2016.11.28
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森田実先生と関根宏会長は同い年です。転載します。

週刊・森田実の言わねばならぬ 2015.11.28(その6)
平和・自立・調和の日本をつくるために【242】

人間尊重の理想主義的経営理念を貫いている関根宏㈱ユーディケー会長に建設哲学を学ぶ

「平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである」(アンドレ・ジード)

 埼玉県に尊敬すべき建設業者がいます。関根宏㈱ユーディケー会長(83歳)です。
 初めてお目にかかりましたのは20年ほど前のことでした。埼玉県建設業協会主催の講演会の講師に招かれた時です。この時、私を迎えてくれた方が、当時埼玉県建設業協会の会長をしておられた関根宏氏でした。温厚な人柄と高い知性に圧倒されたことを記憶しています。
 半年ほど前、友人の福永信之埼玉県議会議員(公明党)にお願いして、取材の機会をつくっていただきました。さらに、この度、㈱ユーディケーの工事現場の見学をお願いいたしましたところ、快く応じてくださり、㈱ユーディケーがいま行っている「25幸手—17号 幸手中央地区A地区調整池工事」を見学させていただきました。
 工期は平成25年9月30日から平成28年1月29日ですが、平成27年10月末の段階で92.0%ができ上がっていました。

 調整池工事には高度技術が駆使されています。すばらしい調整池が完成しつつあります。私の主観的見方ですが、採算上かなり厳しい仕事のように感じました。
 関根宏㈱ユーディケー会長は、誠実で実直な経営者です。
 2005年の『日本工業経済新聞社』のインタビューにおいて、こう語っています。
《座右の銘は「止揚(しよう)」。「仏門用語です、どの時点でもまだダメ人間であることを自覚し、つねに反省しながら前に進まなければならない」という意味だそうです。「満足していては進歩は止まる」のです》
 さらに2015年10月の『埼玉建設新聞』において、こう語っています。
《(今日まで)大きな試練がありましたが、多くの人々に助けていただいて、乗り切ってこられました。会社が存続しているのは自分だけの力ではないことを強く感じています》
《(現場で大きな災害事故が起きたとき)被災者を一刻も早く救出しなければなりませんし、二次災害を起こすことも許されませんので、ほかの現場を全部止めて、全社員を投入し対応しました。社長として絶対に逃げないという気持ちで臨みました》
 関根宏会長の建設業者としての生き方に、私は強く共感しています。関根宏会長は、人間尊重の土木建設業という理想主義に立って、国民・市民優先、時には自己犠牲をいとわぬ経営姿勢を貫いているのです。日本の建設業は、関根宏会長のような真っ直ぐで謙虚な人道主義経営者によって支えられているのです。
 私の生家は江戸時代からの建設請負業です。関根宏会長は、50年前にあの世へ逝った私の父親に非常に似ています。親父の生き方は私の人生の原点です。関根宏会長はわが師です。
[以上は『日刊建設工業新聞』2015年11月24日号の「建設放談」欄に執筆した一文です]





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最終更新日  2016.11.28 09:42:09
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