2013.01.30
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森田実の言わねばならぬ   2012.1.26~27より

《今日の論点(1)》一触即発の状況にあった日中関係の危機を打破し、平和への道を切り開いてくれた山口那津男代表、石井啓一政調会長、西田実仁広報局長ら公明党訪中団の誠実な努力に深く敬意を表する/公明党訪中団は、日中軍事衝突の危機を回避し、和平への道を開くことで大きな成果を上げた/ありがとう!と言いたい

「将来の戦争は勝利に終わるのではなく相互の全滅に終わる」(バートランド・ラッセル)

日中両国は平和共存し、互恵平等の関係のもと、アジアと世界の平和、繁栄のために協力しなければなりません。

 いま、私は1月26日付『公明新聞』を目の前におき、その記事を参考にしてこの原稿を書いています。1面トップの見出しは「党訪中団・習近平総書記と会談」「局面打開へ首脳間対話を〈山口代表〉、提案を重視し真剣に検討〈習近平総書記〉」となっています。記事の中に「大局的立場で戦略的互恵関係を推進」という見出しもあります。すべて正確な落ち着いた表現だと思います。

 私は、今回の公明党訪中団の成果はきわめて大きいと思っています。"日本を救った"と言って過言ではないほど、大きな成果を上げたと私は思っています。

 尖閣問題をめぐる日本と中国の対立は、きわめて危機的な状況にありました。まさに一触即発というべき危険きわまりない状況にありました。日本側が威嚇射撃をやれば、直ちに日中両国軍隊の軍事衝突にエスカレートする危険がありました。新日中戦争の危機があったのです。米国政府ですらこのことを本気で心配し、日本に対し自制を促したほどです。米国政府は中国政府に対しても戦争回避を求めました。軍事衝突の危機が現実にあると、米国政府は見ていたのです。

 山口代表ら公明党訪中団の最大の成果は、この軍事衝突の危機を止めたことです。この点は、とくに高く評価すべきことです。東京で発行されている大新聞各紙を見ましたが、「公明党訪中団によって平和が守られた」と率直に評価している記事は見当たりませんでした。どうして率直に評価できないのでしょうか。情けないと思います。公明党訪中団の最大の成果は、新日中戦争勃発の危機を遠のかせたことなのです。これはたいへん大きなことです。

 この意味で、山口代表ら公明党訪中団は、日本国民の大恩人だと私は思います。日本国民の一人として、私は今回の公明党訪中団に心から感謝しています。すべての日本国民が、公明党訪中団に感謝すべきだと思います。

 今回の公明党訪中団の活躍により、日中関係が平和の方向へ向かって動き出します。もちろん、まだ、わだかまりはあります。両国国民の中にも、わだかまりは依然として残っています。しかし、中国のトップが「日中両国間の問題を外交上の対話で解決しよう」と言明した意味はたいへん大きいことです。安倍首相に要請します。今回の公明党訪中団の成果を生かすような平和外交を進めることを。

 安倍内閣と自民党の中には極右的、反中国的ナショナリズムはありますが、安倍政権は公明党との連立政権です。昨年12月16日の総選挙で自民党が大勝利した最大の原因は、自民党と公明党との選挙協力にありました。安倍自民党にとって公明党は大恩人です。しかも安倍自民党は来る2013年夏の参院選で敗北したら挫折してしまいます。公明党との選挙協力なしに参院選における安倍自民党の勝利はありません。安倍自民党は公明党によって支えられているのです。このことを理解できないほど自民党は愚かではないと思います。安倍自民党は、今回、山口公明党訪中団が切り開いた日中対話の道に入らなければならないのです。安倍内閣と自民党は、公明党の誠意に素直に応えるべきです。公明党訪中団の成果を踏まえた前向きの行動を安倍内閣に望みます。

 日中間の平和的対話が広がれば、2012年9月に燃え上がった中国の反日ナショナリズム、日本の反中国ナショナリズムも沈静化していきます。両国民の交流が拡大すれば、国民レベルの日中友好は前進します。この意味で、山口公明党訪中団の訪中の寸前に訪中した、鳩山由紀夫元首相の訪中にも大きな意味があったと思います。鳩山氏は、週刊誌等で気の毒なほど罵詈雑言を浴びせられていますが、鳩山訪中によって中国の反日ナショナリズム感情がかなり和らいだことはたしかです。公明党訪中団の前の鳩山訪中には意味がありました。私は、日本国民の一人として、山口代表、石井政調会長、西田広報局長ら公明党訪中団に対し、重ねて、深く感謝します。山口さん、石井さん、西田さん、ありがとう!!

《今日の論点(1)》山口那津男代表、石井啓一政調会長、西田実仁広報局長ら公明党代表団の訪中は大成功を収めました/民主党の菅内閣とくに当時の前原外相と野田前首相と石原慎太郎前都知事が破壊した平和的、友好的日中関係を修復する一歩を築いた山口公明党訪中団に深く感謝します/山口訪中団の成功を支えた創価学会の池田大作名誉会長の長年の努力に、ひとりの自由な立場にいる国民の一人として深く敬意を表します。

「成功の秘訣というものがあれば、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である」(フォード)

山口那津男代表らの公明党訪中団は、日本国民のために大きな仕事をしました。感謝します。この際、忘れてならないのは、長年にわたって日中友好のために努力してきた創価学会とくに池田大作名誉会長の大きな功績と、それにもとづく日中間の強い信頼関係が、山口訪中団の成功の基礎にあったということです。われわれ国民は日中両国の平和友好関係を築いた池田名誉会長と創価学会の長年の努力に感謝しなければならないと思います。

 日本国民の気持ちを一言で言えば、「ほっとした」ということだと思います。多くの国民は、尖閣諸島をはじめ日本と中国の対立がこれ以上エスカレートしないことを願っていました。軍事衝突が起きないことを祈っていました。日本と中国が戦争をしないことを願っていました。大多数の国民は心配していたのです。多くの国民は、安倍首相ら極右思想をもった自民党の若手リーダーたち、石原慎太郎日本維新の会代表、前原元外相、野田前首相らの極右政治家たちが戦争の好きな人たちではないかと心配しています。東京に本社のある大マスコミの人々も戦争が好きな人たちではないか、と一般の国民は感じ、心配しているのです。一般の国民は平和を愛しているのです。安倍さんや石原さんとは違うのです。

 このような平和を望んでいる国民にとっては、尖閣の日中対立は大変な心配の種でした。「ほっとした」という声は、紛争を心配していた一人の主婦でもある舞台監督のわかぎゑふさんの言葉です。この言葉は、日本国民の気持ちを代弁していると思います。

 公明党訪中団の前に、鳩山由紀夫元首相が訪中しました。東京に本社のある一部の大新聞と週刊誌とテレビは、鳩山元首相を「国賊」と呼んだ非常識な安倍内閣の小野寺防衛大臣の側に立ち、鳩山元首相を非難しました。鳩山元首相を「国賊」扱いしたのです。

 しかし、これは大間違いです。「国賊」と言った安倍内閣の閣僚のほうが悪いのです。鳩山元首相を中傷したマスコミが悪いのです。鳩山元首相は悪くありません。たいへん良いことをしたのです。鳩山訪中によって、中国内の反日世論はかなり軟化しました。

 鳩山元首相の中国訪問と中国での発言は、中国国内で大きく報道されました。これによって、中国国内の反日世論は沈静化する方向へ行きました。この点で鳩山元首相は大きな役割を果たしたのです。鳩山訪中は、中国と戦争したがっていた好戦的な政治家にとっては腹が立つことだったかもしれません。しかし、一般の日本国民にとっては、たいへん良いことをしたのです。公明党の山口代表らの訪中団は、鳩山訪中以上の大きな成果を収めました。公明党が与党の一翼を担っているからです。

 山口公明党代表と中国共産党総書記の習近平氏の会談によって日本と中国の関係修復への第一歩が切り開かれました。これで日本国民は「ほっとした」のです。日中関係は平和の方向へ動き始めたのです。

 公明党代表団が中国のトップリーダーの習近平総書記に会うことができたのは、長年にわたって日中友好関係のために大きな努力をしてきた、公明党の支持団体の創価学会の名誉会長であり公明党の生みの親である池田大作氏の存在がありました。中国政府指導者と中国国民は池田名誉会長を信頼し、尊敬しているのです。この中国の指導者と中国国民の信頼と尊敬は、池田名誉会長が長年、日中友好関係の確立のために献身的な努力をしてきたことによるのです。

 最近、中国では各方面で「池田思想」の研究、勉強が行われているとのことです。池田名誉会長の人類愛、平和、調和の思想の学習熱がリーダー層の間に広がっているそうです。

 このような、中国指導層と中国国民の信頼と尊敬が、公明党の信用の高さの、一つの大きな基礎だと思います。

 山口公明党代表が中国のトップの習近平総書記と会見することができた背景に、池田名誉会長を中心とする創価学会、公明党の長年の努力があったのです。

 われわれ日本国民は、尖閣諸島をめぐって新日中戦争が起こる可能性もあった危険な状況を回避する方向へ導いてくれた公明党と創価学会の指導者に感謝しなければならないと思います。私は一人の自由人にすぎませんが、率直に感謝の念をもっています。国民の中には創価学会、公明党のことをご存じない方も多いかと思います。私が会った公明党、創価学会の人々はみな、良い人です。立派な信頼できる紳士、淑女です。素直な気持ちで「ありがとう」と申し上げます。          






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最終更新日  2013.01.31 01:02:46 コメントを書く


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