2020.01.03
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「皆の思いを背負って、どんな状況でも、自分の走りで絶対にシード権を獲得すると決めていました。まずは、できるだけ早く前に追いつくことだけを考えていました。追いついた後も、一気に引き離そうと、攻め続けました。途中、何度も足がつりそうになりましたが、ももをたたいて持ちこたえました。心だけは絶対に負けないと決めていました。沿道の大応援が、その心をさらに強くしてくれました。区間新記録は意識していませんでしたが、日々、自分に勝つことにこだわり続けた結果だと思います」

スポーツ報知(1月2日付)
https://www.google.com/amp/s/hochi.news/amp/articles/20191223-OHT1T50125.html
嶋津の目は、周囲が暗くなると「上映中の映画館」のように見えにくくなる。生まれつきの「網膜色素変性症」は進行性。この先、さらに見えにくくなる可能性もあるが「運命」と受け入れて前を向いて走る。
陸上を始めたきっかけは、小学4~6年生で争う地域のマラソン大会だった。ゴール後に両親から褒められ「陸上って楽しい」と感じ、中1から本格的に始めた。小さいものが見えづらく、球技はほとんどできなかったが、走ることは大好きになった。「病気のことなど、知らないところで気を使わせて苦労させている」。ここまで支えてくれた両親への感謝を口にする。
心の支えがいる。「いいライバルであり、いい仲間」と語る同学年でチームメート、そして同じ病気を抱える永井だ。創価大への進学を決めたのはLED照明など設備の良さと、入学前に同じ境遇を持つ永井の存在を聞いたからだった。永井も「同じ競技で同じ目の病気。やっと共感できる人がいると思った」と絆は強い。冬場は日が短く暗いため、朝は照明がある別トラック、夜は体育館内を2人だけで走り込み、月750キロのほとんどは永井とともに汗を流す。
親友との“二人三脚”で、困難に屈することなく努力の末につかんだ大舞台。「令和最初だし、成人を迎える節目の年。こんな自分でも走れるところを見てもらい、見た人に一歩を踏み出してもらいたい」。初めての箱根路で輝きを放つ。
(スポーツ報知1月2日付より)





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最終更新日  2020.01.03 22:07:06
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