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December 22, 2010
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カテゴリ: 芸術
吉田修一の作品。

前に原作と、そして今日、映画を観た。

映画を観たのは、決して原作に対する感動からではなく、

純粋にキャストに興味を持ったから。


原作の感想を先に記しておけば、

終わりが最悪だった。

それは作品としてではなく、私の心の中に残るものとして。

今までに読んだ本の中でも、

最低な終わりを迎えた小説の一つになった。



この映画も見事なものだと言って支障はないと思う。

これも見事に、後味が悪い。


『全面的な許容は、大いなる愛か? それとも徹底した無関心か?』


そんな気持ちが後味として課題に残る。

最大の難点は、いずれを選んだとしても、笑顔に繋がるという点。

それこそが究極の課題として持ち上がる。

笑顔の一つを、いわゆる虚無のものとして切り捨てるのは容易い。

しかし、それでも笑顔は笑顔でもある。

それは、一つの幸せへの努力でもある。

その幸せへの努力をどう向けるかに、きっと正義も悪魔もない。


後味が悪いのは、



どこかで出口を塞がれてしまっている気がしたからなのかもしれない。










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最終更新日  December 23, 2010 01:54:04 AM
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