2010.01.04
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カテゴリ: 政治
鳩山総理が2日、失業者から「鳩山、やめろ」と罵声を浴びた。東京都が設けた公設派遣村を視察した時のことだ。総理は、表情をこわばらせるだけっだった(毎日新聞4日付け)。
同日付のスポーツニッポンは、鳩山総理の視察について「支持率アップのためでしょ。民主党政権になってから仕事がなくなった。もう何も期待していない」という21歳の建設現場で働く若者の声を掲載していた。
派遣村に入所した人は、昨年の1.8倍。政権交代によって、確実に景気は悪くなった。

毎日新聞の記事は「議員166人『小沢詣で』 上機嫌の新年会」という凸版見出しの100行近い記事の末尾の4行だ。割り付けの都合で削られる場所だ。掲載されてよかった。テレビ映像には流れなかったから。

その小沢一郎幹事長は、「国会議員を自分の元に集めること」に熱心だ。
中国へは143人の国会議員。新年会は166人。菅大臣は、乾杯の音頭をとったとか。
民主党本部では、鳩山総理の提案を小沢幹事長が一蹴したとのニュースも流れた。
新年会では「ここ一番という時」に国会で法案させるために参議院で単独過半数をめざすと述べたそうだ。小沢一郎氏にとっての「ここ一番という時」とは、どういう法案を成立させる時なのか。
通常国会では国会法改正をめざすとのことで、社民党が同調したという。「政治主導」ときれいごとを並べるが、真の狙いは、内閣法制局長の答弁を封じることだと思う。

検事の人事は、法務省が決めるはずだ。
政敵をすべて証人喚問することも可能になろう。

韓国の時代劇では、敵国の皇帝、皇后、子どもをはじめ血縁のある者を、一人残らず皆殺しにする場面を見た。今の日本の政治家はそこまでやることはしない。だが、小沢一郎氏は、敵を根絶やしにする思想の持ち主のように思える。お人好しの多いほかの政治家は、気をつけなければ。自分も含めて。

小沢一郎氏は、「目的のためには手段を選ばない」という考え方の持ち主にも映る。
端的な例は、当初月額13000円だった子ども手当を、小沢氏の一声で26000円にしたことだ。
「目的=選挙で勝つこと、手段=できもしないマニフェスト」だ。

この考え方に沿って、民主党は政権を奪取した。今、手段に掲げたことはどうなっているか。

「一般会計と特別会計を合わせれば200兆円を超える。2割の無駄があるから、この無駄を削れば、子ども手当の財源は、簡単に生み出せる」といった発言を、民主党の政治家は、テレビ番組で、街頭演説で繰り返した。2割といえば10兆円をはるかに超える。だが、脚本・演出が財務省官僚による政治ショーで削減できた金額は6000億円前後であり、ノーベル賞受賞科学者、オリンピックのメダリストなどから批判を浴びたように、無駄ではない予算を削る乱暴なショーだった。

国家公務員の人件費を2割削減するとも語った。一定期間、思い切った削減措置を講じると岡田氏は語ったりした。でも、何も変わっていない。

暫定税率廃止問題では、「ガソリン国会にする」と言って国会審議を無茶苦茶にした。全国で民主党の「ガソリン値下げ隊」が、暫定税率廃止のノボリを掲げて行動した。しかし、新年度予算案では何も変わらなかった。
後期高齢者医療制度を「姥捨て山」と罵り、やはりノボリを立てて、民主党は国民の不安をあおった。しかし、長妻大臣のやったことはといえば、後期高齢者医療制度の改革についての検討を官僚に丸投げしただけだ。

しかし、新年度予算案で年金記録照合の予算は、厚生労働省の要求額の半分に抑え込まれた。最低保障年金、<年金通帳>、歳入庁は、まだ影も形も見えない。

手段は、ボロボロの状態であり、<やるやる詐欺>とテリー伊藤さんがテレビで語るくらいだ。
だが、達成された目的=政権交代は、衆院選がなければ、影響を受けない。

「透明性」「公開」という言葉も、民主党は好んで使った。だが、あらゆる場面で、最後は、ごく数人の民主党幹部と大臣による<密室協議>で政策が決まった。透明性とか公開を見世物にしたのは<政治ショー>である事業仕分けだけである。<政治主導>で概算要求をまとめた責任者である大臣・副大臣・政務官を裏に隠して傷つけないようにした上で、<反論できない>官僚を袋叩きにした見世物だ。

参院選で、民主党に単独過半数を与えてはならない。








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最終更新日  2010.01.05 00:18:16
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