2016.07.18
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
WEB第三文明
2016年07月16日 08:19
参院選で明らかになったこと――誰が何を煽り立てているのか?

7割が「野党に魅力なかった」

 7月10日に投開票が行われた第24回参議院選挙。事実上、共産党が主導した初の「野党共闘」が注目されたが、結果は与党の圧勝に終わった。


 民進党など野党は参院選で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を失敗だったと批判した。しかし、自民党の得票率は、アベノミクスの「恩恵」が届いていない市町村でも2013年の前回参院選と大きくは変わらなかった。地方でもアベノミクスへの期待は根強いといえる。(毎日新聞7月12日朝刊)

 選挙前の各社調査でも有権者の関心は「経済」「医療・社会福祉」だったが、野党4党は争点を「憲法改正」「戦争法」などとして、国民の不安を煽る戦術に出た。
 政策論争を避け、不安や憎悪で国民を分断する野党の手法や、「3分の2を取らせない」といったネガティブな姿勢は、かえって多くの有権者を失望させた。
 朝日新聞が選挙後に実施した調査で、なぜ与党が改選議席の過半数を大きく上回ったのかという問いに対し、




と、7割を超す人々が野党の失態を指摘している。

ネット選挙戦術と「扇動家」

 今回は選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、10代有権者の動向も注目された。共同通信の出口調査では、10代の40.0%が自民党に、10.6%が公明党に投票しており、民進党、共産党など野党4党への投票割合は他の世代より低調だった。
 メディアやネット上で大きく取り上げられ続けたSEALDsなど若者を中心とした煽情的な安倍政権批判が、実際の若い世代にはさほど響いていなかったことを裏付けたかたちだ。
 また生活の党の山本太郎氏が支援した三宅洋平候補(東京選挙区)は、フェスと銘打った選挙運動の動画をSNSを通じて拡散する手法をとった。
 そこでは、「三宅候補への支持が若者を中心に急拡大している」「当選圏内に入っているのにメディアは報道しない」といった【解説】が添えられた。しかし実際の得票は、6位候補の半数程度、8位の横粂候補にも終始水をあけられ、そもそも当落競争には遠く及ばないものであった。
 デマや陰謀論を拡散して知識の乏しい層を扇動する三宅氏の手法は、むしろ多くの批判を浴びることとなった。こうした人物への支援を熱心に呼びかけた政治家や著名人の責任も大きい。
 創価学会の三色旗をかざして公明党を批判する人々についても、野党や一部メディアは、あたかも公明党の支持基盤に分裂が起きているかのように吹聴した。だが、公明党は逆に前回参院選より比例得票数を伸ばし、過去最多に並ぶ14議席を獲得した。
 今回の参院選では、「ネットde真実」(※)よろしく、デマに取り込まれる人々や、デマを操る扇動家たちの存在が目についた。
 同時に、この種の扇動家たちがネット空間を利用して、さも大きな変化が起きているかのように見せていたものが、いかに実像とかけ離れたものであるかも白日の下にさらしたといえる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.07.19 00:19:59
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: