15時の満月 ~ありえない日常~

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2012/10/31
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普段から2ちゃんねる等においてL-01Dの
ICSルート化の情報を仕入れてきましたが、
そろそろ情報が出揃った感があるので、
とうとう踏み切ることに致しました。

とはいっても、実行するのは順番として
1:Ice Cream Sandwichにアップデートする。
2:Root化する。
という手順になるため、まずはICS化を目指します。

アップデート自体はメーカ(docomo)が公式にリリースしているので

データの消失や不測の事態でアップデートが正常終了しない、
と言ったことが起こり得ます。
なので基本的には必要なバックアップを全て取り、
万全の準備で挑むほうがよいので、
最低限消えてはいけない情報をバックアップします。

私の場合は電話帳データとmicroSDカードの中身くらいで
メールとかは消えても大きな支障はないので
バックアップと言ってもそんなに大きな苦労はありません。

L-01Dの場合、電話帳データは2種類あって
docomoとして登録できるデータ
Googleアカウントで登録できるデータ

しかも前に使っていたSC-01BのデータをGoogle側に
L-01Dで取り始めた名刺データをdocomo側に入れているせいで、
(会社で名刺交換したデータを取り込んでいます)
データのバックアップ方法が2種類になってしまいます。
Google側は意識せずとも(同期を普段から取っていれば)

docomo側は明示的にバックアップを取ってあげる
必要があります。
とはいってもdocomoの電話帳データは、
L-01Dにプリインストールされている『ドコモバックアップ』という
ソフトで簡単にサーバ上に保管することができるので、
そのあたりは誰でも簡単にできます。

microSDのデータも、ちょっと知識があれば簡単。
内容を丸ごとコピーすれば済むだけですから。

これでICS化する障害は『ほぼ』取り除かれました。
あと肝心なのは『元に戻れない覚悟』だけ。
たとえICSの使用感が自分に合わなかったとしても、
前のAndroid2.3.5(コード名Gingerbread、以下GB)には
後戻りできません。(Root化すればできます)
でもICSにするための覚悟はできています。
私の場合は後述するRoot化も視野に入れていますから、
ICSに馴染めなければGBに戻せます。
ICS化の途中で文鎮化する覚悟は必要ですが。

そんなわけでdocomoの公式サイトのアップデートの手順を見ながら
順を追ってやってみました。

先日アップデートを考えた際に
『LG mobile support tool』をダウンロードして
ICS化に支障がないか、のみを実験済みでした。
本来はこのtoolをPC側で起動し、L-01Dを接続すれば
あとは指示に従っていけばICS化は完了するはず。
実験でも『確認ボタンを押せばICS化できる』ところまで
進むのを確認してあったのですが・・・
いざtoolを起動を試みるとtool自体が起動しない。
なにやらサーバにうまく接続できていない様子。
何度か試してみましたが、1時間ちょっとを浪費してしまいました。
翌朝(今日ですが)試してみると、何事もなかったかのように起動。
なんでしょうね。サーバがダウンしていたのか?
全く反応のなかったtoolが普通に起動し、
ICS化可能なメッセージが画面に出ています。
ここで躊躇わずにポチりました。
『環境の解析』
『(アップデータの)ダウンロード』
『ソフトウェアの更新の実行』が淡々と進み、再起動がかかると
画面には『Androidのアップグレード中』とメッセージが出ており、
119個中、○個のアプリを最適化していますと
どんどんカウントアップされ、
ついにはめでたくICS化できました。

アップデートに要した時間は約20分。
公式では40分ほどとなっていましたが意外に早かったですね。
インストールしているアプリの数や、
ネットワークの環境にもよるのでしょうね。

めでたくICS化は成功しましたが、いよいよ正念場はここから。
『無理にroot化する必要ないじゃん。そのまま使えば?』
なんて声が聞こえてきそうですが、
私が持っている『知的好奇心』は誰にも止められませんw
私の脳が『絶対にroot化しろ』と叫び続けていますw
root化すればいろいろと恩恵がありますからね。
リスクもありますが。
当然のことのようにroot化開始です。

あっ、記載するのが遅いですが、当ブログではroot化の方法は解説しません。
全ては自分で調べてください。
逆に言うと、root化とは
『調べることが出来るようでないと手出し不可』と
考えていただいたほうが良いから。
そのくらいリスクは高いのです。
もしroot化の途中で失敗しても、自己解決ができるようなスキルが必要です。
ここで言う自己解決とは
『ネットで公開されている情報などを元に、自力で解決』を指します。
ネットで公開されていることを参照することは
他者の知識を借りることにはなりますが、
他者を頼っているわけでもなく、他者にやってもらうわけでもありません。
最低限として
 ・5~10ほどのLinuxコマンド(コピー、パーミッション変更等)
 ・WEB検索スキル
 ・読解力、日本語力
は必要です。どれか一つでも欠けている場合は
(欠けていると思われる場合は)潔く身を引きましょう。

で、前述の通りいろいろなところで調べ上げてから臨みましたが、
順調にroot化完了、とはいきませんでした。
ccs_disablerがうまく入らなかったため。
必ずバッチファイル中にある『com.android.vpndialogs』を実行するところで
強制リセットがかかってしまいました。
(たしかチャレンジの初めのころはうまくいっていたが・・・)
一か八かバッチファイルの上記コマンドを削除して
うまくccs_disablerが導入できましたが、
途中にあるSystem.imgの取得に10分ほど必ずかかるため、
多くの時間を費やしてしまいました。
たぶん順調であれば10分ほどで終わる工程を
3時間以上かけたと思います・・・
性も根も尽き果てるちょっと手前でccs_disablerが入りました。
あとは大きな障害もなく、20分ほどの時間をかけ
ようやくのroot奪取に成功。
休みをまるまる一日費やしてしまいましたが、
ようやく自分の納得のいく状態にできましたとさ。

ICS化は2ちゃん等で『良アップデート』と再三言われていましたが
私もそう感じます。
大きいのは
 ・バッテリー持ちの改善(スリープ時)
 ・一部アプリの高速化
ですね。
スリープ中のバッテリー持ちについては、
体感的に今までの倍は長持ちしています。
アプリ起動中とか、使用している時の消費率は変わらない気がしますが、
使っている時間よりもスリープのほうが圧倒的に多いので。
アプリの高速化も、地味に見えて結構大きな改善です。
特に私のような気短な性格だと、
ちょっとモタモタされると『イラッ』とさせられますが、
今までもたついていた『SPモードメール』等が
クイックレスポンス化しましたw。
双方とも、ひょっとしたら『デュアルコアの効率化』が
大きく影響した可能性があります。
今までのGBはデュアルコア用の設計ではなく、
デュアルコア搭載のL-01Dの性能を出し切れてはいませんでした。
ところが今回のデュアルコア対応のICSにすることで、
 1:負荷がかかった時に、シングルコアで高周波数で動いていた。
 2:デュアルコアを上手に運用できるようになった。
 3:そのため、同じ操作でもコアを低周波数で動かせ効率もよくなる。
 4:結果、低消費電力になる。
となったのではないかと思っています。
それが上記2点のような変化となって体感できた、というわけ。

root化しない方でも、今回のICSにするメリットは十分にあると思います。
多少UIの変更などに戸惑いはあるかもしれませんが、
それを補って余りあるアップデート。
2ちゃん住民が揃って『良アプデ』と言っていたのは
やはり信憑性のあることなんですね。
オヌヌメです。





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Last updated  2012/11/02 10:42:51 AM
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まっちょマン @ Re:世の中を憂う(04/10) いつの時代も「近頃の若い奴は」と云われ…
Einstein.Jr @ Re[1]:2年半の成果(03/30) まっちょマンさん ありますよ。たくさん。…
Einstein.Jr @ Re[1]:2年半の成果(03/30) もちもち)^o^(さん おっ、久しぶりですね…
Einstein.Jr @ Re[1]:サボりすぎ? < しかも加速(03/27) まっちょマンさん プレデターは多人数でや…
まっちょマン @ Re:2年半の成果(03/30) 改革すべきこと、けっこうありますね。 い…

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