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速報


 フィギュアスケート女子は、大会前の予想通り、SPで金妍児(キムヨナ)が首位、日本の浅田が2位と、19歳の新旧世界女王が1、2位につけた。



 宿命のライバルとも言える2人。生年月日は20日違いで、身長体重もほとんど同じ。しかし、演技スタイルには違いも多い。



 よく「表現力のヨナとジャンプの真央」と評されるが、金妍児はジャンプの能力も高い。武器は、難度の高い組み合わせの3回転―3回転の連続ジャンプ。



 コンスタントに跳ぶのは世界で彼女くらいで、スピード感ある豪快なジャンプは評価も高く、得点を伸ばしている。浅田の武器であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、かつて練習では跳んでいたとも言うが、実戦では使ったことがない。



 一方、浅田の場合は、昨季まで3回転―3回転を組み込んでいたが、回転不足を取られることが多かったため、今季は外し、SP、フリー共にトリプルアクセルを中心に構成している。



 大技が復調した今、技術点でもライバルと対等に戦える状態になってきた。フリーでトリプルアクセルを2度決めることができれば、逆転の芽は出てくる。



 ところで、2人は、お互いをどう評価しているのか。



 以前から、「高いレベルで競争できる相手」と金妍児が話せば、浅田も「ジュニアの頃から戦っていて、お互いに刺激になる」と答える。







 2人の賢明な19歳は、自分たちの発言の重みも知っている。ライバル心は胸に秘め、決して表には出さないようだ。



 五輪では、トリノ大会まで過去3大会、荒川静香を含めて女子の金メダリストは青系統の色の衣装を着ていた。一方で、過去2大会は、直近の世界選手権で勝っていない選手が優勝している。



 今季の2人のフリーの衣装は金妍児が青で、浅田は赤。そして、世界選手権は昨季は金妍児、その前のシーズンは浅田が制している。衣装の色では金妍児、世界選手権との関係では浅田に追い風が吹くが……。



 さて勝利の女神はどちらにほほえむか――。(宮崎薫)

※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または読売新聞に帰属します。









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最終更新日  2010年02月26日 10時07分50秒


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