをボイルし、約一時間もしくはかなりやわらくなるまで、弱火でことこと煮ます
オレンジを取り出し、半分にカットし、中身をスプーンでかき出します。
別の鍋に水0.5リットルを入れます。
果肉を約10分間ボイルして水気を切ります。
厚くスライスした柔らかくなったオレンジの皮を剥き、果皮はまた元の水に戻します。
砂糖、すり潰した果皮、果肉を搾った液体、糖蜜を加えます。
一定に撹拌しながら、砂糖が溶けるまで、ゆっくりとボイルします。
20~60分もしくは、ゼリーのようになるまで、ゆっくりと煮ます。
約20分間、冷やし、殺菌した広口瓶に注ぎ、すぐに密閉します。(お好みでリキュールを加える)
できあがりでございます---------------------
"カイン"と"アベル"
創世記3(4章カインとアベル物語)
罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。
お前はそれを支配せねばならない。(創世4・7)
エデンの東に追放された"アダム"と"エバ"は子をもうけます。
やがて、兄の"カイン"は農耕者、弟の"アベル"は牧羊者となります。(4・1~2)
時を経て"カイン"は土の実りを主のもとに献げ物として持って来ました。(4:3)
"アベル"は羊の群れの中から肥えた初子を持って来ました。
主は"アベル"とその献げ物に目を留められたが---、
(4:4)"カイン"とその献げ物には目を留められませんでした。
"カイン"は激しく怒って顔を伏せました。
(4:5)神は、農耕民の兄"カイン"の捧げる収穫物より、牧畜者である弟"アベル"の持ってきた肥えた羊の初子を好まれました。
神の依怙贔屓(えこひいき)を「激しく怒った」"カイン"に対して、神は-----
(4・6)どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。
もしお前が正しいなら、顔を上げられるはずではないか、と直視出来ないカインに疚(やま)しい何かがあるのを指摘されます。しかも-------
(4:7)もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか、正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める、お前はそれを支配せねばならない----
と"カイン"の妬みによる怒りを自制すよう求められました。
しかし、"カイン"は怒りの激情を支配できずに、本能のおもむくまま"弟殺し"の罪を犯します。
(4:8)知恵の実を食べたので、善悪の判断は出来る筈なのに、神の前での儀式にもかかわらず、兄"カイン"は自分の怒りを制御できないで、本能のおもむくまま、また愛すべき弟に対してすら、殺人を犯してしまいます。
"カイン"が弟"アベル"に言葉をかけ、二人が野原に着いたとき、"カイン"は弟"アベル"を襲って殺しました。
(4:9) 主は"カイン"に言われました。
「お前の弟"アベル"は、どこにいるのか」
"カイン"は答えました。
「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」
この「"カインとアベル"物語」は、楽園を追放され神から離れた人間たちが早くも、兄弟殺しの罪を犯す恐ろしい物語です。
兄"カイン"が、弟"アベル"を嫉妬のため殺してしまいます。
しかも、神に捧げ物を奉納するという神聖な典礼が原因というのですから-------
「お前の弟"アベル"は何処にいるのか」という神の問いに対して、"カイン"は兄弟殺しの罪の重さも知らずに、「知りません、私は弟の番人でしょうか」と不遜な返事をして、神から追放され、放浪者となります。
これが掟を知らない野性的自由人の運命です。
(4:10) 主は言われました。
「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。
(4:11) 今、お前は呪われる者となった。
お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりも、なお呪われる。
(4:12) 土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。
お前は地上をさまよい、さすらう者となる。
(4:13) "カイン"は主に言いました。
「わたしの罪は重すぎて負いきれません」
(4:14) 今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、わ
たしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。
(4:15) 主は"カイン"に言われました。
「いや、それゆえ"カイン"を殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう」
主は"カイン"に出会う者がだれも彼を撃つことのないよう、
"カイン"にしるしをつけられました。
しかし、このような殺人の罪にも関わらず、神は"カイン"のことを擁護します。
「"カイン"を殺す者は、誰でもあれ7倍の復讐を受けるであろう」
そして、誰も彼を撃つことの無いように、しるしをつけられた、とあります。
弟殺し"カイン"のような無頼の男にも、神の愛は注がれているのです。
この"カイン"の息子が"エノク"、"エノク"の子が------
-----と続き、六代目の"レメク"は
「"カイン"のための復讐が七倍なら"レメク"のための復讐は七十七倍」(4・24)、と主張します。
"カイン"の末裔は、益々憎しみを増幅させ、報復をエスカレートさせます。
ここまでの1~4章が、創世記の序曲―「光と影」です。
2章の『世界と人の創造と祝福』は第一主題の「光り」とし
て、3章の「誘惑」とこの4章の「嫉妬」が『神への背き』第二主題の「影」として提示されました。
次の5章からが、"ノア"の物語で、民の選びと契約の第一歩が始まるという構成になっています。
--------------------------------------------------------------------------------最後に------------------------~夢で会いましょう~夢で会いましょう-----------
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最終更新日 2004年06月17日 04時53分51秒
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