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2004年08月16日
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"雨宿り 供物(くもつ)手向ける 地蔵盆" 



"手向ける"(たむ・ける)
(1)
神仏や死者の霊に供え物をささげる。
古くは主に旅の平安を祈るものであった。
「墓に線香を―・ける」
(2)
旅立つ人に餞別を贈る。

(3)
旅に出る人や別れて行く人に、はなむけをする。
「友人の壮途に―・ける言葉」


"地蔵盆"
そもそも、地蔵とは、サンスクリット語のクシティガルバの意訳です。
クシティは「大地」、ガルバとは「胎蔵」のことであり、合わせて「地蔵」と訳されました。

とりわけ地蔵菩薩は、別名「願王尊」といい、あらゆる願いを聞いて下さる佛という意味があります。
特にその胎蔵という意味から、子供の守り佛として我が国では古くから信仰されてまいりました。

お地蔵様の真言は、

「オン、カー、カー、カビサンマ、ソワカ」



毎年8月24日夕刻、東福寺(京都)には無垢清浄の子供たちが集います。




"海行かば"
大伴家持作詞・信時潔作曲/昭和12年

海 行(ゆ) か ば 
水 漬 (みず)く 屍(かばね)  
山 行 か ば  
草 む す 屍  
大 君 の 辺(へ) に こ そ 死 な め   
顧 (かへり)み は せ じ
-----------------------------------  


海の戦(いくさ)では
水に浸った屍となり 
陸の戦にあっては 
草生(む)す屍となって
皇尊(すめらみこと)のお傍(そば)で死のう 
決して後悔などはしない


"万葉集"に出ている大伴家持の長歌の一節です。

天皇のために一命を捧げるという日本人古来の心情を歌った個所に信時潔が曲をつけたものです。

昭和18年12月文部省と大政翼賛会で、この歌を儀式に用いることに決まりました。

その後、終戦になるまで国歌「君が代」に次いだ「準国歌」的役割を果たしてきました。



以下、"万葉集"より引用


4094 
葦原の 瑞穂の国を 天下(あまくだ)り 知らしめしける

すめろきの 神の命の 御代重ね 天の日継(ひつぎ)と

知らし来る 君の御代御代 敷きませる 四方の国には

山河を 広み厚みと たてまつる 御調(みつき)宝は

数へ得ず 尽くしもかねつ 然れども 我が大王の

諸人を 誘(いざな)ひ賜ひ 善きことを 始め賜ひて

金(くがね)かも たのしけくあらむ と思ほして下悩ますに

鶏が鳴く 東の国の 陸奥(みちのく)の 小田なる山に

金ありと 奏(まう)し賜へれ 御心を 明らめ賜ひ

天地の 神相うづなひ 皇御祖(すめろき)の 御霊助けて

遠き代に かかりしことを 朕(あ)が御代に顕はしてあれば

食(を)す国は 栄えむものと 神ながら 思ほしめして

もののふの 八十伴の雄を まつろへの むけのまにまに

老人も 女童児(めのわらはこ)も しが願ふ 心足らひに

撫で賜ひ 治(をさ)め賜へば ここをしも あやに貴み

嬉しけく いよよ思ひて 大伴の 遠つ神祖(かむおや)の

その名をば 大来目主と 負ひ持ちて 仕へし職(つかさ)

"海行かば 水漬く屍 山行かば 草生(む)す屍"

"大王の 辺にこそ死なめ かへり見は せじ"
と異立(ことだ)て

大夫(ますらを)の 清きその名を 古よ 今の現(をつつ)に

流さへる 祖(おや)の子どもそ 大伴と 佐伯の氏は

人の祖の 立つる異立て 人の子は 祖の名絶たず

大君に まつろふものと 言ひ継げる 言の官(つかさ)そ

梓弓 手に取り持ちて 剣大刀(つるぎたち) 腰に取り佩き

朝守り 夕の守りに 大王(おほきみ)の 御門の守り

我をおきて また人はあらじ といや立て 思ひし増さる

大王の 御言の幸(さき)の 聞けば貴み

反し歌三首

4095
大夫の心思ほゆ大王の御言の幸(さき)の聞けば貴み

4096 
大伴の遠つ神祖(かむおや)の奥つ城(き)は著(しる)く標(しめ)立て人の知るべく






神亀五年七月(ふみつき)の二十一日(はつかまりひとひ)、
筑前国(つくしのみちのくちのくに)の守(かみ)
"山上憶良"上(たてまつ)る。

惑へる情(こころ)を反(かへ)さしむる歌一首、
また序

或る人、父母敬はずして、侍養を忘れ、妻子を顧みざること脱履よりも軽し。
自ら異俗先生(せむじやう)と称る。
意気青雲の上に揚がると雖も、身体は猶塵俗の中に在り。
未だ修行得道の聖を験(し)らず。
蓋し是山沢に亡命する民なり。
所以(かれ)三綱を指示(しめ)して、更に五教を開く。
遣るに歌を以て、其の惑ひを反さしむ。
その歌に曰く、

0800 
父母を 見れば貴し 妻子見れば めぐし愛(うつく)し

遁ろえぬ 兄弟(はらから)親族(うがら) 遁ろえぬ 老いみ幼(いとけ)み

朋友の 言問ひ交はす 世の中は かくぞことわり

もち鳥の かからはしもよ 早川の ゆくへ知らねば

穿沓(うけぐつ)を 脱き棄(つ)るごとく 踏み脱きて 行くちふ人は

石木(いはき)より 成りてし人か 汝(な)が名告(の)らさね

天(あめ)へ行かば 汝がまにまに 地(つち)ならば 大王(おほきみ)います

この照らす 日月の下は 天雲の 向伏(むかふ)す極み

蟾蜍(たにぐく)の さ渡る極み 聞こし食す 国のまほらぞ

かにかくに 欲しきまにまに しかにはあらじか

反し歌

0801 
久かたの天道(あまぢ)は遠し黙々(なほなほ)に家に帰りて業(なり)を為まさに

子等を思(しぬ)ふ歌一首、また序

釋迦如来金口(こんく)正に説きたまへらく、等しく衆生を思ふこと、羅ゴ羅の如しとのたまへり。

又説きたまへらく、愛は子に過ぐること無しとのたまへり。

至極の大聖すら、子を愛(うつく)しむ心有り。
況乎(まして)世間の蒼生、誰か子を愛まざる。

0802 
瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ

いづくより 来りしものぞ 眼交(まなかい)に もとなかかりて 安眠(やすい)し寝(な)さぬ

反し歌

0803 
銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも

世間の住(とどま)り難きを哀しめる歌一首、また序

集め易く排し難し、八大辛苦。
遂げ難く尽し易し、百年の賞楽。
古人の歎きし所、今また及ぶ。
所以因(かれ)一章の歌を作みて、以て二毛の歎きを撥(のぞ)く。其の歌に曰く、

以下略




"序・破・急"

"世阿弥"は「序破急」ということをよく書いています。

"序"は、はじめ、導入部。破は、最も肝要の部分。
「序の、本風の、直ぐに正しき体を、細かなる方へ移しあらわす体なり。その日の肝要の能なり。」

"急"は、最後、名残の能。
導入から徐々に盛り上げ、最後近くで頂点に盛り上げ、最後に静かに終わる。
一日の能の配列にも、一曲の中でもこれが配慮される。
一曲の中では後場で動きの多い舞が舞われる、ここが頂点。


"守・破・離"

守破離は、能を確立した"世阿弥"の教え(教育法・学習法)であり、武道に限らず、日本の文化、芸事、道の修業(修行)においてもよく使われる代表的な言葉です。

まず師の真似から始め、それが身に付いたら、徐々に自分流を発揮せよということです。  

守破離の意を表す言葉として、千利休(茶道)の次の道歌があります。

"規矩作法守りつくして破るとも離るるとても本を忘るな"

(伝統を踏まえながらもそこに留まることなく、つねに新たな世界を創造してゆく、しかし、根源の精神は忘れない、基本を守り、基本から応用を見出し、自分の型をみつける。
それでも、基本を忘れるな)

かた(型・形)を行う武芸・武術や茶道や華道の芸事において、修業(修行)の段階、わざ(技・業)のレベルを示す言葉として広く使用されています。

"第一段階"である「守」は基本であり学習の段階です。
師の教えを守り、真似る、型の反復練磨の時期です。

"第二段階"である「破」は、変化(改変)であり、自己の技術を深め、広げる段階です。
自分なりに考え、自分なりの発展を試みる。
他の優れたものから学ぶ行動、精神が必要なときです。
かた(型)に、ち(血)をかよわせ、かたち(形)にする時期です。

"第三段階"である「破」は、応用(創造)であり、自らが独創の技を発揮する段階です。
型を離れて、独自の世界を創出していく時期です。


"a la carte"(いろいろ) でした


"8/16~19"
"these period is my"bonn-off"






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最終更新日  2004年08月16日 10時56分47秒
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